猫のおしっこの回数や頻度が少なかったり出ないときの原因と対処法をご紹介!
あなたの猫ちゃんのおしっこの回数は減ってしまっていませんか?猫のおしっこの回数が少ないと病気やストレスなどが疑われます。最悪の場合、重症化すると命に関わる可能性があります。たかがおしっこと侮らず、猫のおしっこに対して正しい知識と対処法を学びましょう。
最終更新日2020.05.06
猫のおしっこが少ない気がする
普段と排尿の様子が違うけど原因がわからないし心配、でもおしっこの様子が気になるという理由だけで病院へ連れていくべきなのでしょうか。
では、おしっこの回数や尿量が少ないというのが猫に対してどのような影響があるのか見ていきましょう。
猫のおしっこの適切な回数と色
猫のおしっこの適切な回数
猫が1日でおしっこをする適切な回数は、
- 成猫・・・2~3回
- 子猫・・・3~4回
成猫よりも子猫の方が少し多い傾向にあります。
これよりも頻度が少なく、尿量も少ないとなると少し注意する必要があります。
猫のおしっこの適切な色
猫のおしっこで健康な状態の色は
- 黄色から琥珀色程度
- 濁りのない透明なもの
水分の摂取量が減ると濃い黄色や橙色、褐色のような濃いおしっこになります。
このような状態が続いていると水分摂取が十分に行われていない可能性が高いので気をつけてください。
猫のおしっこの適切な量
健康的な猫が1日に排出する尿量は体重1kgあたり22ml~30ml程度です。
体重や体格によるので、子猫よりも成猫のほうが尿量は多くなります。
猫の尿量の量り方は、
- 排尿前と後の猫砂の重さを計量する
- トイレの猫砂の上にビニール袋などを敷いて尿を取る
尿量が気になるようであれば計量しやすい方法でチェックしてみてください。
猫のおしっこの回数や頻度が少ない・出ないときの原因は?
病気
病気によっておしっこが出にくくなる少なくなるといったトラブルはとても多く、命の関わるものがほとんどです。
病気については様々な原因が考えられますが、泌尿器系の病気がもっとも多いと言われています。
病気については後ほど詳しくお伝えしますね。
トイレの数が足りない・トイレの掃除が不十分
猫はとてもきれい好きで神経質な子もいます。
多頭飼育の場合、1匹が何カ所かでおしっこをしてしまうとそのにおいが気になって他の猫は同じところでトイレができません。
他にも、トイレの掃除が行き届かないと先ほどの理由と同じくおしっこをしなくなってしまいます。
その他
ストレスはいろいろなトラブルを起こす原因になります。
トイレをうまくできずに怒られてしまった、新しい環境で暮らすようになった、など様々な要因が関わってくるので毎日猫の様子を観察して、周りの環境に気遣ってあげる事が大切です。
他にも、飲み水が汚れているなど水を飲む機会が少ないとおしっこが少なくなります。
大事な飼い猫のおしっこの回数や尿量が少ない気がする・・・。
あなたの猫ちゃんにそんな症状はありませんか?