うさぎの仕草・行動とその時の気持ちを紹介!【なめる/震える】
うさぎの気持ちってなかなか読めない気がしますが、実は彼らはなめる等の仕草で普段から私たちに気持ちを伝えています。なめる対象によってその時の感情もかなり異なるようですよ。今回はそれぞれの仕草がどんなうさぎの気持ちを表しているのかまとめてみました。
最終更新日2020.05.06
うさぎの仕草・行動とその時の気持ち
うさぎは犬や猫のように感情を表情に出してくれる動物ではないので、気持ちを読み取るのが難しいですよね。
何を考えているのかもっと知りたいという方は、彼らが普段行う一つ一つの仕草に注目してみましょう。その動きに込められた意味が分かれば、うさぎが今何を求めているのかが理解出来るようになります。
この記事ではそれぞれの仕草が表すうさぎの気持ちについてご説明していくので、飼っているうさぎとの距離を縮めたいという方は是非ご覧ください。
具体的な仕草とそれぞれの行動を起こすときの気持ち
うさぎがペロペロ舐める
うさぎが飼い主の体やその他様々なものをペロペロ舐めている時は何かしらの意思表示をしています。多くの方は舐める仕草は甘えているのだと捉えているかと思いますが、甘える以外にも様々な気持ちが込められているんですよ。
舐めるものごとにうさぎがどんな気持ちでいるのかを詳しくみていきましょう。
飼い主の手をなめる
うさぎを撫で終わった後に手を舐められた経験はありませんか?彼らは手をなめることで、撫でられたことが嬉しかったりもっと撫でてほしいという気持ちを伝えています。もしも舐められたら自分に対する愛情表現と受け取っていいでしょう。
逆に、やめてほしいとの意思表示で舐めてくる時もあります。たとえばブラッシング最中や終わった後。ブラッシングすると喜ぶ子もいますが、苦手なうさぎの場合は怒ることがあります。怒ったとしても噛んだりすることは少ないですが、舐めてやめさせようとしてくるのでそのような状況になったら無理に続けるのは避け、間隔をあけた後に再びブラッシングしてあげてください。
他に手を舐める理由としては、嗅いだことのない匂いがすると好奇心から舐めてくることということもあります。
飼い主の足をなめる
うさぎが人の足を舐めることはほとんどありません。もし舐めてきた時は好奇心が理由であると考えられます。足の裏に何かが付いていた時に鼻を押し付けられたなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
飼い主の顔をなめる
相手に好きだという気持ちを伝えるために顔を舐めて甘えることが多いうさぎ。しかし、自分よりも下だと見下している相手に対しても舐めることがあり、次第に噛むようになるので注意が必要です。
はじめは甘噛みから始まり次第に強い力で噛むようになる子が多いので、一度でも噛まれてしまったら優しくダメだということを伝えてしつけを行ってください。噛むことを許したままでいるということを聞かなくなってきてしまう可能性があります。
自分の手首をなめる
うさぎが綺麗好きなのは有名な話。匂いや汚れを取りたいと感じた時に自分の体を舐めるようです。
飼い主に触られた後に自分のことを舐めた時は、乱れた毛を整えようとしているだけで触れられたことに対する嫌味ではありません。今まで気にしていたという方も安心してくださいね。
ケージをなめる
うさぎがケージを舐め始めたら外に出て遊びたいというサインである可能性が高いです。定期的に室内を散歩させてあげればストレス発散にもなるのでいいでしょう。
新しいケージに入れてあげた時にケージを舐めていることがあれば、それは自分の縄張りであることを示したいのだと捉えてください。
体を伸ばす
手足を思いっきり伸ばしている時は全身の力を抜いてリラックスモードに入っています。うさぎの伸びる姿を見たことがないという方が初めてご覧になる時にはその手足の長さに驚いてしまうと思いますよ。
また、突然倒れ込むようにしてリラックスし始めた時はそのまま眠る可能性が高いので、出来るだけ静かにする等気を遣ってあげて落ち着いて眠らせるようにしましょう。