猫の平均寿命は何歳?飼い方・性別・種類によって異なる寿命を紹介!

猫の平均寿命は何歳?飼い方・性別・種類によって異なる寿命を紹介!

猫を飼っている人なら誰でも、愛猫がどれくらい生きるのか気になりますよね?猫は猫でも、野良猫や飼い猫、品種や性別によって平均寿命は変わってきます。ここでは、それぞれの平均寿命と、長生きさせるためのポイントなどを紹介していきます。

猫の平均寿命

猫の平均寿命はどれくらいなのか、猫を飼っている人であればとても気になりますよね。

自分の愛猫には、少しでも長く生きてほしいものです。

犬より猫の方が長生きなのを聞いたことがある人は多いと思いますが、果たして本当にそうなのでしょうか?

2017年アニコムによるデータ検証によると、アニコム損保に契約している犬と猫それぞれの平均寿命は、犬が13.7歳で猫は14.2歳と、やはり猫の方が長生きなのが分かっています。

猫の平均寿命は伸びている

更には、年々猫の平均寿命が延びてきているというデータも出ているのです。これは、猫を飼う環境の殆どが屋内飼育を占めるようになったのが大きな理由のようです。

家猫は、野良猫と比べて事故が少ないのと、飼い主の目が行き届きやすいため、病気も早期発見しやすいです。そのことから、猫を安全から守るために屋内で飼う人が増えたのもありますが、外飼いの猫が近所に迷惑をかけるのを防ぐといったのも屋内飼育が増えた要因です。

屋内飼育の方が、外で飼うより断然安全なので、猫にとっても長く生きるには屋内飼育が良いです。

猫の平均寿命が14.2歳とありますが、猫の14歳は人間に換算するとおよそ72歳。この歳になると、人間も様々な症状や病気に悩まされますよね。

人間も猫も同じで、年齢によってかかりやすい病気や死因などを知っておくことも、飼い猫を長生きさせる重要なポイントだと言えるでしょう。

猫の死因と、かかりやすい病気は?

猫の死因とかかりやすい病気をここでは説明していきます。

猫の死因について

猫の死因はいろいろですが、年齢によってそれぞれが占める割合は変わってきます。しかし、猫の死因トップは、0歳期が感染症、それ以上では泌尿器系疾患と大きく2つになっています。子猫を保護しても、すぐに弱ってしまったという経験をしだ人は多いのではないでしょうか?母猫から離れてしまった子猫は、特に免疫力が弱いので、感染症にとてもかかりやすいのです。

その他の死因は、呼吸器系疾患・腫瘍・循環器系が並びますが、子猫では呼吸器、高齢猫では腫瘍が高い割合を占めたりと、少しばらつきが見受けられます。
 

猫がかかりやすい病気について

前述した猫の死因から見ても分かりますが、0歳期の子猫以外は年齢に関係なく腎臓病(腎不全)や尿路結石、膀胱炎などの泌尿科系疾患にとてもかかりやすいことが分かっています。原因は、細菌感染や老化による腎機能の低下などが挙げられています。しかし、猫自体がなぜ腎臓系の病気になりやすいのかは定かではないようです。

その次に挙げられている呼吸器や循環器、腫瘍ですが、人間同様に加齢とともに起こりやすくなると考えて良いでしょう。

これは、猫の年齢を人間の年齢に換算すると分かりやすいですが、猫の5歳は人間の36歳、猫の10歳は人間の56歳、猫の15歳は人間の76歳になるからです。

歳をとれば病気はつきもの、しかし、そうならないように防げるものは未然に防いでいきたいですね。

猫の種類や飼い方による寿命の違い

では、続いて猫の飼い方や性別、種類による平均寿命の違いがあるのかを見ていきましょう。

飼い方による平均寿命の違い

飼い方による猫の平均寿命ですが、ここでは、飼い猫の平均寿命を外飼いの猫と家猫で区別して説明をしていきます。

何故ならば、正式に測ることは困難ですが野良猫の平均寿命は、環境省や動物愛護センターなどのデータによるとおよそ3年〜5年と、飼い猫の半分以下の長さだからです。野良猫の子猫となるとさらに過酷で、生存率は約50%だとも言われています。

では、外に出る猫と完全な家猫の平均寿命はどれくらいなのでしょうか。一般財団法人日本ペットフード協会の調査によりますと、平成29年度の調査では以下のような結果が出ています。

  • 家猫の平均寿命…16.25歳
  • 外猫の平均寿命…13.83歳
  • 調査猫全体の平均寿命…15.33歳
家猫の平均寿命が、外猫よりも長いことが分かりますね。外猫は事故に遭いやすく、また、喧嘩による怪我や感染症のリスクが高いですよね。一方家猫はというと、交通事故や水難事故などに遭うこともなく、喧嘩をして怪我をすることもほとんどありません。

このことからも、家猫の方が平均寿命が長い理由が分かりますね。

また、日々の健康管理も家猫の方がしやすいのもあります。餌、水、トイレの管理はは勿論、見た目や行動の異変にも気付きやすいです。しかし、外猫は、家猫ほど管理ができないことが多いので、家猫よりも平均寿命が短くなってしまうのでしょう。

