猫の集会は何してるの？なぜ開催される？猫の集会の謎に迫る！

ひとエリアに数匹から数十匹ほどの猫が集まる場所を目撃したことはありますか？あの不思議な現象は「猫の集会」と呼ばれています。

滅多に見られるものではないので、見たことがないという方が多数派だと思いますが一体あれは何をしているのか気になりますね。これからその概要について詳しくご説明していきたいと思います。

猫の集会が実際に行われている時の様子を写した写真と動画を集めてみました。

なんと猫の集会には猫のみならず人間が招待されるなんてこともあるようです。しかしこれについては頻繁に見られる行動ではないため、招待された経験がある方はラッキーだといえるでしょう。

こちらで紹介する動画に、猫の集会に人間が招待される様子の一部始終が映されています。

この動画を投稿した男性は猫好きで、この日も道で出会った野良猫を撫でていたそうです。するとその猫は突然立ち上がって歩き出し、こちらを振り返りながらついてこいというように鳴き声を上げたといいます。

男性がそのまま猫に導かれて歩いていったところ多数の猫が集会を開いている所にたどり着き、そこで猫に囲まれながら貴重な時間を過ごされたようですよ。この集会に集まっていた猫は皆おとなしく撫でさせてくれたみたいなので猫好きには夢のような空間ですね。

ここまで理想的な招待の仕方は滅多に確認されることではないですが、一度は猫の集会に参加してみたいものですね。

猫の集会に集まる猫たちの多くは無駄になれ合ったりせず、各自まったりと自由に過ごしているようです。

血縁関係のある猫同士以外の交流はあまりなく、互いに何メートルか距離をとった場所におとなしく座った状態でいます。

せっかく集まっているのになんでそんなに距離を開ける必要があるのか疑問に感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、これは猫たちにとっての礼儀の一種なのです。自分と相手の間に一定の間隔をあけることでそれぞれのパーソナルスペースを確立しています。そうすることで集会の間、喧嘩が始まることを防止しているのです。

猫の集会が最も見られる時期は夏から秋の間です。時間帯としては夕方から夜中まで行われることが多いですが、繁殖期になるとさらに時間が延びて夜中遅い時間まで続くなんてこともあるようです。

不思議なことに解散の際の合図等はなく自然に各自の縄張りに帰っていきます。無言の集会なんて人間の世界とは大違いですね。

それぞれの地域の集会ごとに異なるため、特定の開催場所はありません。

しかし参加する猫のいずれかの縄張りを使用するということはあり得ず、幾匹かの縄張りが重複しているところが使用されることが多いようです。具体的には空き地や公園等の公共スペースや神社、駐車場のような開けているところが開催地に選ばれやすい傾向があると言われています。

そのような猫が集まる場所が近くにあるという方は、夕方頃にそこを訪れてみればいつか猫の集会に遭遇出来るかもしれませんよ。