ベンガル猫の毛色・柄の種類と相場の値段についてご紹介!

ベンガル猫の毛色・柄の種類と相場の値段についてご紹介!

ヒョウのような美しい斑紋、筋肉質で流線形の体を持つ猫、ベンガル猫をご存知でしょうか?ヤマネコを祖先に持つ野性味あふれる見た目のベンガル猫ですが実は数種類の色柄があります。そのベンガル猫の毛色・柄の種類と価格の相場についてご紹介したいと思います。

野性味あふれるヒョウ柄のような毛色柄のベンガル猫ですが、50年程前にアメリカで作られた、まだ比較的新しい品種の猫です。そのベンガル猫の誕生、生態や毛色・柄の種類についてご紹介します。

遊ぶベンガル

ベンガル猫とは?

ベンガル
Photo bylshman000

ベンガル猫が誕生したのは1963年、アメリカ人の遺伝学者、ジーン・サグデン・ミルズが1匹のメスのアジアンレパードキャットを黒のオスのイエネコと交配させたことが始まりでした。

ミルズ氏は毛皮の為に密漁されるヤマネコに心を痛めていました「ヤマネコのような被毛を持つペットがいれば毛皮の為の密漁が減るかもしれない。」と考え、ヤマネコとイエネコを交配させました。
交配は成功し、子猫が誕生しました。

最初に生まれた子猫(F1世代)は仔猫の時は母猫と同じ毛柄でしたが、成猫になると父猫と同じ黒い被毛に変化していきました。この黒猫の子供たち(F2世代)はヤマネコのようなスポットを持っていたと言います。
しかし、ミルズ氏はF3世代を見ることなく中断しました。

1970年代アメリカのカリフォルニア州で猫の白血病の研究が行われていました。
ヤマネコなどの一部の種は猫白血病の抗体を持っているのではないのか、との仮説をもとにロマ・リンダ大学のウィラード・センターウォール医師はワクチンを作るため野生のヤマネコとイエネコの交配を行っていました。
この時生まれた仔猫は育種を再開したミルズ氏と共に、このF1世代から改めて繁殖の途につくことになり、さらに純血種としての改良を加え種として固定しました。

1983年にミルズ氏はTICAにベンガルの登録を申請し予備登録が認められました。

その後1985年のキャットショーにベンガルたちは出品され、多くのブリーダーや猫好きに絶賛され、ベンガルの美しさに影響されたブリーダーが、アビシニアン、シャム、エジプシャンマウ、アメリカンショートヘアなどの短毛の土着猫との育種を始めました。この時の様々な交雑によって、ベンガルは十分な遺伝子プールを持つことができ、純血の猫種として確立することができるようになりました。

ベンガルヤマネコについて

ベンガル猫の祖先で、アジアンレパードキャットと呼ばれるヤマネコです。性格は非常に凶暴で「人に懐くことはない」と言われています。東アジアや南アジアの広い森林地域に生息する比較的小型のヤマネコですが、熱帯地方で4kg程度、北に住むものは7kgを超えるものもいます。

木登りが得意で、猫にしては珍しく水辺を好み、泳いだり水遊びが大好きです。完全肉食性で小動物のリスやウサギや小鳥、爬虫類や両生類、魚類、昆虫なども捕食します。

現在はアジアンレパードキャットの輸出入や飼育は、法律によって厳しく規制されています。

サイズ

ベンガル猫は猫の種類ではやや大きめでオスの体重は5~8kg、メスの体重は3~5kg程度です。体長は55~80cm、体高は23cm~30cm程あります。

特徴

ベンガル猫
Photo byIrina_kukuts

ベンガル猫の最大の特徴はロゼットと呼ばれるヒョウ柄のような美しい斑紋模様で、ヤマネコの血統を受け継いでワイルドで野性的な見た目でしょう。小さなヒョウのようにも見えます。

被毛は短毛種ですがしっとりとしたベルベットのような手触りはベンガルの特徴でもあり、過去に毛皮目的で狩りをされていたのも頷けるような気がします。がっしりとした筋肉質な体で木登りも得意です。体の大きさに比較して頭は小さくやや幅の広いくさび形の精悍な顔、耳は大きく、胴や尾は長めです。

性格は見た目とは違い、甘えん坊で従順でかしこく、社交的で好奇心旺盛で飼い主さんとも鳴き声でコミュニケーションをとるおちゃめな一方、やんちゃで活発で運動量も多く、人にもよく懐きますので、しつけやすく、飼いやすいでしょう。

ですが、寂しがりやなところもあり飼い主さんが出掛けると大きな声で鳴いて、離れるのを嫌がるようなこともあったり、遊びが大好きでいたずらっ子ですので、相手をするのも大変で手が掛かるとも言えます。

運動量が多いので、広いスペースと高さのあるキャットタワーやキャットウオークなどがあると良いでしょう。

見た目とは違って、ツンデレではなくデレデレなところはギャップが激しすぎて、さらに愛しくなります。
運動量が多いという事は、それなりに運動に付き合ってあげられる体力も必要ということですね。
高いところからジャンプしてきたりもしますので、爪は時々切ってあげましょう。

オス、メスの違いですがオスはメスよりも体が大きめで筋肉質です。甘えん坊でよく懐きます。メスはオスに比べて少し小さく、筋肉量も少し控えめ、子育てするメスの気の強さもあって、気分によって甘え度合が違ってくるでしょう。

寿命は14年程度と言われています。

ベンガル猫は猫白血病の免疫を持ち、ワクチンを作るために交配された猫ですので白血病になりにくい猫種と言われています。

ベンガルファミリーのほっこりな日常の動画です。可愛くて癒されます。

毛色の種類

ベンガルの毛色は大まかに分けて3種類あります。

ブラウンの毛色

ブラウンはベンガルによく見られる毛色です。フォーンと呼ばれる少し明るい小麦色から濃い茶色の混ざったオレンジまで色の幅は広く、濃淡の幅が広いものはトリカラーと呼ばれ、希少価値があります。

