うさぎの耳からわかる感情についてご紹介!【たれてる/ピンと立つ】

うさぎの耳からわかる感情についてご紹介!【たれてる/ピンと立つ】

長ーい耳が愛くるしいうさぎ。
たれ耳、大きい耳、小さい耳の子など、種類によって耳の特徴も様々です。
うさぎは、犬がしっぽを振って喜びを表すように、その特徴的な耳で自分の気持ちを表しています。
耳からわかるうさぎの感情を詳しく知り、うさぎと仲良くなりましょう!

わたみゆ
ライター

わたみゆ

三毛マンチカンと一緒にのんびり暮らしています。 猫のありあまる魅力をお伝えしていきます。

記事の目次

  1. 1.うさぎの耳からわかる感情
  2. 2.要注意!寝かせた耳に込められた真逆の感情。
  3. 3.まとめ

うさぎの耳からわかる感情

うさぎ

うさぎはとても器用に、耳を立てたり、寝かせたりします。

耳の形状ごとに、今はどのような気持ちなのか調べていきます。

うさぎが耳をピンと立てているのは、どんな時?

周囲に危険が迫っていないか、警戒している時。

うさぎ

野山暮らしのうさぎにとって、天敵から身を守ることが最優先。
もしも危険が迫っていたら、すぐに逃げ出せるよう準備をしています。

うさぎは、今でこそペットとして飼われるのが一般的になっています。

ですが、野山に暮らすうさぎ達は大昔より、肉食動物や、毛皮目当ての人間から追われる生活を送っていました。
オオカミやキツネからは地上で襲われ、一方、ワシやタカなどの猛禽類は空から襲ってきます。
このように、地上も空も敵だらけのうさぎが生き残る為には、周囲の様子を警戒し、危険な気配をいち早く聴き取ることが求められます。

足音や風の音を聴き取り、危険を遠ざける為、うさぎの耳はより大きく、長く進化しました。
立ち上がって体を高くすることで、より遠くの音を感知でき、いざという時にはその大きな後ろ足を使って安全な場所へ素早く避難します。

耳にこもった熱を逃がしている時。

うさぎ

うさぎの大きな耳は音を聴き取るだけでなく、体温調節の役割も担っています。

うさぎは、耳介と呼ばれる耳の付け根を器用に動かし、音のする方向へ耳を傾ける事ができます。

この耳介には毛細血管が密集しており、熱がこもりやすいため、耳介を広げて風に当てる事によって、こもった熱を外に逃がしているのです。

では、耳を寝かせているのはどんな気持ちのとき?

うさぎ

では反対に、耳をぺたりと倒し、寝かせている時、うさぎはどんな気持ちなんでしょう?

警戒する必要がなく、リラックスしている時。

うさぎ

警戒するものがなく、心から落ち着いている時、うさぎは耳を寝かせて寛ぎます。

写真の子はロップイヤーという元々耳の垂れた種類ですが、うさぎも常に緊張していては疲れるのか、たまには耳を倒して一休みさせます。

これは、周囲に危険なものはないからひとまず安心、という気持ちの現れです。
寝る時も、寝床が安全であると解っていれば耳も手足も伸ばして、寛いで眠ります。

要注意!寝かせた耳に込められた真逆の感情。

うさぎ

怖い思いが限界を超えた時、うさぎは警戒さえ忘れて固まってしまうんです。

極端なストレスがかかった場合。

耳が寝ているからといって、無警戒で落ち着いているとは限りません。

例えば、屋内で大きな家具を倒したり、バイクが轟音を立て家の前を通過したとします。

ただでさえ耳の良いうさぎは、そうした音を人間の何倍も不快に感じ、怖がり、耳を塞ぎます。
そして、手足をぎゅっと縮め、そのまま固まってしまいます。
その時下手に手を出すと、驚かせてますますストレスを与えてしまいます。最悪、驚いたショックで思わぬ怪我をする子もいるので、こわばり固まった時は刺激せず、そっとしておいてあげましょう。

体調がすぐれない可能性もあり。

うさぎ

具合が悪くて、周囲を警戒している場合じゃありません。

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まとめ

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