シャルトリューとはどんな猫?性格・価格・写真をご紹介!
シャルトリューという名前の猫種、あまり聞き慣れないと思いますが、その起源は古く16世紀に文献にその容姿が描写されているそうです。そんなシャルトリューという猫がどのような猫なのか、歴史や性格など、この記事で詳しくご紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
シャルトリューとはどんな猫?
シャルトリューはフランス原産の短毛種の猫です。
シャルトリューという名前は、フランスとイアタリアの国境地域になる地名ですが、名前の起源は諸説あり確定的なことは分っていません。
ロシアンブルー、コラットと主に「ブルー御三家」と呼ばれています。
写真
シャルトリューはこの微笑んだように見える口元から、「微笑み猫」とも呼ばれています。
子猫
シャルトリューは遊びが大好きでおもちゃでよく遊びます。
子猫の時期は特に好奇心が旺盛なので、たくさん遊んであげると良いでしょう。
成猫
「微笑み猫」という呼び名に加えて、「フランスの宝」「生きたフランスの記念碑」などの代名詞もあります。
鳴き声
シャルトリューという猫種の鳴き声が小さいってのは知ってたけど、うちのシャルロットの全力鳴き声がコチラでっす(笑)#シャルトリュー #鳴き声#ちっこい#猫 pic.twitter.com/e1LNKR9teH
— シャルトニオ (@gabchant) June 12, 2019
シャルトリューは元々飼い猫として品種改良されているため、無駄に鳴くことが無いようです。
たまになく鳴き声も小さくかわいい声をしています。
室内飼いする場合や、初めて猫を飼う方にとてもおすすめです。
歴史
シャルトリューは16世紀以降、文献や絵画に描かれるようになり、18世紀になると博物学者ビフォンにより、「フェリス・カートゥス・コエルレウス」という学術名を与えられているそうです。このことからシャルトリューは少なくともこの時期に、猫種として存在していたようです。
シャルトリューも、世界大戦の時代に入ると他の純血猫種同様に激減していきます。
生活の負担からペットを飼育するのが困難になったことと、シャルトリューの美しい被毛と大きな身体が毛皮として使いやすく人気があったことがその理由です。
戦後は個体数が少なく、純血猫種として復活させることが難しいため、ブルターニュの猫の繁殖家がペルシャとブリティッシュブルーを交配相手に選びます。
20世紀以降、個体数の増えたシャルトリューはアメリカなど海外に輸出されますが、当初はブリティッシュブルーとシャルトリューを同じ猫種として混同する事が多かったようです。
その後は、アメリカや国際的な登録団体に認められ現在も世界中で愛されています。