猫がカリカリを食べない場合の対処法をご紹介!【食べなくなった/急に/子猫】
飼い猫がカリカリを食べない!という悩みを持つ飼い主さんはたくさんいます。カリカリを食べない理由は様々で、子猫から老猫までライフステージによって異なってくることもあります。なぜ猫がカリカリを食べなくなるのか、その理由を解説します!
最終更新日2020.05.06
猫が食べない原因⑥「全身に関わる体調不良」
口に問題がなければ、
- 発熱
- 内臓機能の低下(腎臓病など)
- 胃腸炎(嘔吐・下痢)
子猫の離乳期でも注意が必要で、ドライフードを混ぜ始める時に、消化機能が追いつかずに下痢や軟便といったお腹の不調によって食べが悪くなることもあります。
気持ち悪い・苦しいといった時には、猫は静かに眠る時間を増やしたり、徐々に食べる量を減らしていたりと気づきにくいケースも多いものです。
外から見ても内臓の働きの変化はわからないため、「何だかいつもよりおとなしいな…」といったような違和感を感じた時には、動物病院で検査してみることをおすすめします。
猫がカリカリを食べない場合の対処法
食べない原因が思い当たれば、それぞれに合わせて対処していきましょう。
病気が原因かごはんが原因かによって、緊急度も変わってくるため注意が必要です。
カリカリを食べない原因が病的なものではない時
病気が原因ではなく、ごはんそのものや環境が原因の場合には、猫が「食べたい!」と思う工夫をしていくことが大切です。
ドライフードの種類を変更
体調が特に悪いわけでもなく、単純に1種類のドライフードでは飽きてしまうタイプの猫の場合、
「猫ってそういうものだし…」
とあえて思い直して、数種類のドライフードをローテーションで変えていく方法を取ってみましょう。
そのためには大袋ではなく、1袋の中身が小袋包装になっているものや、最小サイズをこまめに購入していくことをおすすめします。
猫の場合はその食性から、療法食でも1つのシリーズの中で複数種類の味をそろえているものもあります。
もしも1種類食べなくても、「チキン」「シーフード」「形状が丸いもの」「俵型のもの」など、その子なりのお気に入りのごはんの味・形状を探ってみてください。
保存方法や購入サイズの見直し
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袋を開封してからしばらくすると食べなくなるという猫の場合、開封後の保存方法を変更するか、飼育頭数に見合わない包装サイズを購入するのを止める必要が出てきます。
開封後はできる限り酸化を防ぐため、密封して保存することが前提になります。
そのため、あえて最初に小分けにして密閉袋に保存しておき、ごはんが空気に触れる回数を減らして順に使用していくのも1つの方法です。
そんな時には密閉機器を使うと簡単に真空パックも作れるため、キャットフードの酸化対策としてぜひ検討してみましょう。
また、1頭しかいない猫に対して2㎏サイズ・4㎏サイズのごはんを購入すると、食べきるまでに1か月以上かかることもかなりあります。
そうすると、ごはんを用意するたびに空気に触れる回数が多くなり、酸化の原因になります。
おやつは食べる食欲は毎日あるけどドライフードの食べがすぐに悪くなるといった風味に敏感な猫の場合は、できるだけ早く(可能なら2週間程度で)使いきれるサイズで購入することをおすすめします。
トッピング
- 病気の時に獣医さんから処方される療法食を食べている
- 他のメーカーだと便がゆるくなりやすい
特に、水分量が多いウェットフードは、猫にとって「おいしい」と感じることが多い食事です。
療法食の中にも、一般の総合栄養食表示がある栄養バランスの整ったごはんの中にも、ウェットフードは必ずあります。
ドライフードの食べが悪いと感じた時には、軽く温めて匂いを出したウェットフードをドライフードに混ぜ込んでみましょう。
また、トロッとして嗜好性の高いチュールも食べが悪い時に使ってみるのも良いでしょう。
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しかし、おいしさを知ってしまったあまり、ウェットフードなどのトッピングがないと「どんなドライフードも嫌!」とそっぽを向いてしまうグルメな子になってしまう可能性もあります。