うさんぽ(うさぎの散歩)は必要?散歩の仕方を紹介!【リード/ハーネス/方法】
うさぎの散歩、うさんぽは必要なのでしょうか?危険はないでしょうか?ストレス発散や運動不足解消に、うさんぽを思い付く人は多いでしょう。うさぎは被捕食動物、危険な外敵などにはとても敏感な生き物です。散歩で飼い主が気をつけることは、沢山あるかもしれません。
最終更新日2020.05.06
うさんぽ(うさぎの散歩)は必要?
うさぎの散歩、つまり「うさんぽ」は必要なのでしょうか。
うさぎを飼ったことがある人ならお分かりかと思いますが、猫や犬のように、うさぎを室内で自由に飼うことはできません。
理由は、トイレのしつけができないのと、あちこちところかまわず、何でもかじってしまうので、家の中がぼろぼろになってしまうからです。
うさぎを室内で飼うときは、ゲージに入れないといけませんが、狭いゲージの中では、うさぎは運動不足になったりストレスが溜まったりしそうですよね。
散歩をして、運動不足を解消してあげたくなるのは当然のことかもしれません。
では、うさぎにとって、うさんぽの必要性と、そのメリットとデメリットをここでは紹介していきます。
メリット
飼い主にとって、愛らしいうさぎと散歩できるなんて、こんなにメルヘンでハッピーなことはないでしょう。
まるで、おとぎ話の主人公のような気分になりますよね。
では、うさんぽのメリットはどんなものがあるか、挙げてみたいと思います。
まずは、やはりうさぎにとって運動不足の解消になるということです。狭いゲージの中で、食べてばかりいたらうさぎだって肥満体になりかねないでしょう。
また、狭いゲージの中では、うさぎもストレスが溜まるので、広いところで動き回るのは、ストレス発散にもつながります。
肥満の予防と、肥満が原因となる病気の予防に、ストレス発散にと、うさんぽのメリットは沢山あります。
ちなみに、室内で散歩をさせることを「へやんぽ」と言いますが、危険なものやかじられたら困るものを予め避けておくことで、散歩の効果を充分に得ることが可能です。
デメリット
うさぎを外で散歩させる時のデメリットを、いくつか挙げてみましょう。
まずは、うさぎにとって危険な草や木など食べてしまう可能性があることです。これは、目を離さないようにしていてもなかなか防ぐことができないので、散歩をする場所をあらかじめ飼い主がしっかりと下見をしておく必要があります。
また、散歩中にカラスや野良猫、犬などが襲ってくる可能性もあります。飼い主がリードやハーネスをうさぎにしっかりと付けて、目を離さないようにしておくことが大切です。
更に、外の散歩はノミやダニを体につけてくることもあるので、散歩の後は定期的に駆除をする必要もあるでしょう。
室内散歩のデメリットは、家具をかじられてしまうことと、糞尿の管理ができないことです。こちらも、飼い主が目を離さないようにすることが大切になるでしょうね。
まとめ
うさんぽのメリットとデメリットから、どんな飼い主に、どんな散歩が合っているかまた、どんな飼い方が合っているかをまとめてみました。
うさんぽ派
うさんぽが向いている人は、外に出るのが好きで、うさぎを自由に遊ばせてあげたい、うさぎと自然の中で遊ぶことを楽しみたいという気持ちがある人です。
うさぎが、より野生に近い状態でのびのびと動き回るのをみるのが楽しみな人も、外の散歩が向いています。
部屋を汚したくない人も、うさんぽが向いているでしょう。
へやんぽ派
外に出るのが面倒、体を動かすのが苦手なインドア派の飼い主さんは、へやんぽに向いているでしょう。
リードやハーネスなどの小道具を揃えるのが面倒だったり、うさぎの衛生面を気にする方もへやんぽが向いています。
また、部屋でうさぎが排泄しても、気にならない人ならへやんぽでも大丈夫でしょうね。
ちなみに、トイレのしつけができるとされる、ネザーランドドワーフという品種は、室内でも比較的自由に飼うことができるそうです。
ネザーランドドワーフは、うさぎの中でも最も小さくて懐きやすく、室内飼いに向いている品種だと言われています。
大ゲージで放し飼い派
うさぎの飼育になるべく手間をかけたくない人は、大きなゲージに放し飼いをするのが向いています。
うさぎを懐かせたい、触ったり抱っこしたいなどと言った欲求がなく、基本的に放置するタイプの人も、この飼い方が向いています。
学校などの施設で飼うなら、この方法が主流だと思われます。