マヌルネコとはどんな猫?子猫の写真や鳴き声・会える動物園を紹介!

マヌルネコとはどんな猫?子猫の写真や鳴き声・会える動物園を紹介!

コミカルキュートなルックスで人気爆上げ中のマヌルネコ。他の猫にはない魅力満載のルックス、モフっとした丸いボディーがチャームポイントです。そんなマヌルネコ、実は絶滅危惧種に分類される希少な猫です。今回は、そんなマヌルネコについて詳しくご紹介します!

ごま
ライター

ごま

猫3匹と暮らすフリーランス/ラガマフィン(♀5歳)ラグドール(♂4歳)保護猫(♀推定6歳)

記事の目次

  1. 1.マヌルネコとはどんな猫?
  2. 2.マヌルネコの性格
  3. 3.マヌルネコはペットとして飼育出来る?
  4. 4.マヌルネコが見れる日本の動物園
  5. 5.まとめ

マヌルネコとはどんな猫?

古代最古のヤマネコ、マヌルネコ

マヌルネコは世界でも限られた地域にのみ生息するネコ種です。
マヌルはモンゴル語で『小さい野生ネコ』という意味です。英語表記のPallas's catはマヌルネコを発見したPeter Simon Pallasに由来しています。

生息場所は、インド、カザフスタン、中国、ネパール、モンゴル、ロシア南部などアジアを中心に計12ヶ国。残念ながら日本に生息していませんが、動物園でなら会うことができます。(会える動物園は記事の後半でご紹介!)

そんなマヌルネコの魅力はなんといっても可愛いルックス!
コロンと丸いボディーがなんともかわいいマヌルネコの写真を見ていきましょう。

写真

子猫

子猫時代ののマヌルネコです。

マヌルネコのもうひとつの特徴、顔の横についた耳。これは、岩陰に身を潜める際に耳がピョコンと出て敵にバレないためにこうなったと言われています。曲線を描く丸みを帯びた形も特徴的。

成猫

成猫になると、マヌルネコの特徴である丸いもふもふのボディーへと成長!シマシマの尻尾はまるでたぬきを連想させますね。

マヌルの密集したこの毛、これはどれだけ寒い地域でも生きられるようにとこのような毛量をしています。夏になるとイエネコと同じく換毛期に入るため、ややもふもふ具合は控えめに。しかし冬になると、もふもふ感はアップデート!毛の色にも変化が生じ、夏に比べ冬の毛色は灰色がさらに強くなります。ずんぐりとした体がよりむっくりと大きく見え、愛らしさまでアップデートされたかのように。

マヌルの特徴であるこの毛を毛皮として商取引するため、中国やモンゴル、アフガニスタンなどの地域ではマヌルが捕獲対象になっていました。しかし、絶滅危惧種に指定された現在はモンゴルだけでのみ捕獲が行われ、毛皮は中国へと密輸されています。

しかし、生活保護のためでしか狩りは認められず、毛皮の商取引にも厳しい規制がかけられています。

マヌルネコの特徴のひとつ、瞳です。

通常、猫は明るい場所では瞳孔が縦長になりますが、マヌルネコは丸いまま、小さくなったり大きくなったりします。これはイエネコでは見られない特徴です。

目の位置もやや上あたりについているように見えます。これは、野生の世界で生きていくために必要な特徴のひとつです。狩りなどを目的に岩陰に身を隠している際、ヒョイと目を出して獲物を探すマヌル。そんな時、上めについている目が役に立ちます。極力自分の存在を相手に知らせず、上手に狩りができるのです。

鳴き声

気になるマヌルネコの鳴き声を動画でご紹介!

