うさぎのペレットの量は?成長期・大人で変わる餌の量をご紹介!
うさぎの餌であるペレットや牧草。どのくらい与えて良いものなのでしょうか?うさぎに与えて良いペレットの量は、成長や体重によって変えていかなければなりません。うさぎが一日に食べていいペレットの量を、成長段階を分けてご紹介します。
最終更新日2020.05.06
6ヶ月までの成長期のうさぎのペレットの量は、体重×3.0%で計算した量を一日2~3回に分けて与えます。
うさぎは完全草食動物です。育て方にもよりますが、食べ物には保守的なところがあるようです。
幼いうちに食事を変えるのは難しいため、生後2ヶ月目~3ヶ月目位までには、ペレットの量を体重×2.5%以下で計算することをおすすめします。
食事としてのペレットの食べる量を減らして、牧草を好んで食べるようにします。
大人うさぎ(生後〜1歳)ペレットの与え方と量
成長期以降の大人のうさぎには、体重×1.5%で計算した量のペレットを一日に2~3回に分けて与えます。
ペレットはなるべく低カロリー、高繊維、低カルシウムのものを選ぶようにします。1歳くらいの若い大人のうさぎならかまいませんが、5歳を過ぎて高齢になってくると運動の消費量も減ってくるので、特にカロリーのは気を付けた方が良いでしょう。
うさぎに野菜や果物を与えても良いのか?
うさぎはにんじんを好んで食べるイメージですが、糖分が高いため自然界では食べないそうです。
野菜や果物はしつけのご褒美としてや、飼い主とのコミュニケーションの手段として与える程度にしておいたほうが良いようです。野菜を大量に与えてしまうと、その分牧草をごはんとして食べる量が少なくなり軟便となります。
穀類、芋類、これらを原材料にしたおやつ、ナッツ類はうさぎの盲腸に大きな負担となり、臭い軟便と肥満の原因にもなります。
軟便や肥満はときにうさぎの命に関わる大きな病気となる恐れがあります。
かわいいペットのうさぎのためにも、幼いうちから正しい食生活を習慣づけることが大切ですね。
まとめ
まとめ
- うさぎのえさには牧草とペレットフードがある
- ペレットはあくまで補助食として与えることが大切
- ペレットの量はうさぎそれぞれの適した量を計算によって求め、毎回量って与える
- 野菜や果物はご褒美として与え、ごはんは牧草を与えるようにする
うさぎは元々は野生だったので、栄養の乏しい牧草でも十分生きていけるような体のつくりになっているそうです。ですので家庭飼育のうさぎも、牧草を主食として与えていた方が、うさぎの健康を長く保つことが出来るのかもしれませんね。
かわいいうさぎのために、ペレットの量はきちんと守り、少しでも長くペットのうさぎと一緒にいられるように、うさぎの健康に注意してあげましょう。
詳しいうさぎの飼い方の記事もあるので、かわいいペットのうさぎのために参考にしてみてはいかがでしょうか。
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