ベンガル猫ブラウン
Photo by5826286

シルバーの毛色

銀灰色に黒い柄があるのがシルバーです。シルバーは最近品種改良され生まれた毛色です。
シルバー&スモークはアメリカン・ショートヘアのシルバー・タビーの遺伝子を改良して誕生したものです。

ベンガル
Photo bycatbadger

スノーの毛色

スノーは象牙色にこげ茶色の模様が入っており、色合いがユキヒョウに似ていることからスノーと名付けられました。スノーベンガルとも呼ばれ珍しい毛色です。

模様(柄)の種類

被毛の柄はスポット、ロゼット、マーブルの3種類です。それぞれの毛色と毛柄の組み合わせによって、呼び方も変わってきます。

スポット柄

スポット柄は体のあちこちに単色のヒョウ柄のような斑点が散りばめられた柄です。ベンガル猫ではよく見かける柄です。

ロゼット柄

ベンガルの特徴でもあるロゼット柄とは、スポット柄でも2色の明確な色または濃淡二層のレパード柄のことを言います。さらに細かく分けると、大きなヒョウ柄のワイルド型、バラの花びらのようなローズ型、大きな矢印のような形のアローヘッド型、ドーナツのような形で3色のドーナツ型があります。ロゼット柄の後ろ姿のベンガルを見ると、野性的な美しさに感動します。

ベンガル猫
Photo byskeeze

マーブル柄

マーブルはクラシック・タビーのような体に渦巻きのような大きな縞模様の柄のことです。大理石のように流れるような、不規則な縞模様でアメリカン・ショート・ヘアーに見られる柄です。

ベンガル
Photo bylshman000

ベンガル猫の値段は何で決まる?

猫とお金

気になるベンガル猫のお値段ですが毛色、柄、性別、購入時の月齢、購入する場合ペットショップかブリーダーの違い、血統の有無によって違ってきますのでご紹介します。

血統や毛色柄にこだわるならペットショップかブリーダーで購入

ショーに出すための血統や、色柄にこだわるなら、ペットショップやブリーダーです。
ブリーダーは専門的に猫の繁殖や改良を行っている個人、または業者です。
ブリーダーのほうが流通費を抑えていますので、ペットショップよりお安く購入できますし、猫のお世話の仕方や相談にも乗ってくれるでしょう。
母猫、父猫に会えますし、育った環境も見ることができます。猫も人と一緒で大人になってくると顔や柄が変化してきて、親に似てきます。

最近はインターネットでも購入できますが、できればどんな環境で、どんなブリーダーが、どんな風に繁殖させているのかを実際に見て聞いて知ることができるのは、安心感があります。

ペットショップでは流通されていない珍しい毛色柄の猫に会えるかもしれません。

ベンガルの毛色柄による価格の違い

ベンガルの特徴でもあるロゼットの柄が美しいほど高い値段がつきます。100万円を超えるものもあるようです。
最近公認された、シルバーは個体数も少なく希少性があるため価格はやや高めでしょう。

人気のある毛色柄はブラウンスポッテッドタビーでベンガルと言えばこの色柄です!
次に人気のある毛色はシルバースポッテッドタビーです。シルバーは最近公認されたばかりのカラーですので店頭ではあまり見かけないかもしれません。
 

性別の価格の違い

性別については、メスのほうが繁殖能力があるため、価格はやや高めです。

月齢の価格の違い

月齢の浅い子猫のほうが人気があるため高価です。大きくなって、5~6か月を過ぎると段々と値段が安くなる傾向があります。

子猫はかわいいですね。だんだん成長して変化していくのを見ていると、自分の子供の成長を見ているようで楽しくなってきます。
小さな子猫が可愛いと言っても、法律では56日を経過していない猫は残念ながら販売できません。
猫に限らず、動物の社会化期は母親や兄弟と一緒に生活して、いろいろなことを学ばなければいけない時期です。
 

第二十二条の五 犬猫等販売業者(販売の用に供する犬又は猫の繁殖を行う者に限る。)は、その繁殖を行つた犬又は猫であつて出生後五十六日を経過しないものについて、販売のため又は販売の用に供するために引渡し又は展示をしてはならない。

ペットショップに猫を見に行くこともあるんですが、6か月頃を過ぎた頃の猫が店頭からいなくなっていると、売れたのかな?と思い、少し気になります。

ベンガル猫の相場価格

ベンガル猫の価格の相場ですが、柄別にご紹介します。

ペットショップですとロゼット柄で30~60万、スポット柄で20~30万、マーブル柄で15~25万です。

ブリーダーからですとロゼット柄で、20~60万、スポット柄で10~20万、マーブル柄で10~20万
①ロゼット柄➁スポット柄③マーブル柄の順で、やはり人気のあるロゼット柄が一番高価です。

ベンガル

まとめ

ベンガル子猫
Photo bylshman000

いかがでしたでしょうか。

ワイルドで野性的な見た目を持ち、甘えん坊でよく懐き、従順で賢く、活発で遊び好き、猫の性質の良いとこ取りで、毛色や柄も美しく飼いやすいベンガル猫。

入手方法はペットショップかブリーダーが殆どだと思います。
毛色柄や血統のこだわらなければ、ベンガル猫に出会える可能性は低いかもしれませんが、里親制度や譲渡会という方法もあります。地域の愛護センターや動物病院、地域猫の活動をしているNPO法人などで実施していますので、問い合わせてみてください。

またぜひ下記の記事もご参考にご覧ください。

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