猫のストレスサインを紹介!原因・対策・解消法をご紹介
「自由気ままで悩みなんてない」と思われがちな猫ですが、一緒に暮らしてみると、むしろ猫はストレスを抱える動物だということがわかります。どんなことにストレスを感じるのか、今回は改めて猫のストレスについてご紹介するとともに、原因や対策、解消法についてもお伝えします。
最終更新日2020.05.06
猫のストレス対策
環境的対策法
大きな音や低音がストレスだな、と感じる場合は、トイレや食事の場所を静かなところに変えてあげましょう。変えることでまたストレスを感じてしまうかもしれませんので、少しずつ様子を見ながらの方がおススメです。
そして、食器やトイレなどは、なるべく今の物を長く使うようにしましょう。お手入れは大変になりますが、猫はもともとキレイ好きで不潔な状態は嫌がりますので、面倒くさがらずにお手入れをしてあげれば、ストレスの積み重ねも減ってくるはずです。
多頭飼いの場合
多頭飼いによる猫同士のストレスの場合、その相性によっては大きく改善することもあります。下記の「相性早見表」をご参照ください。
習慣的対策法
①ブラッシング
ブラッシングは、猫の毛を整えるだけでなく、お互いのコミュニケーションの時間にもなります。また、猫の皮膚への良い刺激が、猫にとっては心地よく、ストレスが緩和されるような効果があります。ブラッシングをしながら、猫が喉をゴロゴロ鳴らしたり、お腹を見せている状態は最良です。特に、首周りを撫でられるのが大好きな猫は、首周りのブラッシングを重点的にしてあげると喜びます。
飼い主とのスキンシップもはかれて、猫にとってはこの上ない対策法です。毛玉を吐く回数の減少にもつながります。
②思いっきり遊ぶ
室内飼いの場合、外猫と違って、狭い居室内での生活は、そのストレスを発散させるのが難しいこともあります。夜中の大運動会で走り回る行為は、せめてもの発散かもしれませんが、近所迷惑を考えると、なかなか大歓迎ともいえません。
そこはやはり、我々飼い主の役目です。飼い主が思いっきり猫と遊んであげることです。ブラッシングと同じように、スキンシップにもなりますし、猫の運動不足解消にもなります。わざわざおもちゃを買わなくても、家にある物でも十分遊べます。我が家はよくティッシュを丸めた物を投げて遊んでますよ。
おすすめのストレス解消法
またたび
我が家の場合、月に2回ほどまたたびを与えています。さすがに毎日や頻繁な与え方は心配なので、月に2回だけ「酔っぱらいの日」を設け、思う存分ストレス解消をしてもらってます。メスの場合はあまり効果はないですが、オスの方に効き目があるようです。
猫用フェロモン製品
我が家が動物病院の先生に勧められたのが猫用フェロモン製品の導入です。結局我が家ではそのときは見送りましたが、さまざまな効果が期待できるようで、もし今度そうなったときには導入してみようかな、と思っています。
他にも、猫のおすすめおもちゃをご紹介しています。こちらもぜひご参考ください。
まとめ
今回は、猫のストレスについてお伝えしました。一緒の生活が慣れてくると、飼い主である人間もだんだんとわかってくるようになり、上手な対処ができてくると思います。それまではなかなか大変であったり、猫ファーストな環境になると、逆に人間にとっては不便になってしまうこともあったり。
それでも、猫との楽しくて幸せなニャンダフルライフに勝るものはありません。ぜひ、本記事でご紹介したことを参考にしていただき、今後の暮らしの一助にしていただければと思います。