猫の名前どうする?人気の猫の名前ランキング!和風・海外で人気の名前は?

猫の名前どうする?人気の猫の名前ランキング!和風・海外で人気の名前は?

猫ちゃんを迎えるにあたって、名前付けは最も大きな楽しみのひとつです。人間の赤ちゃんと違い、出生から名付けまでの時間制限がないため、無限に悩むことができてしまいます。この記事では、世界中の猫ちゃんの人気の名前を、最新のランキング形式でお届けします!

わたみゆ
ライター

わたみゆ

三毛マンチカンと一緒にのんびり暮らしています。 猫のありあまる魅力をお伝えしていきます。

記事の目次

  1. 1.猫の名前の命名で考えるべきポイントは?
  2. 2.猫につけたい和風の名前一覧
  3. 3.【2018年度】猫の名前の人気ランキング
  4. 4.海外の猫の名前で人気なのは?英語で多い猫の名前
  5. 5.まとめ

猫の名前の命名で考えるべきポイントは?

たくさんの子猫

猫ちゃんを新しく家族として迎えた時に、貴方ならまずなにをしてあげますか?

新鮮なお水の用意、快適な寝床の提供。そして、その子にとって世界で一つの名前をつけてあげますよね。

さて、いざ猫ちゃんをお迎えし、素敵な名前をつけてあげよう!
と思っても、とっさには浮かばないものです。

日本中、世界中で愛されている猫ちゃん諸君は、どんな素敵な名前をつけてもらっているでしょう?

ちなみに、猫は自分の名前そのものを覚えるわけではありません。
飼い主さんの呼びかける雰囲気や空気で物事を判断すると言われています。

優しい声でゆっくり呼びかければいいことがあると思い寄ってきますし、鋭く低い声で呼ばれれば叱られると思って逃げて行きます。

その為、長すぎて息切れするような難しい名前をつけると、飼い主さんも疲れるし、猫も困惑してしまいます。
飼い主さんが呼びやすく、猫も聞き取りやすい、なるべく単純な名前が良いとされています。

以上をポイントに、格好いい名前から可愛い名前まで、最新の人気ランキング一覧を交えながら紹介していきます。

猫につけたい和風の名前一覧

招き猫

日本人は昔から、猫を縁起物として大事にしてきました。小判を抱いて、片手で福を招き寄せる「招き猫」などはその代表格とも言えるでしょう。

因みに、招き猫は右手で「金運」。左手で「出会いの運」を呼び込むと言われています。

日本人が和風の名前を好む理由

昔から、日本の犬といえば「ポチ」、日本の猫といえば「タマ」が定番中の定番でした。日曜夕方に放映している国民的ホームアニメに出てくる白い猫も「タマ」です。

日本では、昔から人間の赤ちゃんを「珠のように可愛い赤ちゃん」と形容するのが様式美としてあります。
その兼ね合いで『赤ちゃんのように可愛い猫=珠』が転じて、タマ(あるいはたま)が定着したとも言われています。

このように、日本人が呼びやすく親しみやすい和風の名前は、いつの時代も不動の人気を誇っています。

具体的に人気があるのは、どんな名前?

子猫

和風の名前、とひとくちに言っても、同じ名前でも漢字とひらがなでは印象も大きく変わってきます。

呼ばれる猫ちゃんにとってはどっちでもいいささいなことですが、飼い主さんにとっては一大事。

調べる限りでは、まずは猫ちゃんの容姿や毛色、目の色から決める飼い主さんが多いようです。

例えば、しま模様が可愛らしいキジトラのオス猫は、その容貌が同じネコ科の虎によく似ている。
または、虎のように強く勇ましく育ってほしいという思いから、「虎徹」(こてつ、コテツ)と命名されることが多いようです。

調べた限りでは、オス猫は、キジトラ模様の虎徹に限らず、歴史上実在した戦国武将や刀の名前からとってつけられる率が比較的高いようです。虎徹も実在した刀のうちの一つです。

具体的にどんな名前が使われているのか、リストにしてみました。
さっそく見てみましょう。

そうそうたる顔触れ!オス猫につけられた勇ましい名前の数々。

虎

男の子に生まれたからには、いつかは虎になりたい。
と、思っているかも知れませんね。

■桃太郎(ももたろう)

お腰につけたきびだんご、でお馴染みの桃太郎さんですね。

■信長(のぶなが)

こちらも、本能寺の変でお馴染みの戦国武将より。
信長の詠んだ「鳴かぬなら殺してしまえ、ホトトギス」という句は、武士としての冷酷さと荒々しさを良く表しているとして、今も語り継がれています。

■信玄(しんげん)

甲斐の虎、とも呼ばれた戦国大名です。知力と武力を兼ね備えた強力な武人であったといいます。
虎は猫科なので、オス猫には意外に馴染むかも?

