うさぎのペレットの量は?成長期・大人で変わる餌の量をご紹介!
うさぎの餌であるペレットや牧草。どのくらい与えて良いものなのでしょうか?うさぎに与えて良いペレットの量は、成長や体重によって変えていかなければなりません。うさぎが一日に食べていいペレットの量を、成長段階を分けてご紹介します。
最終更新日2020.05.06
うさぎのえさの種類
うさぎは完全草食の動物です。植物性の食べ物しか食べないので、植物性の食材を吸収しやすい体の仕組みをしています。ですのでうさぎにとって食事は非常に重要です。
基本的に一日二回、朝・夕、なるべく決まった時間に同じ量の餌を与えます。
主食は牧草とペレットです。ペレットは嗜好性があるので、補助食として与えた方が良いようです。
牧草
うさぎにとってメインとなる主食が牧草です。繊維質が豊富でうさぎの胃に毛がとどまるのを防ぎます。
イネ科のチモシーとマメ科のアルファルファの2種類があり、それぞれ栄養素が異なります。
イネ科チモシー科
イネ科のチモシーです。
低カロリーで食物繊維が豊富です。成長期・高齢のうさぎにも適しています。
うさぎが生涯食べていく牧草です。
マメ科 アルファルファ
マメ科のアルファルファです。
高タンパク質、高カルシウム、高カロリーです。成長期のうさぎに与える牧草として適しています。
ペレットフード
うさぎに必要な栄養素が凝縮されているうさぎ専用のフードです。
牧草の補助食として与えるのが望ましいようです。
圧縮度の高いハードタイプのペレットと圧縮度の低いソフトタイプのペレットの2種類あります。
ソフトタイプの方がハードタイプよりも穀物のデンプンが混ざりやすく嗜好性が高まるそうです。
ハードタイプは、歯の伸びすぎや不正咬合の予防に役立ちます。
成長期・大人用・シニア用など、うさぎの成長に合わせた種類があります。うさぎの年齢や状態に合わせて選ぶようにすると良いでしょう。
うさぎのえさの与え方と量
家庭で飼育しているうさぎには牧草を主食として与えなければなりません。通常牧草は無制限に与えてもかまいませんが、ペレットはあくまで補助的な食べ物です。
「ごはん」にならないように食べる量を考えて与える必要があります。
ペレットの量の計算
うさぎの体重×1.5%~3.0%が与えて良いペレットの量になります。一日2~3回に分けて与えます。
例えば、成長期以降の体重が2㎏の大人ウサギの場合、ペレットの量は体重の1.5%になるので、計算式は
2㎏×0.15(1.5%)=30g
が一日の量になります。2回に分けて与えるので、1回に15gということになります。
与える量は、毎回ちゃんと量って与えるようにしましょう。