ピクシーボブってどんな猫?性格・飼い方・値段をご紹介!

ピクシーボブってどんな猫?性格・飼い方・値段をご紹介!

皆さんは「ピクシーボブ」という猫をご存知ですか?まだあまり聞き慣れないこの猫種ですが、海外では人気が高く、もしかしたら今後日本でもメジャーになってくるかもしれません。今回は、そんなピクシーボブについて、その性格や飼い方・値段などを詳しくご紹介していきます。

ピクシーボブってどんな猫?

ピクシーボブ(英語:Pixie-Bob)は、アメリカ原産の猫です。リードをつけて散歩ができたり、ボールを投げれば取ってきたりするところから、「犬のような猫」とも言われています。

写真

まさにお散歩中のピクシーボブです。見た目的にはいたって普通の猫、という感じですね。
他の写真も見てみましょう。まずは子猫の写真をご紹介します。

子猫

まずは生後1か月前後と思われるピクシーボブの子猫たちです。

次は、もう少し大きくなった頃のピクシーボブです。

可愛いのは間違いなし!なのですが、パッと見ライオンの赤ちゃんにも見えますね。なんとなく手や肉球が大きいような気がします。

続いて、成猫です。

成猫

3匹もいると存在感がありますね。もう一枚ご紹介します。

やはりこちらもお散歩中です。成猫ともなると、子猫のときのあどけなさはなくなり、若干、お顔に野生の風格のようなものを感じます。それ以外は普通の猫とほとんど変わりないように思います。

次は鳴き声です。

鳴き声

一瞬、音量が小さい?と思われた方もいるかもしれませんが、実はピクシーボブ、鳴き方がとても独特なのです。というのも、ピクシーボブは一般的な猫のように「ミャーミャ」とは鳴かず、小鳥のさえずりのような、小刻みな鳴き方をします。見た目のワイルドさとのギャップを感じますね。

歴史

ピクシーボブの歴史は、まだそんなに古いものではありません。

1985年の春、アメリカ・ワシントンに住むキャロル・アン・ブリュワーさんが、ワシントンのカスケード山脈のふもとで、斑模様のオスの子猫を購入しました。この子猫、実は「多指症」であり、通常よりも指が多く生まれていました。さらにボブキャットのような短い尻尾も特徴でした。

翌年、ブリュワーさんはさらにもう一匹の猫を迎え入れます。この猫の指は普通でしたが、やはりボブキャットような大きな尻尾を持つオス猫でした。非常に痩せていたにも関わらず、それでも約8キロ程もあるとても大きな猫で、体位もとても高かったそうです。

この大きなオス猫と、隣家に住んでいた野性的な外観をしたブラウンスポッテッドのメス猫を交配させると、春に子猫が産まれます。ブリュワーさんはこの中から一匹だけを自分の手元に残し、「ピクシー」と名前をつけました。そして、一年後、このピクシーを基にしたブリードプロジェクトを開始し、新たに探した計23頭の猫を使い、ピクシーやその子孫との交配・育種をはじめました。

その後、ピクシーボブは1993年にインターナショナル・キャット・アソシエーション(TICA)でエキシビジョンカテゴリーに登録され、1996年に「新種と新色」のカテゴリーに昇格、そして1998年には「チャンピオンシップ」のステータスを得るまでになりました。当初は「自然の新種」と区分けされていて、「表現型の似ている自然繁殖の種類ものがある地域で交配された新種」とされていましたが、現在では「新しい自然ブリード又は地域のブリード」と区分けされています。

しかし、遺伝子検査の結果、ピクシーボブにはブリュワーが望んでいたヤマネコの遺伝子がないことがわかっています。ブリュワーさんは、カスケード山脈地方の猫たちが、その地域の土着ヤマネコ・ボブキャットの子孫であると考え、自らの育種する猫たちに、ヤマネコの遺伝子を入れることができると考えていました。しかし、TICAでは「自然発生の新種」として公認されるも、北米7つの猫血統登録団体のうち、3団体はピクシーボブを猫種として現在も公認はしていません。

大きさ

ピクシーボブの標準体重は、4~8kgで、オスの中には10kg近くにもなる個体があり、メスでも6kg近くになることもあるという、とても大型の猫です。しっかりした骨格と、筋肉質な体格をしています。

寿命

ピクシーボブの寿命は、平均12~15歳程度といわれています。一般的な猫とほぼ同じです。

ピクシーボブの性格

飼い主に忠実・飼い主が大好き

ピクシーボブは、物静かで大人しく、子供や他の動物にもフレンドリーです。そして、飼い主にはとても忠実で、飼い主と同じ部屋に居るのがとても大好きです。飼い主が行くところへ付いて歩いてきたりもします。たくさん遊んでくれる飼い主には、とても上手に甘えてたりもします。

前述したように、リードをつけて散歩ができたりするのは、ピクシーボブの魅力的特徴の1つです。飼い主に忠実で散歩ができる、まさに犬のような猫・ピクシーボブは、飼い主との親密な関係を築きやすい猫種といえます。

ただし、自分以外の猫などにかまっていると、嫉妬してしまう一面もあります。常に「自分が一番」と思っているため、他のペットよりも自分が一番愛されることを望む傾向があります。

頭が良くて賢い

頭が良くて、賢い猫でもあります。人間の話している単語や、言い回しを理解することができるといわれています。

例えば、これも前述したことですが、ボールを投げて「取ってこい」という言葉を理解し、取って戻って遊ぶことができるのです。もちろんしつけ次第ですが、犬と同じように、そのようなしつけをすればボール遊びが可能になります。

このことも、「犬のような猫」といわれる所以です。

ピクシーボブの飼い方

Photo by Waifer X

ピクシーボブは大型なため、食事量も多いです。また筋肉量も多くて骨太なため、良質のタンパク質やカルシウムなどを効率よく吸収できる、高栄養価のフードを選ぶ必要があります。

大型な割に、体を動かしたり遊ぶことも大好きなので、キャットタワーや爪とぎ、おもちゃなどは頑丈な物を用意するといいでしょう。体重も力もあるため、作りが甘いキャットタワーなどでは、思わぬケガに繋がってしまいます。

ピクシーボブは、短毛種と長毛種の両方が存在しています。なのでブラッシングなどのお手入れもお忘れなく。

ピクシーボブの価格

ピクシーボブは、まだあまり日本のペットショップなどでは販売されていません。日本で繁殖・飼育しているブリーダーもほとんどいないといえます。

なので、ピクシーボブを希望する場合は、TICAなどに国内ブリーダーを紹介してもらうか、海外から取り寄せるか、自分で海外にいく必要があります。その際の費用や価格は、猫の生体料のほかに、ワクチン接種や血液検査料、検疫手続き料、輸送料などが必要になるため、最低40万円はかかると思ってて間違いありません。

仮に日本で販売されたとしても、相当な高値が予想されます。

まとめ

なかなか日本ではまだお目にかかれないピクシーボブですが、多くの魅力を持つピクシーボブは、一度飼うと病みつきになってしまうそうです。「ピクシーボブは他の家猫よりも一段上の猫である」とも言われているほどで、海外での人気の高さが伺えます。

猫にしては珍しく、社会性が高く、家族の一員としての意識を持ち、ほかのペットや子どもとも仲良くできる犬のような猫・ピクシーボブ。皆さんにも魅力が伝わったでしょうか?私もちょっと体感してみたくなりました。いつか日本でも出会えると良いですね。

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