ホーランドロップの性格丸わかり!オス・メスで異なる?多頭飼い向いてる?
ホーランドロップの性格は穏やかで、とても人懐っこいことから、ペットとして飼われるのにとても向いています。垂れた耳が愛らしいホーランドロップの、オスとメスの性格の違いや、飼い方、多頭飼いはできるのかなどを、わかりやすく解説していきます。
最終更新日2020.05.06
ホーランドロップの性格
垂れた耳が特徴の、うさぎのなかで最も多くペットとして飼われているホーランドロップ。このホーランドロップは、どのような性格なのでしょうか。
ここでは、その特徴を解説していきます。
一般的な性格
ホーランドロップの性格は、かなり穏やかなことで知られています。飼い主に対してもとても温和で、攻撃的な面を見せることは、ほとんどないと言われています。
また、うさぎは警戒心が強いイメージがありますが、このホーランドロップはそのような面もなく、飼い主や飼い主以外の人にも簡単に抱っこさせてくれることでもよく知られています。うさぎでは、とても珍しいことですよね。
この穏やかな性格というのは、垂れ耳であるロップ種に共通することでもあるようです。そういえば、立ち耳のうさぎと比べてみると、立ち耳のうさぎの方が気が強かったり、警戒心が強いように感じられますね。
ホーランドロップの大きさや寿命
うさぎの中で最も小さな品種のホーランドロップ、大人になったらどれくらいの大きさになるかと言いますと、体長はおよそ30cmから35cm、体重は1.5kgからおおきなものでは2kg前後になるようです。
統計的にみて、オスよりもメスの方がやや大きめに成長すると言われています。
寿命は7年から10年位が平均ですが、長生きする個体もいるようです。
ホーランドロップの性格の長所・短所
大変人懐っこい性格のホーランドロップですが、長所だけだなく短所もあるのだとか。では、早速見てみることにしましょう。
長所
ホーランドロップの性格における長所ですが、何と言ってもその穏やかさにあるでしょう。人馴れしやすいので、飼い主さんだけではなく、そのほかの人にもとても懐きやすいですから、来客や子供にも大変親しまれることが多いです。
行動も比較的穏やかなので、部屋に放しても、ひどく暴れまわることはほとんどないと言われています。
短所
ホーランドロップの性格における短所は、他のうさぎに比べたら穏やかな方だとも言われていますが、2羽以上の多頭飼いをする場合の上下関係が激しいところです。特にオス同士は、年齢が近いと激しく喧嘩をすることがあるようです。
ホーランドロップの性格における短所は、1羽で飼うときはさほどないのですが、多頭飼いになると短所が多くなります。しかし、これはホーランドロップのみではなく、うさぎの生態における特性だと言えるでしょう。
ホーランドロップを飼うのにおすすめの人・おすすめできない人
大変人懐っこくて、穏やかな性格が特徴のホーランドロップですが、飼うのに向いている人とそうでない人はどのように違うのでしょうか?その辺りをわかりやすく解説していきます。
おすすめの人
ホーランドロップを飼うのにおすすめな人は、世話好きな人です。うさぎは寂しいと死んでしまう、などとよく言われますが、本当は寂しいのではなくて、飼い主さんが世話を怠ってしまうから死んでしまうのですね。
小動物は、餌がなくなるとすぐに死んでしまう傾向があるので、こまめに世話が出来る人が、ホーランドロップを飼うのに向いていると言えるでしょう。餌だけでなく、衛生面の管理や健康管理をきちんとすることも、とても大切なことです。
あとは、うさぎも運動不足になってはいけませんので、部屋に放して遊んであげたり、外で散歩させてあげる必要もあるでしょう。そう言ったことも好んで出来る人も、飼うのには向いているでしょうね。
ホーランドロップなどの小動物は、餌を切らしてしまっては大変で、生命の維持に直結してしまうことも。餌や水はもちろん、健康を維持するための環境管理もしっかりとする必要があるのです。