猫がカリカリを食べない場合の対処法をご紹介!【食べなくなった/急に/子猫】
飼い猫がカリカリを食べない!という悩みを持つ飼い主さんはたくさんいます。カリカリを食べない理由は様々で、子猫から老猫までライフステージによって異なってくることもあります。なぜ猫がカリカリを食べなくなるのか、その理由を解説します!
最終更新日2020.05.06
猫がカリカリを食べない原因
飼い猫がカリカリ、つまりドライフードを食べなくなった時、「なぜ食べなくなってしまったのかわからない」と急な食生活の変化に悩んだことはありませんか?
猫は犬に比べて食事の変化により敏感だったり、風味にこだわる子も多くいます。
新しいドライフードに変えるべきか、ドライフードからそもそも形状を変えてウェットフードにするべきか悩む飼い主さんも多いものですが、まずはドライフードを食べない原因を突き止めておきたいですよね。
愛猫のこれからの食事を考える時には、まずは食べない原因を探してから対処法を考えていきましょう!
猫が食べない原因①「飽きた」
猫は味に対してこだわりを持つことが多い動物です。
同じドライフードを続けることによって、「飽きる」ことも犬に比べて多くなります。
普段おいしいおやつやふりかけなどのトッピングを食べなれていると、味つけの異なるドライフードが嫌になる子も多いので、おやつのあげすぎには注意が必要です。
猫が食べない原因②「ドライフードの種類を急に変えた」
猫は、ドライフード・ウェットフードどちらに関しても、
- 匂い
- 形状(丸型・四角型・俵型など)
- 味(チキン・シーフードなど)
また、幼い頃から食べなれているもの以外には警戒心が強く、ずっと同じメーカー・シリーズの子の場合、「それ以外は食べたくない!」と拒否をすることもあります。
そんな猫の食性を無視してごはんの種類を急に変えたり、切り替え期間が短すぎて新しいドライフードの存在に気づくと、ピタッと食べなくなることがあります。
猫が食べない原因③「カリカリが傷んでおいしくない」
先ほど猫は風味にこだわると言いましたが、酸化した(傷んだ)ごはんに対しても猫は敏感です。
猫の食性は元々が新鮮肉食で、出てきたごはんを風味が良いうちに食べたい傾向が強い動物です。
大袋に保存されたドライフードでは、何度も袋の開け閉めを繰り返して空気が触れる回数が多くなるため、人には感じられず気づけないキャットフードの酸化に気づいている可能性もあります。
猫が食べない原因④「環境の変化」
ごはんを食べるのを止めてしまった時には、ごはん以外の原因がないかも考えておきましょう。
- 過ごす場所(部屋・家)自体の変化
- 食器の素材や食事場所の変化
- 発情期(繁殖期)を迎えている
また、去勢・避妊手術をしておらず、発情期がやってきたメスやそういったメスの気配を感じたオスは、「今ごはん食べてる場合じゃないから!」と食事を放って繁殖に意識を向けている場合もあります。
猫が食べない原因⑤「口が痛い」
ごはんや環境に問題がなければ、「食べられない」状況に愛猫が陥っていないかをチェックしてあげる必要があります。
気に入るごはんがあれば、健康ならたとえグルメな子であっても普通は問題なく食べ始めます。
しかし、
- 口内炎
- 歯周病
時にはよだれも多くなって口周りや前足のあたりがカピカピになっていることもあるので注意しましょう。
痛い間はピタッと食事を止める子も多いため、早く痛みを取ってあげることが必要です。