猫の外飼いは迷惑なの?猫の外飼いのメリット・デメリットを紹介!
猫の外飼いは、近隣の方にとって迷惑なのでしょうか?猫にとっては外飼いが理想でしょうが、外飼いは常に危険がさらされています。猫の心親知らず、飼い主は心配でたまらないでしょう。ではその外飼いについて、メリットとデメリットを紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
猫の外飼いのデメリット
外飼いは、猫にとっては快適な場所です。田舎でのんびりと、ストレスもなく快適ですよね。
しかし、外飼いは病気や事故などの危険とは、いつも背中合わせなのです。
外飼いは寿命が短くなる?病気のリスクは高い?
外飼いは、室内で飼うよりもネコの寿命は比較的短くなる言われています。その理由は、外飼いだと様々な危険に晒されることが多いからです。
子猫だと、天敵に襲われてしまったり、悪天候などで命を落としてしまうこともあるでしょう。
免疫力や抵抗力も弱く、栄養を充分に摂れない環境にいたりすると、感染症にもかかりやすくなってしまいます。外飼いの子猫は、生存率が50%ほどにまで落ちるとの報告もあるくらいです。
また、成猫でも餌や水、トイレの管理は、外飼いだと完全にはできません。喧嘩などで怪我をして感染症にかかったり、病気にもなりやすいでしょう。
交通事故に遭う可能性も、圧倒的に外飼いの方が高いですよね。
外飼いは、室内飼いに比べて、寿命が短くなってしまうのは、これらの理由があるからでしょう。
近隣住民に迷惑がかかる?
猫のテリトリーは狭く、大体半径200メートル以内だと言われています。
しかし、たとえ一軒家だとしても、放し飼いにした猫の行動範囲内に近隣の住宅があれば、外飼いの猫は近隣住民の敷地内に自由に出入りできてしまうわけです。
当然、排泄もするでしょうし、発情期になると大声で鳴いたりもするでしょう。
畑や土地を荒らしてしまったり、近隣の方の室内に上がり込んでしまうこともあるでしょうし、敷地内で事故に遭う可能性もないとは言えません。
猫を外で飼うと、多かれ少なかれ、近隣住民に迷惑がかかってしまいます。
帰ってこない可能性がある?
猫を外で飼うと、時には猫がテリトリーを超えてしまうこともあるでしょう。
テリトリーを超えてしまうと、場所が分からなくなり、迷子になって帰ってこなくなる可能性があります。
帰ってこなくなるのは、迷子だけでなく、知らない人に保護されたりすることもあるでしょうし、避妊去勢をしていない猫なら新しいパートナーを見つけて、新しい場所で暮らすこともあるでしょう。
また、不慮の事故に遭うのも、帰ってこなくなる理由のひとつです。無責任な放し飼いは、猫に不幸な結果を招いてしまうかもしれません。
あなたは家猫派?外猫派?
猫をペットとして飼っている人のうち、田舎暮らしと都会暮らしはほぼ半々でしたが、外で猫を飼っている人はほとんどが田舎暮らしだということがわかりました。
やはり近隣住民の方もいて、外飼いの場合は、やはり都会よりも田舎の方が適していると言えるでしょう。
外猫派?家猫派?50人に聞いたアンケート結果をまとめてみました。