シャム猫はどんな性格なの?特徴や値段・価格と共にご紹介!
美しい毛並みから優雅な印象を持つシャム猫。もともとはタイの王族しか飼うことができないほど、高貴な猫でした。一見クールな印象なのに、甘えん坊で可愛らしい一面も持ち合わせるシャム猫の性格や特徴、寿命から気を付けるべき病気までわかりやすく解説します。
最終更新日2020.05.06
シャム猫の性格
そんなシャム猫の性格には、3つの特徴があります。
- わがまま
- 愛情深い
- 好奇心旺盛
① わがまま
純血種の猫に多い特徴である『わがままさ』を、もちろんシャム猫も持っています。
気難しい一面もありますが、愛情いっぱいに接してあげましょう。
②愛情深い
人間にとても社交的なタイプで、自分から人間によっていこうとします。肩に乗ったり、くっついたりすることが大好きで、甘えん坊が多い傾向があります。とくにオスは、愛情表現がストレートでとてもかわいい一面も。
一方で人間をよく観察するような警戒心と、気心の知れた相手には忠義心を見せ、感情に寄り添ったりするほどの賢さも持っています。
③好奇心旺盛
遊び好きなシャム猫は、とても好奇心旺盛です。
見たことのない人と会っても、無害だと感じればすぐにでも遊んでくれとアピールするほど。
ひとりでも遊びますが、クールそうな見た目に反して、猫じゃらしやおもちゃで飼い主に遊んでもらう方が好きというかわいい一面があります。
例外:ただし雑種のなかには違う性格の子も?!
ヒマラヤンやバーミーズ、バーマンなども、シャム猫と別の種類の猫をかけ合わせたミックス(雑種)です。たとえば、ヒマラヤンは、ペルシャとの交配で生まれた猫ですが、性格はシャム猫よりも警戒心は強くなく、穏やかな持ち主です。
バーミーズは、シャム猫よりも少し丸っこいシルエットで、社交的で環境の変化をもろともしないほど柔軟性の高い性格をもっています。また、バーマンはシャム猫と比べるとかなり静かなタイプで、のんびり屋さん。
他にも、品種が確立していない猫と交配したシャムミックスもいます。これだけ種類が多いのも、世界でシャム猫が愛されている証拠といえるでしょう。
シャム猫の原産国はタイです。
シャムとはタイを意味し、タイ王国では門外不出とされてきたため『タイの猫=シャム』と呼ばれるようになりました。
英語では『siam(サイアム)』となるため、『サイアミーズ』と呼ばれることも。