■武蔵(むさし)

巌流島の決闘で有名な、宮本武蔵ですね。
剣豪で知られる一方、兵法や芸術にも広く親しんだという側面があり、文武に秀でた人物として今も根強い人気があります。
名前の響きの恰好良さもさることながら、要領が良く、ずる賢いところもある猫ちゃんには案外ピッタリな名前かも知れません。

■悟空(ごくう)
古代中国の伝記、「西遊記」に登場する主人公の名前ですが、若い人、漫画が好きな人にとっては鳥山明先生の描いた国民的バトル漫画の方が先に出てくるのではないでしょうか。
いずれも自由気ままな最強の主人公、というキャラクターなので、自由な猫にはうってつけかも。

いかがでしょうか?
オスの猫ちゃんだけで、これ以上にたくさんの名付けがあります。

猫とはいえ、男の子に生まれた以上は強く勇ましく育ってほしい。
そんな飼い主さんの想いがこもっていますね。

一方、メス猫に多いのはどんな名前?

女の子猫

お転婆でも、わがままでも。
お姫様は気高く可愛いものなんです。

オス猫には戦国武将をはじめ、強くたくましい名前が人気を集める傾向にある一方、女の子はどんな名前が好まれる傾向にあるでしょうか?
こちらもリストアップしてみました。

■かぐや

童話でお馴染みのかぐや姫より。神秘的な雰囲気と美しさが、メス猫の妖しい魅力にぴったりです。

■小町(こまち)

由来は、平安時代の女流歌人「小野小町」より。
小野小町が詠む唄の美しさは勿論のこと、小町本人も大変美しかったことから、転じて「剣術小町」や「食堂小町」(看板娘のような意味)のように美しい女性をあらわす言葉として使われています。

■姫(ひめ)

「深窓の姫君」という言葉があるように、お姫様はあらゆる危険から遠ざけられ、大事に、丁重にもてなされます。
わがままなところもかわいい、そんな猫の性格を体現した秀逸な名付けとも言えます。

■いろは

■紅葉(もみじ)

■鈴(すず)

■雪(ゆき)

■桜(さくら)

いろはにほへと、ちりぬるを、と続くこのあまりにも有名ないろは唄。
音の響きも優しく、女の子らしく、素敵な名前ですね。

もみじちゃん、雪ちゃん、桜ちゃんは季節の情景を感じられます。
春や秋など、その子が生まれた、或いは出会った季節にちなんで名付ける飼い主さんも多いようです。

鈴(すず)ちゃんは子猫の鳴き声がまるで鈴がちりんちりんと鳴るように心地よい、という事で、響きの愛らしさもあり、人気があります。

鈴、と書いてりんちゃんと読ませる名前も最近人気が高まっています。
風鈴のような情緒がありますね。

性別を問わず人気あり!和菓子由来の名付け。

和菓子

食べちゃいたいほど愛おしく、かわいい猫ちゃん。

つい、甘くてかわいい和菓子の名前をつけたくなっちゃいます。

猫には多種多様な毛の色、瞳の色があります。どの猫ちゃんもそれぞれ少しずつ違っていて、個性的な面白さがあります。毛の色だけで言えば、比較的街中で多く見かける色として、「黒」「白」「茶色」の単色、あるいは全部揃った三毛猫などがいます。この毛の色にちなみ、日本が誇る食文化である和菓子の名前をつける飼い主さんもたくさん居ます。

  • 茶色の縞猫(ブラウンタビー)には「きなこ」、又は「くるみ」
  • 赤みがかった茶色(レッドタビー)には「いちご」、あるいは「もも」
  • 黒、またはグレーの猫には「あずき」「あんこ」
  • 白くて少しもちっとした猫には「だいふく」「おもち」
  • 瞳がグリーンの猫には「抹茶」

縞模様の入ったグレーの猫は通称『サバトラ』と呼ばれますが、魚のサバに似ていることから、国が認めた正式名称になっています。飼い主さんだけではなく、国も猫に対して多少「おいしそう」という思いがちらつくようです。

【2018年度】猫の名前の人気ランキング

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海外の猫の名前で人気なのは?英語で多い猫の名前

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