猫にラベンダーは危険?その理由と嗅いだ場合の対処法を紹介!

猫にラベンダーは危険?その理由と嗅いだ場合の対処法を紹介!

猫が避けなければならないニオイがあるということをご存知でしょうか。ラベンダーはアロマなどでよく使われているハーブの種類ですのでアロマを使うこともある飼い主は十分に注意が必要です。ラベンダーについて猫にどのような影響があるのか紹介します。

堀江
ライター

堀江

記事の目次

  1. 1.猫にラベンダーは危険?
  2. 2.猫にラベンダーが危険な理由
  3. 3.ラベンダーによる猫の中毒症状
  4. 4.猫がラベンダーの匂いを嗅いだ場合の対処法
  5. 5.注意すべきラベンダーの種類
  6. 6.まとめ

猫にラベンダーは危険?

フリー写真素材ぱくたそ

猫にとってラベンダー中毒性のある危険なハーブであるとされています。
食べるのはもちろんのことニオイを嗅ぐだけでも体に影響があるとされ、猫を飼育している飼い主は十分に注意しなければならないものです。

ハーブの中でも特にラベンダーは身近なハーブの種類であり、消臭やアロマ効果のために自宅にある家庭も多いです。
猫が触れることが出来ない場所に置いておくことが大切です。

特にアロマを焚くのを楽しみにしている飼い主は、ラベンダー以外にも猫には中毒性のある種類もあるので、アロマを焚く際は猫にとって問題ないものか確認してから焚くようにしましょう。

稀に猫よけのために、ラベンダーを栽培する方もいます。猫を自由に外に出している場合は、帰宅後の様子をよく見てあげてください。猫を外に出すことは、交通事故や猫同士の喧嘩、迷子などで寿命を縮める原因となりますので、できる限り外には出さず室内で飼育することが大切です。

猫にラベンダーが危険な理由

フリー写真素材ぱくたそ

ラベンダーよりも前にティーツリーオイルが猫にとって毒であることがわかり、アロマについて喚起されてきました。
研究が進み、猫にとって中毒性のあるものとしてラベンダーがわかってきました。

ラベンダーの種類によっては人間にとっても毒になるものがあります。
特に猫は多くの動物にある解毒する体の働きが猫は弱いためラベンダーの毒を分解できず、体に吸収してしまうことで肝臓や腎臓の組織を破壊し、中毒症状を起こします。

匂いを嗅ぐだけでも毒性があるということも明らかにされていていて、実際にラベンダーによる死亡例もあるほどです。ラベンダーは猫にとって毒であることを知らずに自宅に持ち込んでしまう場合もありますので注意が必要です。

ラベンダーによる猫の中毒症状

Photo byKessa

猫がラベンダーに対して中毒を起こした場合の中毒症状は以下になります。

  • 嘔吐
  • 食欲が落ちる
  • めまい
  • 痙攣
  • 元気がなくぐったりしている
  • 運動神経が鈍る
以上がラベンダーの対する中毒症状とされていますが、多く出るのはふらふらとした歩き方をして嘔吐を繰り返すことのようです。

もし、ペットの猫が元気がなくフラフラとした足取りで気持ち悪そうにしている場合は、自宅にラベンダーやティーツリーなど危険なハーブがないか確認し、すぐに病院に受診しましょう。自宅にラベンダーを置いてある場合は獣医師に伝えることで素早い処置ができることがあります。

ラベンダーの毒は、処置までのスピードが大切なので、なにか猫のおかしい様子があればすぐに病院で処置することが、猫を助けるために重要なことです。

猫がラベンダーの匂いを嗅いだ場合の対処法

Photo byPexels

猫がもしラベンダーのニオイを嗅いでしまった場合は、その後の猫の様子をよく観察し、なにか様子がおかしい点があれば、すぐに動物病院に受診し、獣医師にラベンダーのニオイを嗅いでしまったことを伝え、適切な処置をしてもらってください。

ラベンダーのニオイを嗅いでしまうと必ず中毒になるということではないので、ニオイを嗅いでしまったからとそれほどあせる必要はありません。その後、いつもと変わらず元気なのであれば、次回病院に行ったときに獣医師に軽くお話する程度でよいでしょう。

ラベンダーは猫が行かない場所に置いておくことが大切です。

注意すべきラベンダーの種類

Photo bymanfredrichter

猫にとって中毒性のあるラベンダーの種類について紹介します。
ラベンダーには種類が多くありますので、該当しているものに注意して管理しましょう。

アングスティフォリア系

北海道のような寒冷地で栽培されることが多い品種で、アロマなどの精油の原料として使われることが種類です。
アロマを使う飼い主は特に気をつけなければならない種類のラベンダーです。

ラバンディン系

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まとめ

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