ホーランドロップの飼い方まとめ!【環境・食事・コミュニケーション】

ホーランドロップの飼い方まとめ!【環境・食事・コミュニケーション】

ペット用に誕生したホーランドロップは、実際にペットとして大人気の品種です。今回は、そんなホーランドロップの飼い方についてご紹介します。特に環境面や食事面、コミュニケーション面での飼い方についてお伝えします。ホーランドロップが気になっている方必見です!

ポット
ライター

ポット

2015年9月生まれのきょうだいハチワレと共に暮らしています。この子たちの存在は何よりの活力です。そのパワーがあふれ出し、2017年12月に「愛玩動物飼養管理士2級」を取得。猫だけじゃなく、愛玩動物といわれペットについて少しでもお役に立てればと思っています。

記事の目次

  1. 1.ホーランドロップとは?
  2. 2.【環境編】ホーランドロップの飼い方
  3. 3.【食事編】ホーランドロップの飼い方
  4. 4.【コミュニケーション編】ホーランドロップの飼い方
  5. 5.ホーランドロップの飼い方 まとめ

ホーランドロップとは?

ホーランドロップとは、ペット用に誕生したウサギの品種で、生物学上の分類は「ウサギ科アナウサギ」です。垂れ耳が特徴のロップ種の中でも最も小さい品種で、「ミニロップ」とも呼ばれています。

ホーランドロップの歴史

ホーランドロップは、1945年~1950年ごろに、オランダのウサギブリーダーによって誕生しました。ブリーダーのコック氏が、当時の最良品種であるフレンチロップ(大型の垂れ耳で)のオスと、ネザーランドドワーフ(小型)のメスを掛け合わさせたところ、6匹の小さな垂れ耳の子供が生まれました。

さらにその後、イングリッシュロップのオスと、ネザーランドドワーフのメスを交配させると、今度は2匹の立ち耳の子供と3匹の半垂れ耳の子供が生まれます。その後も何度か交配を繰り返し、最終的には半垂れ耳のウサギと、最初に生まれた垂れ耳ウサギを掛け合わせ、現在のホーランドロップが誕生します。

誕生から現在まで、ホーランドロップはウサギの愛好家やペットオーナー、ブリーダーに非常に人気の高い、好まれる品種となっています。

大きさ・体重

ホーランドロップの体重は、約1.5~2.0kgで、大きさは35cmぐらいと言われています。しかし個体差があり、最小だと大人の片手よりはやや大きく、逆に大きい個体だと、両手で持ち上げるぐらいの子もいます。

ホーランドロップの体重や大きさには、親からの影響(遺伝)によるものが多いようです。

性格

ホーランドロップはとても穏やかな性格で、攻撃性のない平和的な性格です。そして人懐っこい面もあり、飼い主以外の人でも抱っこがしやすいといわれています。ウサギは警戒心の強い動物ですが、その特徴がより顕著な立ち耳のウサギに比べれば、穏やかで友好的な面があります。基本的には臭いもないため、穏やかな性格と相まってとても飼いやすいといわれています。

しかし、猫やイタチ・フェレットのようなネコ目の動物は天敵であるため、同居はなかなか難しいとされています。でも実際は一緒に暮らしている例もあるので、一概に「ダメ」とはいえません。

ホーランドロップじゃないウサギも一緒ですが、ウサギはウサギです。ウサギにしてみれば、猫は天敵のハズなのに、ものすごく馴染んでいますよね。しかも仲良く草を食べているあたり、上手く共存している様子が伺えます。

なお、ホーランドロップの性格に関しては、下記リンクでさらに詳しくご紹介しています。ご参考ください。

ホーランドロップの性格丸わかり!オス・メスで異なる?多頭飼い向いてる?のイメージ
ホーランドロップの性格丸わかり!オス・メスで異なる?多頭飼い向いてる?
ホーランドロップの性格は穏やかで、とても人懐っこいことから、ペットとして飼われるのにとても向いています。垂れた耳が愛らしいホーランドロップの、オスとメスの性格の違いや、飼い方、多頭飼いはできるのかなどを、わかりやすく解説していきます。

【環境編】ホーランドロップの飼い方

音がする首輪をつける

ホーランドロップを飼う場合は、小さな鈴などがついた、音がする首輪の装着をおすすめします。これはホーランドロップだけじゃなくてウサギ全般にいえることですが、ウサギはほとんど鳴かないため、居室のどこに行ってしまったかわからなくなってしまいます。

なので、音のする首輪を装着することで、そういった事態を防ぐことができます。一緒に外出する際はハーネスがあると良いでしょう。

かじり木を用意する

げっ歯類のウサギは、歯の伸びすぎを防ぐために「物をかじる」という習性があります。けしてイタズラをしている訳ではありませんが、家中の物をかじられたり、電化製品のコードなどがターゲットになってしまうと大変です。しかし、かじることを止められてしまうと、ウサギ自身はストレスになってしまいます。

そこで、ぜひご用意いただきたいのが、ウサギ専用の「かじり木」です。これさえあればウサギも人も大助かりです。店頭ではもちろんのこと、ネットでも簡単に入手できます。好みにあったかじり木を見つけるのも飼い主の役割です。

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ただし、かじり木があるからといって、油断は禁物です。ウサギに限らず、ペットのいるお宅は、電気コードなどはカバーなどの噛みつき防止対策を行う必要があります。火災や感電といった事故にならないように注意しましょう。

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【食事編】ホーランドロップの飼い方

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