スナドリネコとはどんな猫?画像・性格・飼育について紹介!
スナドリネコというネコ科の動物をご存知でしょうか?スナドリネコは見た目は家猫のようですが、家猫よりも体が大きい種類です。スナドリネコとはどのような猫なのか、どこに行けば会えるのかなどスナドリネコについて写真と共に紹介します。
最終更新日2020.05.06
スナドリネコとはどんな猫?
スナドリネコとはネコ科の動物で、インドネシア・中国南部・インドなどの沼地に生息しています。
生息地は沼地以外にも1500m~2000mほどの高地で暮らすスナドリネコもいます。湿度の高い水辺を好む動物です。
スナドリネコの名前の由来は「漁をする」という意味から「漁(すなど)る」の形を変えて「漁り猫」→スナドリネコという名前が付けられました。
可愛い姿をしているスナドリネコについてさらに詳しくみていきます。
スナドリネコの画像
スナドリネコの毛色は短毛で全体的に灰褐色で、黒褐色の斑点のある毛色です。
鳴き声
スナドリネコは家猫とは違い、ニャーニャーとは鳴かずに、犬のような「ワンワンワン」がかすれているような特徴的な鳴き声を出します。
猫のようなニャーニャーを予想していた方にはびっくりな鳴き方です。
肉食?食べるものは?
漁り猫らしく、泳ぎが上手なため、普段は水に潜り魚を取って食べることが多いですが、食べるものとしてはなんでも食べる動物で、小型の哺乳類や爬虫類、鳥、甲殻類など様々なものを捕って食べます。
なんと時には子牛や羊などの家畜や犬も襲うことがあります。
大きさ
家猫の2倍ほどの大きさです。平均だと体長が70cm前後、体重が7kgですが、生息地や性別によって変わります。
メスに比べ、オスのほうが体が大きく、インドネシアを生息地にしているスナドリネコに比べ、インドを生息地としているスナドリネコのほうが大きさがあります。
インドネシアに生息しているスナドリネコは60cm程の体長しかありませんが、インドのスナドリネコは80cm程、体長がある個体が多いです。
生息地域によっても大きさに特徴のある動物です。
寿命
野生のスナドリネコの寿命は分かっていませんが、動物園などで飼育管理されているスナドリネコの寿命は10年程です。
絶滅危惧種とされ、生息数の少ない動物なので野生での寿命の調査や飼育管理されているスナドリネコの寿命を伸ばすことが期待されています。
性格
性格は普段はのんびりですが、時には子牛や犬を襲うくらい獰猛になります。
家猫と大型のネコ科の合わさった性格と考えましょう。