野良猫の生活を紹介!【食べ物/夜過ごし方/冬/寿命】
庭に排泄されたりごみを荒らされたり野良猫に対して迷惑してる方も多いですが、野良猫が寒そうに丸まっている姿はつい助けてあげたくなる光景です。野良猫はどのようにして過ごしているのか、食べ物や水はどうしているのか野良猫の生活を解説します。
最終更新日2020.05.06
過酷な野良猫の生活
野良猫たちは毎日どのような生活をしているのかご存知でしょうか?
野良猫は交通事故、飢え、縄張り争いによる怪我、寒さなど様々な危険から1日を必死に生きています。
野良猫たちは様々な危険からどのように生活しているのか、どのようにして巣を選んでいるのか、寿命はどうなのかなど解説していきます。
野良猫の食べ物・水
野良猫がゴミをあさっている姿をよく見ませんか?野良猫は人間が与えない限り、自分で食料を探します。
食べ物の探し方として、1度食料のある場所は再度確認に来て食料を確保しようとするため生ゴミのあるゴミ袋をあさってしまうことが多いです。食料のある場所は覚えているので、人間が食べ物を与えた場合は再度食べ物を探しにくることが多いです。
新鮮な水を確保するのは難しいため、飲み水は雨水や川の水など汚い水でも飲んでしまいます。
そのため、寄生虫のいる水を飲み病気にかかってしまう野良猫もいます。
夜はどこにいるのか
猫は基本的に夜行性なので夜に行動することが多いですが、野良猫の行動時間はバラバラです。
食料を人間からもらっている場合は夜は寝床で休み、日中に行動する場合も多いです。
猫は単独行動をする動物なので普段は家族での行動しかしませんが、夜の公園で猫の夜会が開かれていることがあります。それは順位付けのために集まっているといわれています。
冬はどうやって過ごしているのか
野良猫たちが冬を越すためには暖かい寝床を探すことが重要になってきます。警戒心の強い野良猫が安心して休める場所が必要です。
寝床は基本的に雨風を防ぐことができ、人間の来ることが少ない場所や家の軒下や物置などを寝床にすることが多いです。さらに食料の入手できる場所の近くを選ぶことがよくあります。
冬は出来るだけ暖かい場所、夏は風とおりがよく涼しい場所を探します。
野良猫の中には安全な暖かい寝床を探すことができなく、暖かい車のエンジンルームに入ってしまう野良猫もいます。
エンジンルームに入られてしまうと車を動かす前に人間が気付くのは難しいので野良猫が自ら出て行かない限り悲しい事故につながります。
以下で猫がどのようにエンジンルームに入ってしまうのか対策方法も含めて解説しています。
ぜひご覧ください。
野良猫が冬の寒さを越えるために必要なことについて以下に別途詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
野良猫の寿命
野良猫の寿命は長くても5年ほどです。
飼育されている猫が15年ほどなので半分以下の寿命となります。
野良猫が短命な理由としては
- 食料の確保が難しい
- 怪我や病気をしやすい
- ストレスがかかる
外に行けるように飼育している場合、いきなりいなくなったということがよくあります。
野生の猫は特にですが、習性として自分の寿命を感じると静かに姿を消して静かな場所で生涯を終えることがあります。
飼育している猫を最後まで見届けるのであれば、完全室内飼いをすることが大切です。
野良猫が短命な理由を以下で詳しく説明しています。
ぜひ、ご覧ください。