抱っこうさぎを目指そう!抱き方や抱っこするためのコツをご紹介
念願のうさぎを飼い始めたけれど抱っこしようとすると嫌がって暴れてしまいうまく抱っこすることができない…そんな悩みを抱えている方も多いですよね。うさぎは元々抱っこが苦手な動物ではありますが、今回はうまく抱っこするためのコツと方法を解説します。
最終更新日2020.05.06
うさぎは基本的に抱っこが苦手な動物です。野生ではほかの動物に食べられてしまう立場であるうさぎは足が床から離れる姿勢が本能的に苦手であり、最初から抱っこが好きなうさぎはいないと言っても差し支えない程です。ですが嫌がるからいって抱っこが苦手なまま大きくなってしまうと手入れや健康管理の上で色々と不都合が生じます。
うさぎと快適に暮らすためには抱っこに慣れるようにしつけをすることはとても大切です。具体的な抱っこの仕方やどのように抱っこに慣れてもらえば良いか見てみましょう。
うさぎを抱っこしていい時期はいつから?
個体差があるため具体的にこのくらいの時期から抱っこのしつけが出来ると言い切るのは難しいですが、うさぎを飼う時はどれだけ小さくても1.5~2か月くらいの仔を選んでください。生後1か月未満の赤ちゃんうさぎは可愛らしいですが、非常に体調を崩しやすいためおすすめできません。
このくらいの年齢のうさぎであればある程度体がしっかりしているため抱っこの練習をしても構いません。ただし抱っこより何より最初は人間に慣れることが大切です。家に迎えてから1週間くらいは無理に抱こうとせず、新しい環境に慣らしてあげて下さい。
抱っこ出来ることでのメリット
うさぎを抱っこ出来ることでのメリットにはどういうものがあるのでしょうか。
爪切りやブラッシングなどの手入れがしやすくなる
うさぎを飼う以上、爪切りやブラッシングなどの手入れは必須科目になります。
特に爪切りは抱っこができないと難しいため、自信がない方は病院やペットショップでやって貰うことも出来ます。ただしうさぎを飼う環境にもよりますが1~2か月に1度は爪を切る必要があるため、その度に外に連れて行くのは意外と大変です。
また換毛期になれば毎日のようにブラッシングする必要もあります。抱っこを嫌がり暴れるようでは飼い主もうさぎもストレスが溜まってしまいかねません。
万一怪我や病気をした時に安心
怪我や病気になってしまい診察を受ける必要に迫られる場合もあります。その時に抱っこに鳴れていれば病院に連れて行くときも診察台に乗せるときもスムーズに対応することができます。
うさぎは骨が弱く簡単に骨折してしまう動物です。病気や怪我をして病院に連れて行ったにも関わらず、病院で大暴れして更に怪我が悪化してしまっては元も子もありません。
うさぎの抱き方
まずはうさぎに声をかけ、頭や体を撫でて安心させてから抱っこします。突然掴まれたり抱っこされると驚いて暴れる可能性が高いため、「今から触るよ」ということを伝えてあげて下さい。
抱っこの仕方はまずうさぎの胸の下に手を入れて、もう片方の手をお尻の下に入れすくい上げるようにして持ち上げます。そして持ち上げた後は自分の体とうさぎの体をぴったりとつけて安定させるか、もしくはうさぎが不安定にならないように膝の上に乗せて下さい。
動画では立って抱っこをしていますが、うさぎが暴れて高い位置から飛び降りると骨折してしまう可能性があります。慣れないうちはうさぎが嫌がるのも逃げるのもごく普通のことです、お互いに怪我をしないように座って正座した状態で抱っこの練習をして下さいね。
根気よく向き合って抱っこ好きうさぎを目指しましょう。
抱っこをするためのしつけのコツ
根気よく練習するとは言ってもなかなか抱っこに慣れてくれないうさぎも多いもの。そんな時にはちょっとしたコツも使ってみましょう。
小さい頃から抱っこに慣れさせるのがおすすめです。