猫がしっぽをパタパタしている時の気持ちや意味を紹介!
猫ちゃんがしっぽをパタパタしている姿はかわいいですよね。犬は喜んでいると尻尾を振るといいますが、猫の場合はどうなのでしょうか?パタパタ振っている以外にも、ピンと立てたりブワッと膨らませたりと表情も様々です。今回は、猫がしっぽをパタパタしているときの気持ちや意味をご紹介します。
最終更新日2020.05.06
猫がしっぽをパタパタしている時の気持ち
犬は喜んでいるときにしっぽを振りますので、猫もやっぱり同じなのかな?と思いますよね。しかし、同じパタパタ振るとしても、状況によっていろいろな心理や感情が絡んでいるのです。
ここでは猫がしっぽをパタパタしているときの気持ちを具体的にご紹介します。
猫がしっぽをパタパタリラックスしているとき
猫ちゃんが大きくゆっくりとしっぽをパタパタしているときは、リラックスしていて機嫌がいいときです。これは、ご飯を食べた後やひなたぼっこしているときなどに、よく見られるしっぽの振り方ですね。
このようなときは、猫ちゃんの表情にも注目してみましょう。気持ちよさそうに目を細めていたり、まったりと座って身体の力も脱力しているはずですよ。
こんな風にしっぽを振っている猫ちゃんを見かけたら、優しく声をかけて撫でてあげてくださいね。
猫がしっぽをパタパタ怒っているとき
猫ちゃんが、しっぽを左右にパタパタと激しく振っているときは怒っている可能性が高いです。何かに対してイライラしているときも、このようなしっぽの振り方をするんですよ。
これからリラックスして寛ごうと思っているときに強引に撫でられたり、抱っこされたりと邪魔をされると、猫ちゃんもイライラしてしっぽを激しくパタパタさせるのです。
この怒っている合図を見逃して構い続けると、いきなりガブッと噛みつかれてしまうかもしれませんよ。いつも注意深く猫ちゃんをみてあげて、しっぽを激しく振り始めたらそっとしておいてあげましょうね。
猫がしっぽをパタパタ好奇心旺盛なとき
猫ちゃんが左右に大きく尻尾を振る時には、その目線にも注目してみてください。外を飛んでいる虫や鳥をおいかけているかもしれません。
「しっぽを大きく左右に振る」という点では、リラックしているときと似ていますが、好奇心旺盛にしっぽを振っているときは、比較的パタパタと早く振っていることが多いです。
こんな時も猫ちゃんの邪魔をすることなく、温かい目で見守ってあげましょう。
猫がしっぽをパタパタ不安や恐怖を感じているとき
何か怖いことがあった時とか不安を感じているとき、猫ちゃんはしっぽを小刻みにパタパタと振ります。
いつもは飼い主さんと二人きりなのに、突然お客さんが尋ねてきた、大きな物音を聞くつけてびくっとしたなど、恐怖や不安を感じているときに、現れやすいしっぽの動きです。
このようなときには、「大丈夫だよ」と声をかけて撫でると安心するかもしれませんよ。
猫がしっぽをパタパタさせて寝ている意味
猫ちゃんが寝ているのになぜかしっぽをゆらゆら、パタパタと振っているところを見かけませんか?「寝ているのになぜ?」と思いますよね。
しかし、猫ちゃんは本能的に寝ていてもすぐに起きれるように、完全には熟睡していないことが多いのです。そのようなときにしっぽが振られているときには3つの感情が考えられます。ひとつずつみていきましょう。
飼い主さんに返事をしている
猫ちゃんが寝てるときに飼い主さんが呼びかけると、ニャーンと鳴く代わりにしっぽをぶんぶん振って返事をします。みているとなんて横着な…と思ってしまうのですが、それは猫なりの気遣いなのでしょう。
猫ちゃんの中でも特に家猫の場合、飼い主さんに構って欲しがる子が多いです。そのため、飼い主さんと同じ部屋にいるときなど、必ず目に入る場所にいるのです。あなたの猫ちゃんはどうですか?
猫も眠くて起き上がるのも面倒と思っているときに呼びかけられて、それでも返事を返したいと思う気持ちが伝わってきますよね。
猫のしっぽは短かったり長かったり、曲がっていたりといろいろなタイプがありますよね。
いずれにしても、猫ちゃんがしっぽをパタパタ振っているときには、ちゃんと意味があるってご存じですか?