猫のトイレの掃除の頻度と洗い方の方法を紹介!簡単に掃除する方法は?
猫のトイレ掃除はサボることができない日課です。しかし、仕事や外出時間が長いと、どうしてもトイレ掃除がすぐにできないタイミングが出てきてしまうことがありますよね。今回は、猫のトイレ掃除をできるだけ負担なく行うための方法をお話します。
最終更新日2020.05.06
猫砂を全部取り除く
まずはトイレケースを洗う前に余分なものはすべて取り除きましょう。
猫砂はトイレに流せるタイプであっても、全部取り換えるほどの量を一気に流すと、下水管の詰まりや水洗トイレの故障の元です。分割して流しても良いですが、手間になるので袋に入れてしっかり口を縛ってから、燃えるゴミとして出した方が簡単です。
猫砂の種類によって捨て方も異なるため、以下の記事を参考に、自宅で使っている猫砂を上手に処分してくださいね。
トイレを一旦お湯でつけ置き
トイレを洗う前には一旦お湯で30分ほどつけ置きすることをおすすめします。
こびりついた汚れを力を込めて擦るのは大変です。
また、せっかくトイレ本体を丸洗いするのに、汚れが残っていればそれが悪臭のもとになります。
もしも殺菌効果を求めたり、寄生虫症対策の丸洗いであれば、トイレ本体に熱湯を張って5~10分程度置くようにしましょう。
熱湯の温度を維持するために、トイレの上にふたをしておくと効果的です。
ウイルス感染による下痢であれば次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤)を薄めたものでつけ置き消毒をしても良いです。
ただし、猫は塩素をなめることが好きな傾向があるので、
- 洗っている最中は近寄らせない
- つけ置きした後は洗剤でトイレをしっかり洗って匂いを除去する
熱湯を張って消毒する場合、入れる時・捨てる時にやけどしないよう注意してくださいね。
トイレをスポンジで擦って洗う
汚れがある程度ふやけたら、さっそくスポンジで洗っていきましょう。
もしもシステムトイレで網目がある場合、隙間の汚れはスポンジでは取りづらいものです。
そんな時には、人用の使い古しの歯ブラシを捨てずに置いておき、トイレ掃除の時にそれで擦ると掃除がしやすいです。
しっかり乾燥
猫用トイレを隅々まで洗った後は、しっかりと乾かすことを忘れないようにしましょう。
ざっと布やペーパータオルなどで拭き取った後、ベランダや庭の日の当たる場所・風通しの良い場所に1~2時間置いておきます。天日干しをすることで、湿気がなく、より清潔なトイレができるのでおすすめです。
洗う時に洗剤は使っていいの?
トイレを洗う時に水洗いだけでは汚れが落ちにくいと感じる時がありますよね。
人用の台所用洗剤自体は、きちんと洗い流せば猫ちゃん用トイレを洗う時にも使用可能です。
ただし、まれに人用洗剤の強めの匂いを嫌がってそのトイレを嫌がる猫もいます。
特に柑橘系の香りには敏感な子が多いです。
洗剤の匂いは人にとってはいい匂いでも、猫にとっては慣れない違和感のある匂いと感じてしまうわけですね。
そんな時にはペット用の洗剤を活用してみましょう。
人用の洗剤で洗った後は、猫が違和感なくトイレでおしっこ・うんちをしてくれるかどうかしっかりとチェックしてあげましょう。
猫砂が飛び散る問題への対策
猫は排泄後に自分のうんちはおしっこを隠す習性があります。
そのため、トイレの外に猫砂が飛び散ったり、足裏に猫砂がついてトイレから一緒に出てきてしまいます。
トイレ以外にもお掃除範囲が増えて、飼い主さんの負担が増えてしまうので、ぜひ猫砂の飛び散り対策をしてみましょう。