【画像あり】猫の爪切りはどこまで切るのか?爪切り頻度や嫌がる場合の対処法まで紹介!
ペットとして飼われている猫は、外敵から身を守ったり、食料となる獲物を狩ることもありません。人間社会で生きる猫にとって、鋭い爪は必要なのでしょうか?爪切りは自宅でもできるのでしょうか?ここでは、爪切りの必要性ややり方などについて説明します。
最終更新日2020.05.06
猫の爪切りについて
猫の爪は尖っています。自然界で生き抜くためには気を登ったり、狩をしたりと、尖った爪が必要ですが、人間社会で生きるには尖った爪がトラブルの元になることもあります。
猫自身のことで言えば、カーテンなどにひっかかって爪が折れてしまうなど。飼い主目線で言えば、家具で爪とぎをされてボロボロになってしまったり、飼い主さんがひっかかれてケガや病気をしてしまうことなどです。後ろ足は特に問題ありませんが、前足はトラブルになりやすいです。
ペットとして飼われている猫は、狩りをする必要も、外敵から身を守る必要もないので、爪が尖っている必要はないのです。
猫の爪切りのやり方や頻度、プロに任せる場合などについて、一緒に勉強していきましょう。
いつから爪切りすべき?
猫の爪切りはいつから始めたらいいのでしょうか?目安としては生後1ヶ月を過ぎたあたりからにしましょう。爪切りをし始めるというよりも、手先、爪に触ることに慣れさせる、と言った感覚です。
猫は手先や爪に触られることを嫌がります。小さい頃から触るようにすることで、触られても嫌なことや痛いことはない、と覚えてもらうのです。いきなり爪切りを始めないで、最初はただ触ることから始めましょう。
爪切りの頻度
爪切りの頻度は、猫の年齢によります。
子猫なら1週間に1度、成猫なら2週間に1度、高齢の猫なら3週間に1度くらいできってあげると良いでしょう。
また、年齢に関わらず個体差や、生活環境によっても伸びるスピードは違いますので、先が尖ってきたら切る、というのが目安になると思います。
人間用の爪切りでもOK?
人間用の爪切りで猫の爪切りをすることは不適切です。見てわかる通り、人間と猫の爪は形状が全く異なります。人間は平べったい形状で、猫は厚みがあり、棒のような形状となっています。
人間の平べったい爪を切るように作られた爪切りで猫の爪を切ろうとすると、変なふうに割れてしまうことがあります。
このようなトラブルを防ぐために、猫用に作られたハサミ型かギロチン型の爪切りを使うようにしてください。
猫用爪切りはこれ!
猫用の爪切りのおすすめを紹介します。
WeinaBingo ペット用つめ切り ネイルトリマー ZAN ギロチンタイプ 爪切り 猫用 犬用 (レッド)
参考価格: 998円
MC.PIG 猫犬用爪切り 中小ペットのための/爪トリマー/はさみ、子猫、子犬、鳥、バニー、フェレット、ハムスター、モルモットなどのためのプロのグルーミングツール
参考価格: 2,325円
先程言ったような、ギロチン型、ハサミ型の猫用爪切りはこちらです。専用で作られているので切れ味もよく、持ち手の部分には滑り止めが付いているので、扱いやすくなっています。
猫の爪切りはどこまで切るのか?爪切りのやり方
先ほど言ったように、猫の爪と人間の爪は形状が異なります。
見た目の形状もそうですが、じつは構造も違うのです。構造を理解して、どこまで切って良いのか知っておかないと、爪を切ったときにトラブルを引き起こしてしまいます。
どこまで切れば良い?
猫の爪には血管が通っています。ピンクの矢印で指している、薄ピンクの部分です。血管を切ってしまうと出血して、猫もとても痛がるので、血管から約2ミリ先で切って、青い矢印で指した尖っている部分を切り落としましょう。
初心者の場合、切る場所が定まらず時間をかけてしまうことがあります。時間をかけてしまうと猫が嫌がってしまうので、無理に短くしようとせず、長めに残してもいいので、素早く切るようにしましょう。