猫が帰ってこない原因・理由は?戻ってこない猫の探し方を紹介

猫が帰ってこない原因・理由は?戻ってこない猫の探し方を紹介

家から出て行ったまま飼い猫が帰ってこない!という時には、飼い主さんとしてとても焦ります。猫は犬と違って行動範囲が上下にも及ぶためなかなか見つからないことも多いもの。今回は猫が帰ってこない非常事態の原因と、再会するための対処方法をお話します。

記事の目次

  1. 1.猫が帰ってこない理由
  2. 2.戻ってこない猫の探し方
  3. 3.無事に猫が見つかった後には、きちんと対策しよう

飼い猫が思いもがけず家から出て行ってしまい帰ってこないとなると、飼い主さんはとても心配になりますよね。

特に、ずっと家の中だけで暮らしてきた室内飼いの猫なら、
「どこかで怖がって震えていないか」
「ごはんが食べられず弱ってしまっているのでは?」
とかなり心配になるはず!

Photo bySanta3

また

  • 気づいたら窓やベランダが開いていて猫の姿が見えない
  • ドアを開けた瞬間に横をすり抜けて出て行ってしまった
  • ふとした拍子に恐怖に襲われパニックになり飛び出していった
など、状況は違っても出て行ってしまったことには変わりありません。
そんな時には、猫が帰ってこない理由を探りながら、それに合わせた探し方を実行したいところです。

また、飼い主さんがパニックになって時間をかけるほど、すぐに見つけられないことも!

今回は、猫が自宅からいなくなってしまった時に少しでも冷静に対処できるよう原因を探り、どうやって再会することを目指せばいいのかをお話します!

猫が帰ってこない理由

猫が自宅からいなくなる時、その原因はいくつかにわけることができます。

なぜ自分の大切な飼い猫が家に戻ってこないのか、まずは理由を探ってみましょう!

ケガや事故が原因で帰ることができない

日陰・縁の下の猫

猫は通常なら方向感覚にも優れ、自分の縄張りの範囲内なら自力で家に戻ってくることも多い動物です。

ところが、体が弱ってしまった時などは自分だけでは動けず、ひっそりと体を休めるために物影に隠れていることも。

また、交通事故など大ケガを負ってしまった時には、善意の人によって動物病院に運び込まれていたり、保健所に収容されている可能性もゼロではありません。

平成30年12月の発表された環境省の統計資料では、平成29年度に収容された負傷猫の数は「11,884頭」。
犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況

ケガや病気をして引き取られる猫の数が、成猫も子猫も多くいるのがよくわかりますね。

野良猫の頃の習慣が抜けていない

外にいる野良猫

元々が野良猫としてのスタイルを確立している子であれば、自分なりの「やることリスト」を作り上げてしまっている子もいます。

  • 縄張りのパトロール
  • 自分の好きな場所・人・猫への立ち寄り
こういったことを続けるため、また、外で居心地のいい場所を見つければそこに長くいることも、元が外猫なら厭いません。

もしも飼い猫が野良猫としておとなになるまで生きてきたのなら、
「自宅にいるよりやるべきことがある」
「他に定住先を見つけてしまった」
という野良猫特有の習性から帰ってこない場合があります。

のイメージ
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オスの本能によって猫が帰ってこない

のぞき込む猫

若いオス猫の習性で、「エクスカーション」と呼ばれる行動があります。

飼い猫ならいわゆる「家出」と認識されるもので、数日から数週間かけて未知の場所へと探索に出かけていってしまう行動のことを言います。

室内飼いの子でも性成熟した頃からこの行動をする子が現れ、この本能的な行動からいなくなってしまうことも。

近親交配を避けるための本能とも言われているため、オス猫には特に家出が多いと言われています。

災害などでパニックになったまま帰ってくることができない

振り返る子猫

猫が帰ってこない理由の1つで深刻なのは、地震や水害などの災害によって猫がパニックになってしまった時です。

特に怖がりな子では、地震が起きた時に網戸を破って飛び出してしまったり、飼い主さんが避難のための脱出路を確保しようとした時に出て行ってしまうことがあります。

心が落ち着けば自宅へ帰ってくることができる場合もありますが、被災状況によっては飼い主さんが避難所へ移動していたり、帰るべき家が壊れている場合もあり、その場合はなかなか再会が難しくなることも。