マヌルの鳴き声は「うわぉ〜ん」タイプ。猫の中にも様々な鳴き声をするタイプがいますが、マヌルは「にゃーん」とは鳴かず、まるで話すかのように喉の奥から声を出します。怒っているようにも感じますがこれがマヌルの基本の鳴き声です。

歴史

Photo bychrysda

マヌルネコは最初イランで発見されました。別名『モウコヤマネコ』とも呼ばれ、ネコ科の中でも最古のネコと言われます。

マヌルネコを見ていると、どこか少し「ペルシャに似ているな」と感じます。ふさっとした長毛と丸いボディとフェイスがそう思わせます。

マヌルネコの原種、実はペルシャだった説があります。しかし後にベンガルヤマネコ属なのではないかという説も浮上。見た目的には完全にペルシャに近いと感じますが、その真相はまだ解明中といったところ。謎の残る希少な猫、マヌル。ますます目が離せませんね。

大きさ

マヌルネコの体長は平均50〜65センチ。尻尾の長さは20〜30センチ。体重は3kg〜5kgと、イエネコとほぼ同じ。もふもふの毛をしているため大きく見られがちですが、大型猫には分類されません。

寿命

Photo byPetraBlahoutova

普通にしていてもまるで顔芸を披露しているかのようなマヌルネコ。ずっしり体型だからかとても強そうに見られがちですが、実はとっても繊細な猫です。慣れ親しんだ飼育員さんに対してはなつく仕草を見せますが、とても警戒心が強く、人懐こい性格ではありません。

マヌルネコの平均寿命は飼育下であれば約11年と言われます。しかし、感染症での死亡率が高く、いくら飼育下であっても繁殖がとても難しい猫なのです。理由は免疫力が低いことにあり、病原菌の少ない高地に生息する猫であることがその理由とされています。

そんな厳しい条件の中、世界中の動物園が協力し合いマヌルネコの繁殖を続けています。2019年4月22日には、日本にある『那須どうぶつ王国』で8匹のマヌルネコが誕生しました。しかし残念ながらそのうち6匹は感染症などにより亡くなりました。残った2匹はすくすくち元気に成長中。ぜひ一度お目にかかりたいものです。

生態

Photo by pelican

マヌルネコは基本夜行性です。昼間は岩の間や岩穴に潜み、夜になると活動を始めます。
単独行動を好み、野生のマヌルネコの集団に出会うことはかなり稀です。

寸胴な体に付属した短めの手足から想像できるように、足は決して早くありません。そんなマヌル、獲物をとる時はちょっとずるをします。狩りたい獲物を見つけたら、後ろからそっと尾行、ここぞとタイミングを狙って捕獲!

主にナキウサギ類を主食とし、そのほかネズミなどの小型齧歯類や鳥類を食べるものもいます。

イエネコとの大きな違いのひとつでもあるのが歯の本数。イエネコが30本なのに対し、マヌルネコは28本と2本少なく、上顎第一小臼歯がその少ない部分にあたります。

マヌルネコの性格

かわいいルックスから、おっとりした性格をしているのでは?と想像しますが、実はマヌルネコ、怒るとちょっと怖いのです。

威嚇をする際、上唇の片方を釣り上げプルプルと震わせ、犬歯をキーッ!とむき出しにして怒ります。

マヌルネコはペットとして飼育出来る?

Photo byKaz

そんなかわいいマヌルをペットに迎えたい方は少なくないはず。

しかし残念ながら絶滅危惧種とあり、ご家庭では飼うことはできません。しかしマヌルに会える動物園が日本に6ヶ所あります!

マヌルネコが見れる日本の動物園

《マヌルネコに会える!動物園一覧(※2019年9月現在)》
・旭山動物園(北海道)
・那須どうぶつ王国(栃木県)※2019年4月22日赤ちゃんマヌルが誕生しました!
・埼玉県こども動物自然公園(埼玉県)
・上野動物園(東京都)
・東山動植物園(愛知県)
・王子動物園(兵庫県)

まとめ

今回は大変希少なマヌルネコをご紹介しました!
愛らしいルックスとは裏腹に、繊細で警戒心の強いマヌル。動物園で見せるコミカルな存在は見る人たちを魅了し、ファンが急増中です。一度見ると忘れられない独特な見た目はイエネコと一線を画する存在と言えます。

そんなマヌルネコにぜひ一度会いに行って見て下さいね!

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