【目指せご長寿!】ジャンガリアンハムスターを長生きさせる飼い方のコツを紹介!平均寿命は何歳?

狭いスペースでも飼いやすく、よく人に慣れてくれるのがジャンガリアンハムスターの特徴です。ジャンガリアンハムスターを飼う時に気になるのは、その短い寿命のことですよね。できるだけ健康に長生きしてもらうために、飼い主さんができる健康管理法についてお話します。
最終更新日2020.05.06
ジャンガリアンハムスターを始めて飼い始めた時、どんなことに注意して長生きを目指せばいいのか、わからないことがいっぱいありますよね。
ジャンガリアンハムスターの平均寿命や、これからの接し方も含めて、愛するハムスターに優しい飼育方法を目指しましょう!
ジャンガリアンハムスターの平均寿命は?
一般的なジャンガリアンハムスターの寿命は、約2年と言われています。
1歳を過ぎると人に換算すれば「中年」にあたり、徐々に腫瘍が発生しやすくなったり、病気の傾向が出てきます。
また、運動能力の変化が見られることもあるため、注意が必要な年齢に到達したとも言えます。
ジャンガリアンハムスターには様々な色の子がいますが、そういった色の違いに関わらず、生活環境や生活習慣による病気やケガが原因で亡くなることが多いです。
ジャンガリアンハムスターにギネス記録はある?
現在ギネス記録に登録されているハムスターの長寿記録は「4年5か月」です。
Oldest hamster ever ハムスターの最高長寿記録
イギリスのカレン・スミートンさんが飼っていたハムスターの記録ですが、どんな種類のハムスターだったのか、その詳細は記録されていません。
ですが、いずれにしても4年を超えるのであればハムスターとしては長生きです。
ただ、ハムスターの出生記録の関係から、ギネス記録に登録されていない子も多いようで、中には「うちの子はもっと長寿だよ!」とブログに載せている飼い主さんもたくさんいます。
ジャンガリアンハムスターとしては、2年半を超えれば十分長寿と言えるレベルですよ。
ジャンガリアンハムスターを長生きさせる飼い方のコツ
ハムスターの飼育方法はお家によって様々です。
ちょっとでも長生きしてもらうために、飼い主さんにできることをぜひ行っていきましょう。
ケガを防止する
体が小さいジャンガリアンハムスターにとって、ちょっとしたケガも命に関わります。
住む環境に配慮してケガを防止しましょう!
回し車やケージによる事故
ケガの原因で多いのは、まずはケージ内のもの・もしくはケージ自体で発生する事故です。
- 回し車
- ケージ内での上下の移動
- 周囲が金網のケージ
ケージに関しても、2段作りや金網作りは落下や挟み込みによる骨折が非常に多いです。
また、ストレスがたまった子は金網をガジガジと噛み続けて不正咬合の原因にもなってしまうため、プラスチック製や水槽ケージを活用してください。
広さは最低でも30㎝四方は確保してあげてくださいね。
窓際は暑い・寒いといった温度変化が激しいこと、また、ドアの近くは物音がうるさくてハムスターにとってはストレスです。
室内でも静かなケージの置き場所を探してみてください。
多頭飼育によるケンカ
ジャンガリアンハムスターでは成熟したオス同士を入れると、高確率で激しいケンカが起きてしまいます。
また、オスとメスを一緒に入れると、生後2~3か月で性成熟を迎える動物種のため、妊娠率はかなり高いです。
1度に平均8頭前後の子どもが生まれるため、ケージをどんどん増やさなければ対応できなくなってしまいます。
妊娠・出産・育児は体力を大きく消費するため、子どもを望まないなら必ず多頭飼いはせず、1匹につき1つのケージを用意してあげましょう。