猫は写真のフラッシュ撮影で失明する?フラッシュ無しで可愛く撮影する方法を紹介!
暗いところの猫の撮影は、フラッシュをたくとなかなかうまくいきません。しかし、猫はフラッシュ撮影で失明すると、よく耳にしますが、本当なのでしょうか?また、フラッシュかなくても、可愛い写真を撮る方法はあるのでしょうか?疑問を紐解くべく、その答えを探ってみましょう。
最終更新日2020.05.06
猫が写真のフラッシュ撮影で失明するって本当?
猫は、強い光が目に入ると、止まってしまうと言うことを聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
猫が夜間の交通事故に遭いやすいのは、車のライトのような強い光を見て視界を失い、逃げ遅れるからだと言う話はよく耳にしますよね。
写真のフラッシュも同様に、猫にとっては強い光であることに変わりないですが、実際のところ、一回のフラッシュ撮影で失明する可能性はとても低いようです。
しかし、繰り返し強い光を当て続けるのは、猫の眼球にとっては良くないと言われています。
猫の撮影にフラッシュは避けた方が良い?
猫の目に、フラッシュを一度あてたくらいでは、それほど影響はないと言われています。しかし、光が当たることには変わりないので、猫の目には多少なりとも影響はあるようです。
理由は、猫の網膜には、暗闇でも少ない光を頼りにして、ものがよく見えるタペタムと言う、反射板のような仕組みが備わっているからです。
タペタムには、光を集約する役割があるため、猫の目に光が当たると、人間の倍くらいの負担がかかってしまうと言われています。
短時間のフラッシュは、失明まではいかないにしろ、猫の目に多少なりとも負担がかかることには間違いありません。フラッシュは、猫の大切な目を守るためにも、出来るだけ避けてあげましょう。
かと言って、長時間、猫の目に光を当てることは、たとえ弱い光だとしても、とても危険ですので絶対しないようにして下さいね。
猫の目にフラッシュが与える影響
猫の目に、一度の撮影におけるフラッシュの影響は、前述のとおりさほどありません。
しかし、長時間強い光を当て続けたり、フラッシュで何度も撮影したり、また、LED電気を使ったおもちゃで遊び続けたりすると、網膜障害になる可能性がかなり高くなるようです。
一回のフラッシュくらいではさほど影響はないですが、瞬時に当たる強い光はまた別だと言われています。
強い光を猫の目に当てると、網膜障害の他に痙攣発作を起こす可能性もあるので、気をつける必要があると言われています。
カメラやスマホで撮影する時も、光にはできるだけ配慮する必要があるようです。
猫の目は、暗いところでも光が当たると瞳孔を狭めて、入ってくる光の量を調整することができます