猫のふみふみが意味するものとは？ふみふみの謎に迫る！

猫が、飼い主さんのお腹や柔らかい布団やクッションに、一生懸命前足で「ふみふみ」するのを見ていると可愛すぎてメロメロになってしまいますよね。よく見るとお口も何かを吸っているみたいに動いている感じです。あの「ふみふみ」には一体、どんな意味があるのでしょうか？なぜ猫は「ふみふみ」するのでしょうか？

可愛いけれど、とても不思議な行動です。

それでは、ただ猫の習性というだけでは片付けられないほど可愛い「ふみふみ」について、詳しくご紹介いたします。

まずは、猫の飼い主さんでも、この「ふみふみ」を見たことがない方もいらっしゃると思いますので、子猫の「フミフミ動画」をご覧ください。

本当に可愛いですね！
布団を「ふみふみ」しながら、どこか遠くを見つめるような、ちょっとうつろな瞳がたまりません。お口も「チュッチュッ」といってるみたいです。お母さんのおっぱいを探しているんでしょうか。

ただ飼い主さんをメロメロにするだけではなく、この可愛い「ふみふみ」には、何か理由があるようです。
それでは、その理由についてご紹介いたします。

この「ふみふみ」は「ミルクトレッド」とも言われています。子猫は、赤ちゃんの時、お母さんのおっぱいを押しながら飲みますよね。この「ふみふみ」はそのときの名残りだと言われています。
ただ、大人の猫もこの行動をしている子がいますが、それはまだどういう理由でやっているのかわかっていないそうです。

やっぱり、猫の不思議な行動なんですね。

ただ、大人になってもこの行動をする猫は、子猫のときに母猫に充分甘えられなかったことから来ているのではないかという説があるそうです。

それで、大人になっても子猫帰りして、大好きな飼い主さんに赤ちゃんのような行動をとって甘えているのではないか
と言われています。

この「ふみふみ」は、嫌いな人や知らない人には絶対しない行動なんですね。

一緒に飼われている犬や猫にもフミフミすることがあるようですが、「ふみふみ」するのは特定の犬や猫だけなので、それも、愛情表現の一つのようです。
その猫や犬に「大好きだよ」って伝えているんですね。

ただ、後ろ足で「ふみふみ」しながら、他の猫や犬の上に乗ってくるときは、マウンティング行動である可能性があるので、気をつけて見てあげましょう。

後ろ足で「ふみふみ」するのは、発情期のときです。オス猫は、独特の鳴き方をするのでわかりやすいと思います。

後ろ足の「ふみふみ」は、避妊・去勢手術をしていない猫がするようです。家猫などで交尾したいのにできない猫にとって、これは大きなストレスとなっているということです。

繁殖を希望されないのであれば、早めに去勢手術を考えられてはいかがでしょうか？去勢出術をすることで、他の病気の予防や発見にもなるとのことです。