ハムスターの夏の暑さ対策6選を紹介!ハムスターと一緒に暑い夏を乗り切ろう!
日本の夏の暑さは非常に厳しいため、大切に育てているハムスターが弱ってしまわないか心配な方は多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みを解決するハムスター向けの暑さ対策をまとめたので、飼育環境に合った対策を行いハムスターと共に暑い夏を乗り切ってくださいね。
最終更新日2020.05.06
ハムスターの適温は?
ハムスターは全身が毛で覆われているため、快適に感じる温度が20℃から22℃と低めです。夏は私たち人間以上に暑さを感じやすいのでケージを置く環境には気を付けてあげてくださいね。
何も暑さ対策をせずに30℃以上の場所に放置してしまうと熱中症になってしまったり、ひどい時には死んでしまう危険性もあります。夏場の飼育は要注意です。
この記事ではハムスターの夏の暑さ対策をご紹介していきます。
ハムスターの夏の暑さ対策6選
ここではハムスターを暑さから守るのに役立つ「ハムスターのための暑さ対策」6選をまとめました。
それぞれについて具体的にご紹介していくので、各ご家庭の飼育環境に合った対策を活用してご自分の夏の飼い方を見直すきっかけにしてみてください。
①夏の暑さをクーラーで快適に
先述した通り、適温が低く暑さに弱いハムスター。夏場はケージのある部屋において出来る限りクーラーをつけっぱなしにして気温の調節をしてあげてください。費用の面を気にする方がいらっしゃるかもしれませんが、最近のクーラーは優れもので費用が安く済むエコ機能を搭載しているものが多く、経済的な面はそこまで負担にならないかと思います。
また、扇風機のように直接風を当てて冷感を与えるような機械を使ってしまうとストレスを感じて寿命が短くなってしまう恐れがあるというのもクーラーをおススメする理由の一つです。
ハムスターは自力で体感温度を調節する機能を持ち合わせていないので、飼い主が意識して暑さから守ってあげなければ夏バテや熱中症になりかねません。責任をもって対策を行いましょう。
②アイスノンでハムスターのケージを冷やす
自宅のクーラーが古く、費用が高いからつけっぱなしにしておくのが難しいご家庭におススメの対策です。アイスノンを使ってケージを丸ごと冷やすという方法なので電気代が全くかかりません。節約を重視したい方はこちらをご活用くださいね。
冷たい空気は下方にたまりやすいので、アイスノンはケージの上に乗せるようにしてください。また、その際タオルにくるんだ状態で置くようにすれば次第に結露して水滴が出来てもペットに垂れる心配がなく安心です。
③ペットボトルでハムスターのケージを冷やす
大きいサイズのペットボトルを使用した冷却法です。大体のご家庭にあるであろう1リットルのペットボトルに水を入れて凍らせ、タオルでくるんでから大きめの発泡スチロールの中に入れてケージの上か下に置きます。上に置くとハムスターにかかる冷気が強すぎてしまいますが、猛暑日やお留守番をさせる時にはこちらの方が安心でしょう。その日の気温を考慮して配置を決めるのがいいと思います。
この方法も電気代がかからず便利です。また、ひんやり感の持続時間が長いため、日中のお出かけ時に助かる暑さ対策となっています。アイスノンよりも長時間、強い冷気を与えたい場合はこの対策が有効でしょう。
④夏場に適した床材を敷く
ハムスターのケージには床材を敷いていますよね。あれがないとハムスターは足が滑ってしまい、日々の生活の中でストレスを感じやすくなってしまいます。そのため床材を敷くのが正しい飼い方ですが、夏場はその素材にも気を遣ってあげてください。ハムスターは自分のそばにある床材の違いで体感気温が変わるため、一歩間違えれば夏バテの要因となりかねません。
これから夏場におススメの床材を2種類ご紹介するのでいずれかをご使用頂ければと思います。
新聞紙
一般的な紙にはハムスターに有毒なインク成分が含まれていますが、再生可能な新聞紙に使用されるインクの多くは大豆が使用されているので口に入れても安心です。また、夏は風通しが良く冬は暖かい新聞紙が体の周りにあれば体温調節機能を持っていないハムスターの体感温度を多少変えることも出来ます。
家に新聞があるご家庭ならすぐにお試し頂ける方法なうえにリサイクルにも繋がるので環境にも優しい床材です。