【画像あり】ソマリとはどんな猫?性格・毛色の種類・値段を紹介!
最近はペットとしても定着しつつある人気猫のソマリは、イギリス生まれであり、同じく人気の猫・アビシニアンの長毛種でもあります。魅力がいっぱいのソマリについて、今回はその性格や毛色の種類、飼い方、そして値段などを詳しくご紹介します。
最終更新日2020.05.06
「ソマリ」とはどんな猫?
ソマリは、アビシニアンの長毛種です。短毛のアビシニアンからときどき産まれる長毛種を交配させてたもので、新種の猫の中でも、非常に人気の高い猫の1つです。まだそんなに歴史は長くなく、ソマリが現れ始めたのは1950年ごろといわれています。
元であるアビシニアンの起源は古く、19世紀後半から純血種としての繁殖が始まり、20世紀初頭には、世界中の猫血統管理団体に登録されていたほどです。そんなアビシニアンは短毛ですが、ときどき生まれる長毛は不人気で、ショーなどでも隠されていました。そこに目を付けた審査員の一人の手によって、長毛同士の交配が始まり、ソマリの誕生へと繋がっていきました。
なお、近年の遺伝子解析による研究によると、ソマリが長毛になった原因は、異種交配ではなく、突然変異であったことがわかっています。そして「ソマリ」という名前は、アビシニアンの原産国・エチオピアの隣国「ソマリア」から由来しています。
画像
では、可愛いソマリの画像をたっぷりご紹介していきます。
まずは子猫です。
子猫
こちらはペットショップにいるソマリの子猫たちです。生後すぐの様子もわかります。
こちらはブリーダーさんのところにいる子猫たちです。ポワポワしてる感じがたまりませんが、しかし既にソマリ感も出ていますね。
続いて成猫です。
成猫
とても優雅な佇まいです。眺めているだけでも保養になります。
かなりの接写です。もうやってまじまじ見ると、とても整った顔をしていますね。無駄のない美しさを感じます。
鳴き声
ソマリの鳴き声はどんな感じなのでしょう?こちらの動画をご覧ください。
普通の猫のような「ミャーオ!ミャーオ!」ではなく、とてもか細くて、まるで赤ちゃんのような鳴き声をしていますね。
実は、この鳴き声は、ソマリの大きな特徴の1つとされていて、「鈴を転がしたような鳴き声」といわれています。確かに鈴っぽくて高めの声ですね。可愛いですし、なんとなく癒されるような、リラックス効果のあるような声質です。
大きさ・体重
ソマリの体長は40cm前後で、体重は3~5kg前後とされています。
筋肉質のフォーリンタイプであり、「アーモンド形の大きな目」「大きな耳」「筋肉質な体型」「フサフサの長いしっぽ」が特徴です。ソマリの体長および体重とも、元であるアビシニアンとはそんなに差がないものの、ソマリは毛が長い分、アビシニアンよりも大きく見えます。
なお、フォーリンタイプとは、猫のボディタイプの1つで、ほかにも全部で6種類のタイプ(オリエンタル。フォーリン、セミフォーリン、コピー、セミコビー、ロング&サブスタンシャル)があります。
毛色の種類
ソマリの主な毛色は、「ルディ」「レッド」「ブルー」「フォーン」の4種類があります。しかしこの4種類はCFAに公認されている色であり、非公認だと「シルバー」や「チョコレート」といった毛色もあり、その種類はかなり多いようです。
そして、ソマリの毛色は、一本一本の毛が様々な色に帯状で染め分けられている「ティックドタビー」です。これは元であるアビシニアンも同じです。
寿命
ソマリの平均寿命は、約11歳~15歳とされています。一般的な猫の平均寿命が15歳程度といわれているので、ソマリもほぼ同じぐらいというところです。
特徴
さきほどお伝えしたように、ソマリは「アーモンド形の大きな目」「大きな耳」「筋肉質な体型」「フサフサの長いしっぽ」が特徴です。
鈴を転がしたような鳴き声も特徴ですが、ほかにも、目尻から頬にかけて引かれている「クレオパトラライン」というアイラインに特徴があります。
こちらがアビシニアン。確かに目元や顔つきは似ていますね。