戻ってこない猫の探し方

飼い猫が帰ってこない時には、飼い主さんは状況に応じて探し方を変えていかなくてはいけません。

特にいなくなってしまった最初の頃に素早く対策してあげないと、外に慣れていない室内猫の場合、体力面や食事の問題から体が弱っていってしまうことも考えられます。

自宅周辺を探す&猫に帰宅を促す

猫の後ろ姿

飼い猫がもしもいなくなってしまったら、まずは自宅周囲を探すことが鉄則です。

猫の縄張り意識による脱走も、ふいをついての興味本位での脱走も、最初は比較的近くに猫がいることが多いものです。
特に自宅への方向感覚を失っていない場合は、自宅周囲を中心にうろうろしていることも。

お家に戻れない原因として、

  • 自宅が他の野良猫の縄張りでこれ以上近寄れない
  • 自宅周囲に猫にとって怖いものがあって近寄れない(工事音、近所の犬など)
といったことが考えられるため、こっそりどこかに隠れていることを想定して探してみましょう!

猫は隠れることができる場所で体を休めていることが多い動物です。
「車の下」「家の軒下」「倉庫の隙間」などを含め、高い所にいるかもしれないということも考えておいてください。

猫は夜に活動することが多いこと、周囲の物音が減って猫が怖がるものが減ることから、昼間よりも暗くなってから歩いてみるのも良いでしょう。

猫の行動範囲や移動距離については下記を参照してみてください。

のイメージ
猫の行動範囲や移動距離を解説!脱走した猫が帰ってくる確率はどのくらい?
「猫を探しています!」一度は目にした事があるチラシではないでしょうか。飼っている猫ちゃんが家から脱走してしまった場合、帰って来る事はできるのでしょうか。帰ってくるとしたら、その確率はどれくらいなのでしょうか。

猫が帰ってこない時にはまずはここへ連絡を

スマートフォンを操作する手

飼い猫が家出・もしくは脱走してすぐに見つからない時には、まずは自分が住んでいる自治体の保健所・もしくは動物愛護センターに連絡して「探している」ということを伝えておきましょう。

数日の期間を空けないと情報が入ってこない場合もあるため、根気よく数日おきに連絡を入れてみる方が良いでしょう。

また、日本の法律では猫は「物」として扱われるため、誰かが明らかに飼い猫とみられる子を保護した場合、「拾得物」として警察署に届け出られることがあります。

そのため、最寄りの警察署や少し離れた複数の警察署に情報を寄せておくことを忘れずに行っておきましょう!

自分の飼い猫が帰ってこないという事実を周知

診察を受ける猫

数日経って保健所や警察署にも情報が寄せられていない時には、周囲の人・施設にも探していることをアピールしておきましょう。

  • 動物病院(かかりつけ以外も)
  • SNS(Twitter、Instagram、Facebookなど)
  • 近所のお店
貼り紙だけでなく、インターネットの手段も使っておくと情報はより拡散されやすくなります。

また、動物病院では負傷した飼い猫が運び込まれることもあります。

「もしかしたらケガをしたうちの子の情報があるかも…」
という気持ちをもって、かかりつけだけではなく、遠くに行っていた可能性を考えて周囲にある複数の動物病院にあたってみてください。

特に動物病院では同じ飼い主さんとしての気持ちから、犬の飼い主さんが「散歩の途中で見かけたあの子かも!」と情報を寄せてくれることがあります。

長期間見つからない時にはプロの手も借りる

港を歩く猫

猫が帰ってこない場合に自分たちだけで探すには、時間や方法にもどうしても制限があります。

そんな時には周囲に信頼できそうなペット捜索業者があれば依頼してみるのも1つの方法です。
いわゆる「ペット探偵」と呼ばれたり、迷子犬・猫のレスキュー活動を専門にしている人たちですね。

今までの捜索方法のノウハウや、飼い主さんでは交渉しにくい場所の捜索を行ってくれるなど、プラスアルファの再会するための手段となります。

業者によって料金・捜索可能期間なども異なってくるため、飼い主さん自身の業者選定が必要なのはややネックですが、1週間以上帰ってこない猫を探すためには時には検討してみましょう。

無事に猫が見つかった後には、きちんと対策しよう

飼い主になでられて幸せそうな猫

猫の脱走を経験した人にとっては、生きた心地がしなかった日々のはず。無事に再会できたら、何よりも再度同じことが起こらないよう対策を行わなければいけません!

特に、「1度戻ってこれたから次も戻ってこれるだろう」という油断は厳禁です!もしかしたら、次やその次に、自分たちがいない外で愛猫が事故に遭いなくなってしまうリスクだってあるのです。

脱走歴がある子もない子も、

  • そもそも脱走を防ぐためのお家の作り方
  • もしもいなくなってしまった時の捜索をわかりやすくするための方法
をあらかじめ対策しておいてください。

そのためにはぜひ以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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