初心者におすすめの飼いやすい小鳥の種類ランキングTOP10をご紹介!
小さな体でキレイな歌声を披露してくれる小鳥は、あまり手間もかからず、飼いやすいペットとして人気です。
・かわいい小鳥を飼ってみたい
・飼いやすい鳥はどの種類?
そんなお悩みをもつ初心者の方向けに、ペットとして飼いやすい鳥たちをランキング形式で紹介します。
最終更新日2020.05.06
原産地はオーストラリアやインドネシア。
体長はスズメよりも小さく10㎝ほどで、寿命は約5年ですが、うまく飼えば10年生きることも。
性格は臆病でケンカもあまりしないため、多頭買いも問題ありません。ただし、人になつきやすいタイプではないので手乗りにさせるには難易度が少し高めであり、観賞用としておすすめしたい種類です。
また、寒さに弱いので気温管理をしっかり行う必要がありますが、比較的丈夫な体ということで飼育難易度は低め。
鳴き声自体はあまり大きくなく静かなタイプなので、近所迷惑にもなりません。ただ、とても独特で、猫のように「ミャア!」と鳴くので、興味がある方は1度ペットショップで実際に声を聞いてみてくださいね。
キンカチョウ
- 臆病なので観賞用におすすめ
- 丈夫な体で、飼育しやすい
- 価格1,000円~
第7位:マメルリハ
原産地は南アフリカのエクアドル、ペルー北西部の太平洋沿岸。
体長はセキセイインコよりも小さい13~15cmほどですが、寿命は10~20年と長生きします。
普段はおとなしくて人になつきやすい甘えん坊なマメルリハは、実は喜怒哀楽がはっきりしていて、機嫌が悪くなると噛みつくなど攻撃的な一面をもっています。マメルリハが怒っている時間自体は短いといわれているので、怒らせてしまったときは少しの間そっとしておきましょう。
鳴き声が小さく静かなタイプのため、マンションなどでも飼いやすい小鳥ですが、空気の汚れに敏感なので、家族にたばこを吸う人がいる場合は飼育が難しいかもしれません。
マメルリハ
- 寿命が10~20年と長い
- 甘えん坊でなつきやすい
- 価格1,000円~
第8位:サザナミインコ
原産地は南アフリカや西パナマなどの山岳地帯。
体長は15㎝ほどで、寿命は約10年ですが、しっかりと面倒を見てあげると15年以上生きる場合もあります。
攻撃的になることは少なく、おとなしい性格をしているので、初心者や小さな子どもがいる家庭でもなつきやすいペットとして飼いやすく、おすすめです。鳴き声は静かでほとんど目立ちませんが、飼い主を呼ぶ本気鳴きだけはとても響くので防音など対策をしておく方が良いでしょう。
また、サザナミインコは飛ぶよりも歩くことが大好きで、ケージから出してもトコトコと歩くことが多いかもしれません。踏んでしまわないように、また、サザナミインコが部屋をお散歩中になんでも食べてしまわないように放鳥時は目を離さないでくださいね。
サザナミインコ
- 動きがゆっくりで、噛みつくことも少ない
- 寒さに強く、暑さに弱い
- 価格は15,000円~
第9位:カナリア
原産地はポルトガル領のアゾレス諸島やアフリカ北西部のカナリア諸島。
世界各国で繁殖されるほど、世界中の愛鳥家に親しまれているカナリアは、体長12㎝ほどで、寿命はおよそ10年です。
カナリアはとてもきれいな鳴き声を持つ小鳥として有名ですが、性格は臆病で、警戒心がとても強く、触れられることを好みません。そのため、人になつきやすいとは言い辛く、手乗りにするのは難しい小鳥です。
種類で飼いやすいさも異なり、初めて鳥を飼うなら、カナリアの中でも声のトーンがレモンカナリアや赤カナリアよりも大きくないローラーカナリアがおすすめです。とくによく鳴くのはオスなので、騒音が気になる場合はメスを選ぶと静かで気にならないでしょう。
カナリア
- 美しい鳴き声が魅力で、観賞用におすすめ
- スキンシップはあまり好まない
- 価格は15,000円~
第10位:オカメインコ
原産地はオーストラリアの内陸部。
体長は30㎝ほどで、寿命は15~20年なので小鳥としては長生きするタイプです。
穏やかな性格をしているオカメインコは人になつきやすい甘えん坊な子が多く、飼い主に寄り添ったり、手の上であくびをしたりと可愛らしいしぐさをたくさん見せてくれます。闘争心も弱いため、違う種類の鳥ともあまりケンカをしません。また、学習能力も高いので、短い言葉や口笛をマネしてくれることも。
オカメインコの特徴は、紅色の頬と頭のてっぺんの冠羽、体の半分以上ぐらいある長いしっぽ。
とくに冠羽は犬のしっぽのように表現力が豊かで気持ちがわかりやすいので、はじめて鳥を飼う場合でも気持ちを理解しやすいでしょう。たとえば、冠羽を後ろに寝かせて口を閉じているならリラックス中、冠羽を大きく開いているなら驚いたり、おびえているサインです。
飼いやすい小鳥ですが、反面、臆病で環境の変化に弱いところがあるため、飼育環境には注意しましょう。光や音、地震などの振動にとくに敏感で、不安や恐怖を感じると羽を激しくバサバサさせる『オカメパニック』を起こすことがよくあります。物音に慣れさせるためにも、飼育環境は静かすぎない場所を選びましょう。
パニック中に激しく飛び回って流血や骨折してしまうこともあるので、オカメインコがパニックになったときは安全な場所に移動させる、ケージをバスタオルで覆うなどして落ち着くまで見守ってあげましょう。
オカメインコ
- 寂しがりで怖がり
- 温厚な性格がゆえに、ほかのインコにいじめられる可能性あり
- 価格は10,000円~
まとめ
どの小鳥もそれほど高価でもなく、世話も難しくないので、初心者にとっても飼いやすい鳥たちばかりです。人になつきやすいタイプと遊んでも良し、きれいな声を楽しむも良し、と小鳥との生活の楽しみ方は多種多様です。
健康管理を怠らず、小鳥の素敵なパ―トナーになってあげてくださいね。
おすすめランキングの第7位マメルリハで、漢字では『豆瑠璃羽』と書きます。
価格は20,000円とやや高めですが、手乗りの場合はさらに高くなることも。
ノーマルカラーはグリーンですが、ほかにもブルーやイエロー、ホワイトなど豊富な種類が存在します。