世界猫の日が「8月8日」なのはなぜ?また猫の日には何をする?
皆さんは「世界猫の日」をご存知でしょうか。日本を含む多くの国に猫の日は存在しますが「世界猫の日」は比較的新しいため、まだ浸透率が低いです。今回は「世界猫の日」の概要や当日に行われるイベントについて触れていくので猫好きの方は是非知っておいてくださいね。
最終更新日2020.05.06
世界猫の日とは?
「世界猫の日」はカナダを拠点とするIFAW(国際動物福祉基金) によって2002年に制定されました。
制定団体によって決められた年中行事等はありませんが、当日は各国で様々な催しやグッズ販売が行われます。
世界猫の日は8月8日
世界猫の日は毎年8月8日です。
当日になると世界中の猫の飼い主らが飼い猫の写真をSNSにアップする等私たちに身近なところでも盛り上がりを見せています。ご存知なかった方は覚えておいてくださいね。
国で異なる「猫の日」
世界各国で制定されている猫の日をご紹介していきます。
- 日本 2月22日
- 台湾 4月4日
- アメリカ 10月29日
- イタリア 2月17日
- ロシア 3月1日
- 世界猫の日 8月8日
英語で「世界猫の日」を何と言う?
世界猫の日は世界共通語とされる英語表記にすると”International Cat Day(インターナショナル・キャット・デイ)”、もしくは”World Cat Day(ワールド・キャット・デイ)”のいずれかで表されます。
インスタグラムのハッシュタグも存在するので検索して頂ければ、当日は飼い主御自慢のかわいい猫たちの写真をたっぷり堪能出来ちゃいます。
世界猫の日が8月8日の理由は?
日本の猫の日は「にゃんにゃんにゃん」という猫の鳴き声を語呂合わせに2月22日に制定されたのが由来とされています。たまに2月2日だと間違えて覚えている方がいらっしゃるので、猫の鳴き声3回分の日付だと覚えておいてください。
世界猫の日が8月8日なのはなぜなのかという理由については、この日を制定したIFAWによって特に何も発表されていないので意味があってこの日に制定されたわけではないようです。2月22日のように同じ数字が続くよう語呂合わせ的に選んだという可能性もないといいます。
日付の由来は明らかにされていませんが、世界猫の日が制定されるまでの経緯に関しては次のようなことが考えられます。
IFAWの存在意義
IFAWは世界中の野生動物やペットを取り巻く環境の改善を目的に、広く動物愛護活動を行っている団体です。世界猫の日も猫の愛護活動の一環として定められたのでしょう。
この日は猫をいつも以上に大切にしてほしいという願いが込められているのかもしれません。
猫の殺処分数
残念なことに日本での猫の殺処分数は犬のおよそ4倍で、数字にすると年間4万頭以上もの猫が殺されています。他国でも猫はかなりの数が殺されているのが現状です。
これはなぜなのかというと野良猫の数の多さが理由だと考えられます。去勢手術も行っていない野良猫が野放しの状態であることを人間が今まで黙認してきてしまったことが今の状況を生み出した大きな原因です。IFAWはその現実を私たち皆に受け止めてほしいと考えて猫の日を作ったと考えられます。
世界猫の日では何をするの?
先述した通り、8月8日に行う具体的な行動は特に明言されていません。
しかしIFAWが私たちに猫殺処分の現実を受け止めてほしいのではないか、という先ほどの予想が当たっているとしたら私たち自身が猫のために何するべきなのか考えて自主的に行動する日だと言えるのではないでしょうか。
具体的に何かしてみたいけど、何するのがいいのか分からないという方のために私たちが猫のために出来ることについていくつかまとめてみたので是非参考にしてみてください。