猫がカリカリを食べない場合の対処法をご紹介!【食べなくなった/急に/子猫】

猫がカリカリを食べない場合の対処法をご紹介!【食べなくなった/急に/子猫】

飼い猫がカリカリを食べない!という悩みを持つ飼い主さんはたくさんいます。カリカリを食べない理由は様々で、子猫から老猫までライフステージによって異なってくることもあります。なぜ猫がカリカリを食べなくなるのか、その理由を解説します!

orion
ライター

orion

動物病院で看護師として7年半勤務し、現在は動物の訪問介護・ペットシッター・飼い主さん向けセミナー講師を行っています。甘えん坊な猫1匹と同居中。

記事の目次

  1. 1.猫がカリカリを食べない原因
  2. 2.猫がカリカリを食べない場合の対処法

猫がカリカリを食べない原因

舌をペロッとする猫

飼い猫がカリカリ、つまりドライフードを食べなくなった時、「なぜ食べなくなってしまったのかわからない」と急な食生活の変化に悩んだことはありませんか?

猫は犬に比べて食事の変化により敏感だったり、風味にこだわる子も多くいます。

新しいドライフードに変えるべきか、ドライフードからそもそも形状を変えてウェットフードにするべきか悩む飼い主さんも多いものですが、まずはドライフードを食べない原因を突き止めておきたいですよね。

愛猫のこれからの食事を考える時には、まずは食べない原因を探してから対処法を考えていきましょう!

猫が食べない原因①「飽きた」

ドライフードを見つめる猫

猫は味に対してこだわりを持つことが多い動物です。
同じドライフードを続けることによって、「飽きる」ことも犬に比べて多くなります。

普段おいしいおやつやふりかけなどのトッピングを食べなれていると、味つけの異なるドライフードが嫌になる子も多いので、おやつのあげすぎには注意が必要です。

猫が食べない原因②「ドライフードの種類を急に変えた」

ドライフード

猫は、ドライフード・ウェットフードどちらに関しても、

  • 匂い
  • 形状(丸型・四角型・俵型など)
  • 味(チキン・シーフードなど)
といったお気に入りで食べやすい風味や形に関して、こだわりを持っている子が多くいます。

また、幼い頃から食べなれているもの以外には警戒心が強く、ずっと同じメーカー・シリーズの子の場合、「それ以外は食べたくない!」と拒否をすることもあります。

そんな猫の食性を無視してごはんの種類を急に変えたり、切り替え期間が短すぎて新しいドライフードの存在に気づくと、ピタッと食べなくなることがあります。

猫が食べない原因③「カリカリが傷んでおいしくない」

こちらを見つめる猫

先ほど猫は風味にこだわると言いましたが、酸化した(傷んだ)ごはんに対しても猫は敏感です。

猫の食性は元々が新鮮肉食で、出てきたごはんを風味が良いうちに食べたい傾向が強い動物です。

大袋に保存されたドライフードでは、何度も袋の開け閉めを繰り返して空気が触れる回数が多くなるため、人には感じられず気づけないキャットフードの酸化に気づいている可能性もあります。

猫が食べない原因④「環境の変化」

隠れる猫

ごはんを食べるのを止めてしまった時には、ごはん以外の原因がないかも考えておきましょう。

  • 過ごす場所(部屋・家)自体の変化
  • 食器の素材や食事場所の変化
  • 発情期(繁殖期)を迎えている
引っ越しや新しい家族(人・猫)が増えた場合はもちろん、ごはんを入れる器が変わったことでも食べやすさが変化し、食べたくないと拒否をする猫もいます。

また、去勢・避妊手術をしておらず、発情期がやってきたメスやそういったメスの気配を感じたオスは、「今ごはん食べてる場合じゃないから!」と食事を放って繁殖に意識を向けている場合もあります。

猫が食べない原因⑤「口が痛い」

大きく口を開ける猫

ごはんや環境に問題がなければ、「食べられない」状況に愛猫が陥っていないかをチェックしてあげる必要があります。
気に入るごはんがあれば、健康ならたとえグルメな子であっても普通は問題なく食べ始めます。

しかし、

  • 口内炎
  • 歯周病
といった口のトラブルを抱えて「痛み」に襲われている時は、ごはんを新しくしても食べなかったり、食べている途中に手で口を掻くような仕草を見せます。

時にはよだれも多くなって口周りや前足のあたりがカピカピになっていることもあるので注意しましょう。

痛い間はピタッと食事を止める子も多いため、早く痛みを取ってあげることが必要です。

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猫がカリカリを食べない場合の対処法

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