野良猫は冬の寒さを乗り越えるのか?【寝床・どこにいる?】
野良猫にとり、夏の暑さはもちろん、厳しい冬の寒さは命取り。過酷な外の環境で過す野良猫たちは一体、どのようにして冬を乗り越えているのでしょう?「寒さで凍え死なないかな?」「食事はどうしてる?」そんな疑問についてご紹介していきます。
最終更新日2020.05.06
野良猫の冬の過ごし方
そもそも野良猫は、寒さが不得意なのでしょうか?
もふもふの毛皮を着た猫、その見た目にはとても暑がりのようにも見えますね。しかし実のところ、とても寒さに弱い生き物です。
野良猫は寒さに弱い
猫の先祖はアフリカ北部、リビア砂漠に生息していたリビア山猫であると言われています。そのため、暑さにある程度慣れている分、寒さにはめっぽう弱いのです。
冬はどこにいるのか?
寒い冬。雪が積もり凍える日だって少なくありません。
そんな厳しい環境で野良猫たちはどのように生活し、寝床を確保し、凍える夜を越すのでしょう?
野良猫は冬どこにいる?【空き家・ビニールハウス】
誰も住まなくなった空き家や、暖かいビニールハウスの中が猫の住まいになるケースは多くあります。雪だけでなく、雨風も防げるとあり、猫にとっては大変ありがたい環境と言えますね。
野良猫は冬どこにいる?【エアコン室外機の上】
暖かなエアコンの室外機は、猫にとって湯たんぽのようなもの。換気口もそのひとつです。
また、それらの設置場所が人目に付きにくい路地裏などに設置されていることが多いため、猫にとって好都合なのです。冬の冷たい風を直接受けずに済むのも大きなポイントです。
野良猫は冬どこにいる?【野良猫たちで身を寄せ合う】
自らの体温を寄せ合い、皆で協力して寒い冬を乗り越える姿は、なんとも健気…。野良猫たちは、必死で生きようとしています。
野良猫は冬どこにいる?【車周辺・エンジンルームの中】
猫は暖かなスポットを探す天才。そのため、車を停めたばかり、まだエンジンで温まった状態の車付近で暖をとることも多くあります
ボンネットの上であれば見つけやすいのですが、注意したいのはエンジンルームの中にいるケース。猫はするりと車下からエンジンルームに入ることができます。そのため、中にいることに気づかずエンジンをつけてしまい、猫が死ぬケースが多発しています。
これについては下記の記事を参照下さい。
特に冬場、野良猫のいる地域の方は特に注意が必要です。