子猫の目の色は何色?成長して変化する目の色の種類を紹介!【ブルーアイ/オッドアイ】
子猫の目の色、気を付けて見たことありますか?大抵ブルーっぽい色をしています。でもだんだん大人の猫に近づいてくるといつの間に違う色に変わっています。この記事では、成長して変わる猫の目の色について、いつ頃どのように変わるのかご紹介します。
最終更新日2020.05.06
猫の目の色は変わるって本当?
生まれて間もない子猫の目の色に気がついたことありますか?そうなんです!
みんな子猫はブルーの目をしているんです。
「キトンブルー」と呼ばれている子猫の青い目は、成長するにつれてそれぞれの持つ目の色へと変化していくそうです。
子猫の目の色はブルーから変わる?
生まれすぐの子猫の目の色は猫種に限らず全て青色の目をしています。
子猫は生まれたときはメラニン色素が働いていないため、それが影響して青色の目になります。
猫に限ったことではなく、ほとんどの動物が同じです。
子猫は生後1ヶ月を過ぎるとメラニン色素が徐々に働き始め、生後2~3ヶ月頃にはその猫自身が持つ色へと変わり始めます。
我が家の推定1ヶ月半の三毛の子猫も、まだ青い目をしています。今後どんな色へと変化していくのか、注意してみていきたいです。
猫と人間の目の違い
人間の目は日本人なら黒目、西洋人なら青いなどと、瞳孔部分の目の色が違います。猫の場合は黒目の部分はみんな共通して黒目です。人間の白い部分で、猫はバリエーションがあります。
因みに人間の赤ちゃんも実は青い目をしています。人間の赤ちゃんの場合は目の白い部分が、大人に比べると澄んでいて青みがかっているんです。
猫の目の色の種類
猫の目の色は基本的に9種類あるそうです。結構あるんですね。
それぞれ系統ごとにご紹介します。
猫の目の色、青系
青系の猫の目の色は、サファイア・ブルー・アクアの3種類があります。
目の色が青く見える猫は、メラニン色素をほとんど持っていないそうです。
青く見えているだけで、本来の目の色はほとんど透明。透明なはずの目の色が青く見えるのは"レイリー散乱"と呼ばれる現象によるものだそうです。
猫の目に含まれるメラニン色素が波長の長い光を吸収し、残った光だけを人間が認識するため、ブルーに見えるそうです。これは、空が青く見えるのと同じ原理になるそうです。
純血種以外で全身の毛の色が白い猫の場合、目の色が青いと高い確率で難聴を持っているそうです。
そのような猫を飼っていたら、病院へ行ってよく見てもらいましょう。
猫の目の色、緑系
緑系の目の色には、グリーン・ヘーゼルの2種類があります。
青系の次にメラニン色素が少ない系統です。
この系統の目を持つ猫は、ヨーロッパにルーツをある猫種に見られます。
グリーンは寒い地域の猫種に多くみられるそうです。日光を取り入れにくいので、瞳の色が薄くなった...とか。
ヘーゼルはグリーンよりも少しメラニン色素が多くなります。
猫の目の色、黄色系
黄色系の目の色には、イエロー・ゴールドの2種類があります。
メラニン色素の量は全9種の中で大体中程度です。
日本の猫はこのタイプが多く、黒猫に多い目の色です。
うちの9歳の子は、白猫ですが、きれいな黄色い目をしています。