【猫の爪とぎを防止】猫の爪とぎ対策5選をご紹介!
ペット可の賃貸物件だからといって、猫ちゃんの爪とぎを放置していませんか?柱や壁紙を爪とぎでぼろぼろにされてしまうと、退去するときに責任が生じます。そうならないためにも、爪とぎ防止対策を考えていきましょう。今回は、猫の爪とぎ防止対策を5つご紹介します。
最終更新日2020.05.06
ペット可の賃貸の物件で猫の爪とぎは要注意
みなさんは猫ちゃんの爪とぎをしっかりしつけしていますでしょうか?
最近では、大切な猫ちゃんと一緒に住むために「ペット可の賃貸物件」を選ぶ飼い主さんも多いですよね。普通の住宅でも、退去するときには入居時の状態に戻すことが義務づけられています。これはペット可の賃貸物件であっても同じです。
猫の爪とぎで壁紙や柱を引っ掻き傷でぼろぼろにされてしまうと、退去するときに責任を負わないとなりません。お部屋の状態によってはかなり高額な料金を取られることもあるんですよ。
そこで次からは、家を守るための猫ちゃんの爪とぎ防止対策をご紹介します。
猫の爪とぎ防止対策5選
そもそも猫ちゃんが爪をとぐのは、主にマーキング目的とストレス発散のためであり、生理現象なので止めさせることは出来ません。そのため飼い主さんが自ら、壁などに引っ掻き傷をつけさせない工夫をする必要があります。
市販のグッズを使ったり、物理的に爪とぎ出来ないようにしたりする方法があります。ひとつずつご紹介していきますね。
【猫の爪とぎ防止対策1】市販の爪とぎ防止シートやカバーで保護する
いつも同じ場所で爪とぎする猫ちゃん。壁紙やふすまなどをぼろぼろにされてしまう前に、カバーするための爪とぎ防止シートやクロスなどを利用して保護するといいでしょう。
白や透明なシートなので、外観を損ねることもなくつるつるした感触ですし、猫ちゃんは爪がすべって気持ちよく爪とぎできません。そのうち自然とその場所には近づかなくなります。
このようなシートは通販でも買えますが、セリアなど100均でもおしゃれなものが売られていますよ。またシートの他にも木材などを使ったカバーもあります。
木材は猫ちゃんがガリガリしやすいので、爪とぎも出来る上ストレス解消にもなるのでおすすめです。
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【猫の爪とぎ防止対策2】障害物を置いて阻止する
猫ちゃんが爪とぎをしているのを見かけたら、すぐに止めさせるのはもちろんですが、その場所に行けないように阻止してしまうのも一つの防止策です。
例えば大きなソファやラックなどを置くだけでも効果が高いです。その場所に行けないというストレスが多少かかるかもしれませんが、背に腹は代えられません。
また壁に爪とぎしてしまう場合は、つるつる素材の「腰壁」にしてしまうという方法もあります。ホームセンターでも手に入りますよね。
ストレスの溜まった猫ちゃんはしっかり遊んで構ってあげることで、解消してあげられますよ。
【猫の爪とぎ防止対策3】猫の嫌がるニオイをスプレーする
猫ちゃんは柑橘系やお酢などの酸っぱいニオイが嫌いなので、これを利用するという方法もあります。市販でも猫よけの忌避剤(きひざい)が販売されていますよ。
しかし、猫によっては嫌いなニオイが違うこともあるので、ひとつずつ試す根気も必要です。
また、スプレー対策と併用して、ガムテープなどベタベタする物を置いておくと嫌がって強い効果が得られるでしょう。
ただしこのような方法は、猫ちゃんのストレスを高めますので、扱いには注意が必要です。シートや障害物などを試して、どうしてもダメだったときの最終手段として考えておきましょう。
【猫の爪とぎ防止対策4】爪とぎの置き場所を工夫する
賃貸住宅の壁や柱を守るためには、猫ちゃんが爪とぎをしようとしたときに、すかさず爪とぎ場所に連れて行くようにしましょう。これを習慣づけていればそのうち決まった場所で爪とぎしてくれます。
爪とぎには猫ちゃんの好む素材のものを選んでください。爪とぎをするときによく爪に引っかかる素材の麻紐やプラスチックダンボール、カーペットやパイル材などがおすすめです。
また置き場所にも気をつける必要があります。猫の爪とぎはマーキング目的があるので、よく使われる部屋の中や境目などを好む傾向があります。
普段から猫ちゃんの様子を観察して、爪とぎしそうな場所に適切に爪とぎを置くことが大切です。