世界猫の日が「8月8日」なのはなぜ?また猫の日には何をする?
皆さんは「世界猫の日」をご存知でしょうか。日本を含む多くの国に猫の日は存在しますが「世界猫の日」は比較的新しいため、まだ浸透率が低いです。今回は「世界猫の日」の概要や当日に行われるイベントについて触れていくので猫好きの方は是非知っておいてくださいね。
最終更新日2020.05.06
猫カフェの中には保護活動団体の一員である方が、保護猫と新しい飼い主を繋げることを目的として運営されているところも多いです。
そのため、猫カフェを訪問する予定がある方がいらっしゃるなら是非そのようなカフェを訪問することをおススメします。猫の里親になる以外にもそのカフェを利用する際に払ったお金が保護猫たちの餌代や猫グッズ代に充てられるため十分な貢献が出来ますよ。自分たちも猫たちに癒されるので一石二鳥で取り組みやすい行動です。
もちろん猫の里親になりたいという方も猫カフェなら気軽に触れ合って相性を確認出来るのでおススメです。是非足を運んでみてください。
②保護活動をしている団体に寄付をする
日本には多数の保護活動団体が存在しますが小規模な団体が多いため、経済難等の問題は避けられません。
そもそもなぜ小規模な団体が多いのかというと、その理由として他国に比べて日本人の動物保護意識が低く関心を持つ人が少ないことが指摘されています。
そのような課題を少しでも解決していくためには、日本人一人一人がもっと当事者意識を持って行動するよう変化していかなければなりません。
普段は募金なんてしないという方たちが少額ずつ募金すれば保護活動団体には大きな力になります。何もしなければ救われない猫たちのために少しでも募金活動に貢献してみましょう。お金以外におもちゃやトイレ等の猫グッズを寄付するという手もあるので自分が出来る形で寄付をしてみてください。
③保護猫ボランティア活動に参加してみる
少し難易度が高くなりますが、猫を飼っていた経験があってボランティア活動にも興味があるという方は「預かりボランティア」に応募してみるのもいいと思います。
これは保護猫に新しい飼い主が見つかるまで自宅で保護猫を預かって育て、飼い主が見つかれば責任を持って引き渡しを行うボランティアです。保護猫たちは今まで寂しい思いをしてきた子たちが多いので、猫たちと触れ合う時間がたくさん取れて愛情をたっぷり与えてあげられる環境をお持ちの方が望ましいでしょう。
保護猫の数が多いのが理由で「預かりボランティア」がまだまだ不足している団体は多いです。命を預かるボランティアなので、責任を持って大切にしてあげられる自信がある方は是非挑戦してみてください。
あなたが猫と無縁の生活をしている人なら普段猫のことを考える機会はほぼ皆無かと思います。そんな方は世界猫の日である8月8日だけは捨て猫や殺処分される猫たちのことを少しでも考え、思いを馳せてみてください。
一人一人の意識が変われば今までの現状を打破する可能性が見えてくるかもしれません。
猫の日にはイベントも開催される
猫の日にイベントを開催しているところもありますので、紹介していきます。
ナショナル・キャット・アワード
毎年世界猫の日には各国で様々なイベントが開催されています。
代表的なのがイギリスで行われる「ナショナル・キャット・アワード」です。その年に話題を集めた猫たちにヒーロー猫賞や奇跡の猫賞といった賞が贈呈されることで有名ですが、なんとノミネート数は数百単位だと言われています。特に名誉な賞であるナショナル・キャット・アワードを狙っている飼い主たちが多いようですよ。
KALDIで限定グッズの販売
コーヒーをはじめ、海外輸入品を販売しているKALDIは毎年世界猫の日である8月8日に猫に関連した限定グッズを販売します。
具体的にはKALDIでおなじみのコーヒー、紅茶、お菓子等の商品が詰まった猫のデザインのバッグが数量限定で販売されるのですが、猫好きの方に大人気なようで店舗では当日即売り切れになってしまいます。絶対に手に入れたいという方は可能性を広げるためにネットでの抽選販売に参加してみるのもいいかもしれませんよ。バッグのデザインは毎年異なるので、ご覧になりたい場合はKALDIの公式サイトでチェックしてみましょう。
猫の飼い主たちが世界猫の日に行われる賞の受賞を目指していることや、限定グッズの売れ行きから猫好きの間では世界猫の日が浸透し始めていることが分かりますね。保護猫たちを救うための活動だけでなく、今自分たちが飼っている猫を大切にすることで捨て猫になる猫を未然に減らすのも猫の殺処分数を減らすことに繋がるので大切なことに相違ありません。
8月8日は猫関連のイベントに参加して、飼い猫と触れ合う時間をいつも以上に作る一日にしてもいいかもしれませんね。飼い猫との絆を再確認するきっかけにもなります。