性別による平均寿命の違い

猫の性別による平均寿命差は、アニコム契約頭数の調査によると、雄が13.7歳で雌が14.8歳と約1年くらい雌の方がながく生きると報告されています。

人間も、女性の方が平均寿命が長いですよね。哺乳類は、雌の方が雌雄別の役割からも長生きな傾向にあるようです。

雄は、狩をして餌を運ばないといけないし、雌を捕まえるために雄同士で喧嘩をします。一方で雌は、出産して子育てをしないといけないので、それなりの体力と生命力が元々備わっています。

また、前述の通り、猫がかかりやすい病気として泌尿器科系の疾患が挙げられています。この、泌尿器科系の中でも尿路結石は、尿管の構造から雄猫の方がかかりやすいと言われています。

これらのことからも、雌の方が長生きなのが分かりますね。

猫の種類による平均寿命の違い

猫の種類によっても、平均寿命が違ってきます。アニコムの調査でも、契約頭数で上位にある猫の種類10種で比較したところ、品種によって平均寿命の差があることが分かっています。

アニコムによる調査結果は以下の通りです。

1位混血種…14.3歳
1位日本猫…14.3歳
3位スコティッシュフォールド…13.4歳
4位アメリカンショートヘア…13.5歳
4位ラグドール…13.5歳
6位ペルシャ/チンチラ…13.9歳
7位ロシアンブルー…13.1歳
8位フォレストキャット…12.6歳
9位メインクーン…12.5歳
10位マンチカン…11.2歳

混血種、いわゆる雑種や日本猫の平均寿命が長く、ロシアンブルー・アメリカンショートヘア・メインクーン・スコティッシュフォールドなどの品種は平均寿命が短い傾向にあることが分かります。

猫を長生きさせるには?

猫だって長生きしたい、飼い主が猫と少しでも長く居たいと思うのは猫も同じ。そんな猫のために飼い主ができることはどんなことがあるでしょうか。

環境は平均寿命に影響する

住みやすい環境にいることは、猫も人間と同じで長生きするとても大きな要因です。

では、猫にとって住みやすい環境とはどういったものでしょうか。住みやすい環境とは、猫がストレスを感じないで快適に暮らせる環境だと考えたら分かりやすいと思います。
では、いくつか例を挙げてみましょう。

  • 外敵がいない
  • 餌と水に不自由しない
  • トイレが清潔に保たれている
  • 適切な運動量が確保できる広さと、高いところに登れるところがある
  • うるさくない
  • 身を隠す場所、安心して眠れる場所がある
愛猫の好きなものや好きなことを考えたら、まだまだ出てくるかもしれませんね。

与えられている餌は平均寿命に影響する

与えられている餌は、猫が長生きするのにとても大きく影響します。飼い猫は自分で餌を探せないので、与えられる餌で体を作り、健康を維持するしかないのです。

最近では、猫の年齢や体格、疾患別に分けられた餌が多く販売されています。愛猫の特性(食べ過ぎる、毛玉をうまく吐けないなど)も考慮して餌を選ぶと、猫が病気になるの未然に防げるかもしれません。

猫を長生きさせるためには、可愛いからと言って、人間の食べ物やカロリーの高いおやつばかり与えるのは避けた方が良さそうですね。

病気をいち早く発見する

猫が長生きするためには、餌に気をつけて環境を整えることの他に、飼い主がいち早く病気を発見してあげることも重要なポイントです。

もし、猫の仕草、行動をはじめ、毛並みや顔つきなどの見た目や触った感じがいつもと違うと思ったら、すぐに病院に行くなどの対処をする必要があります。

飼い猫を常に観察をして、健康をチェックできるのは飼い主しかいません。猫が長生きするためにも、日々の観察やコミュニケーションはとても大切なことだと言えるでしょう。

世界一長生きした猫

世界一長生きした猫は、猫の平均寿命を遥かに超える38歳の女の子。その大記録はギネスブックにも記録されています。

名前はクレームパフちゃんといいますが、1967年8月3日〜2005年8月6日まで生きたとのことです。

アメリカの家庭で飼われていたのですが、人間の年齢に換算するとおよそ170歳ということになりますが、見ただけでもすごい数字なのが分かりますね。

猫の平均寿命がおよそ14歳、人間の平均寿命が80歳と考えても、クレームパフちゃんの38歳は目を疑いそうです。

ちなみに、人間の長寿ギネス世界記録は、1997年まで生きたジャンヌカルマックさんというフランスの女性で、それでも122歳。クレームパフちゃんがいかに長生きなのかが分かります。

ちなみに、現存する世界一長生きの猫はこちら。2016年の段階で30歳のオス、アメリカテキサス州にいるシャム猫、スクーターちゃんだそうです。スクーターちゃんも、ぜひ長生きしてほしいですね。
 

我が家の愛猫と、末永く過ごすために

猫を我が家に招いてから、この子とずっと末永く幸せに暮らしたいと、誰もが思うでしょう。

猫が少しでも長生きしてくれるために、猫のことを沢山知って、飼い主が猫のためにできることをしっかりこなしていきたいものです。

住みやすい環境を作って、人間と共存しながら少しでも皆さんの猫が長生きできたら良いですね!

いかがでしたでしょうか?気になるところがあれば、ぜひ参考にされてみてください。
 

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