引っ越しは猫にとってストレス?ストレスを軽減させる方法をご紹介!
引っ越しは猫にとってどんな影響を与えるのでしょうか?子猫と成猫ではどちらの方が順応が早い?猫が新居に慣れるまでどうするのが正しいのでしょうか?猫が引っ越し先での慣れない環境で少しでも安心して暮らせるための方法をまとめました。
最終更新日2020.05.06
猫を連れての引越し
ですが、猫ちゃんの飼い主さんならきっと知っているでしょう。それがどんなに大変で不安なことかを。
猫ちゃんが引っ越し先に馴染めずケージから出てこない、体調を崩してしまったなど色々と噂が飛び交います。
では実際に引越しは猫にどんな影響を与えるのでしょうか?また、出来るだけストレスを軽減するためにはどうするのがよいのでしょうか?
引っ越しは猫にとってストレス?
家猫にとっての自分の縄張りは自宅なので、引っ越しにより突然見慣れない環境に置かれてしまうのは猫にとって大変不安で、ストレスがかかります。
子猫はある程度柔軟性が高い場合がありますが、成猫が住みなれた家の変化にとても敏感で、引越し先の環境に慣れるまで時間が掛かることが多いです。飼い主さんもたかが引越しと思わず、大切な猫ちゃんの気持ちに配慮した引越しをしましょう。
【準備編】引っ越しの猫へのストレスを軽減させる方法
1:慌てている様子を見せない
引越しというと荷造りに手続きにとバタバタしがちですが、飼い主のその変化にも猫はとても不安を覚えます。荷造りで変わっていく部屋の様子も猫はきっと不安な面持ちで見ていることでしょう。
それに加えて飼い主さんがキィー!と気が立ってしまっている様子を見せることは猫の精神によくありません。余裕を持った引越し計画をし、引越し直前でも出来るだけ猫ちゃんをリラックスできる状態にしておきましょう。
2:トイレの猫砂は使用済みのものを取っておく
前日の使用済み猫砂は少し取っておき、新居でトイレを設置するときに混ぜてあげてください。
猫は自分のにおいがして安心することでしょう。
また、他の猫ちゃんグッズもすぐに使えるようにお気に入りのおもちゃやカーペットなどは他の荷物と分けておきましょう。
3:猫の体調管理と健康診断
引越しで猫にかかるストレスはとても大きく、ご飯が食べられなくなったり、ケージから出てこないなど最悪の場合体調を崩してしまう場合もあります。
引越し先で猫の体調が悪くなった時に原因特定のためにもあらかじめ、かかりつけの動物病院で現在の猫の健康診断をしてもらっておきましょう。持病がある時は引越し先の動物病院にどう伝えればいいのか、アドバイスをもらっておくことも大切です。
【当日編】引っ越しの猫へのストレスを軽減させる方法
1:猫の脱走を防ぐ
引越し当日というのは人の出入りが激しいものです。引越し業者が出入りするだけでも猫は不安を覚えることでしょう。最悪の場合、驚いた猫が引越し中の開け放したドアから逃げ出してしまうこともあります。
あらかじめ猫をケージやキャリーバックに入れてお風呂場やトイレ、押入れなどの人の出入りがない場所に隔離しておきましょう。
猫と一緒のお引越し。ひと言で表せば簡単に聞こえます。