猫が甘噛みする意味とは?本気噛みとの違いやしつけ・対策方法をご紹介!
猫を撫でると突然甘噛みをされたことはありませんか?おそらく猫を飼っているほとんどの人が甘噛みをされた経験があると思います。甘噛みの理由は愛情表現?飼い主に対して怒っているだけなのでしょうか。猫が甘噛みをする意味や理由、しつけ方法等をご説明します。
最終更新日2020.05.06
猫が甘噛みする意味・理由
子猫のうちなら痛くないので良いかもしれませんが、成猫の甘噛みを放置していると本気噛みの噛み癖がついてしまいます。本気で噛むとひどい痛みがあるため、しつけによって治したほうが良いと考えられます。
猫が飼い主に甘えている
特に撫でているときに甘噛みをしてくるのは、「もっと撫でて」という意味があります。場合によっては、「撫でるのはいいんだけど、撫でる場所がちがう!」という意味でも甘噛みをしてくることがあります。
喉をゴロゴロ鳴らしながら甘噛みをしているのは、甘えている証拠です。子猫が親猫に対して行う行動のひとつでもあります。興奮してくると甘噛みが本気噛みになってひどい痛みを伴うこともありますので、甘噛みはほどほどにさせてあげることが必要かもしれません。
逆に「もう撫でなくていい!」という意味での甘噛みもあるため、実際のところは猫に聞いてみないとわからないでしょう。
猫の狩猟本能が関係している
これは飼い主の手を猫じゃらし等のおもちゃだと勘違いしている可能性があります。
手にじゃれてくる猫は、飼い主が日ごろから自分の手をおもちゃのようにして遊んでいるのではないでしょうか。後々の噛み癖のことも考え、手で猫と遊ぶことは避け、猫じゃらし等のおもちゃで遊ぶようにしましょう。
歯がこそばゆいから
子猫が甘噛みをする理由は、歯がこそばゆいからです。
人間の子どももそうですが、乳歯がグラグラして気になることがあります。子猫にもそれがあるため、甘噛みによって歯のかゆみを抑えようとしているのです。
歯がかゆい子猫用のおもちゃが市販されているので、そういったおもちゃを使用して歯のかゆみを抑えてあげるのもおすすめです。
猫が飼い主に対して何かを要求している
この「要求噛み」は猫のほか犬等にも見られますが、飼い主は猫の要求に対して応えてしまいがちです。
要求に応えてしまうことで、猫は「甘噛みをすると自分の要求が通る」と感じ、甘噛みの癖がついてしまうようになります。そのため、猫の「要求噛み」に対しては、応じない姿勢を見せることが必要です。
怪我等で痛い
こちらは甘噛みよりも本気噛みをすることが多いですが、怪我や病気等で特定の部位に痛みがある場合、その部位を撫でられたりするとやめてほしいという理由から噛んできます。
特定の部位を触ったときにしか噛んでこない場合は、怪我や病気等の可能性もあるため、一度動物病院へ連れて行ったほうが良いかもしれません。
猫が甘噛みをすることは愛情表現だと聞いたことがあるかもしれません。
もちろん愛情表現の意味もありますが、もしかしたら別の意味が込められているのかもしれません。