ハムスターの鳴き声とその意味・理由を紹介！【キュッキュッ/プクプク/チュッチュッ】

飼育スペースはアパートやマンションでも置けるケージや衣装ケースで飼えて、お散歩の必要もなく、鳴き声もほとんどなくて、小さくて可愛いくてお世話が楽なイメージのハムスターですが、飼っていると時々鳴き声を上げます。

そんな時「どうしたんだろう、何で鳴いているんだろう？」って思うことがあります。そんな、ハムスターが鳴く理由をご紹介します。

ハムスターは本来ほとんど鳴かない生き物です。自然界では捕食されてしまう立場ですので、鳴き声を出すことは天敵に居場所が解ってしまい捕食されてしまう危険性があります。ですのでハムスターが鳴くのは、必死で気持ちを伝えたい時なんです。

本来鳴かないハムスターが鳴き声を上げてしまうのは、どんな時でしょうか。

飼い主さんに慣れているハムスターですと、遊んでいて楽しい時、甘えている時にキュッキュッ、チュッチュッと鳴くことがあります。大好きなおやつをおねだりする時や、おやつを貰った時に鳴くハムスターもいるようです。

喜んでいるハムスターの声が聞けるのは、飼い主さんの特権ですね。思いきっり遊んであげましょう。

プクプクやプスプス、スース―という、鳴き声というか鼻から出ているような呼吸に合わせるような音の時は、呼吸器系の病気や風邪などで呼吸がしづらい時です。鼻水が出ていないか見てあげてください。

アレルギーのこともあります。ケージの中を掃除をしてあげたり、床材が原因でアレルギーになってしまうこともあります。ずっとプクプク、スース―音がするようでしたら、動物病院で診てもらいましょう。

機嫌が悪くて警戒している時にプクプクと鳴くハムスターもいます。

威嚇するような声でジージー、ジッジッ、ジ――っと鳴くときは怒っています。かまいすぎたり、寝ている時に驚かすとジーッと鳴くことがあります。

ハムスター同士で威嚇するときもジージーと鳴きます。
ジャンガリアンハムスターは気性が荒く、よくひっくり返ってジージー鳴きます、反面なつきやすい性質の個体もいます。（飼い主さん次第です）

ハムスターは1か月くらいまでの子供のときは喧嘩しませんが、それより大きくなってくると、命がけの喧嘩をすることがあります。ケージは１匹づつ分けてください。

部屋で散歩させていて、たまたま雄どうし（親子）が出くわして、本気の喧嘩になってしまい、鳴き声すら上げずに血だらけになっていたことがありました。

怯えているか、怖がっている時いるときの鳴き声です。まだ飼い始めたばかりで慣れていないのに、しつこく触ろうとすると、警戒してキーキーと鳴いて噛むこともあります。

ここは怖いところ、と思うようになり寝床から出てこなくなってしまうこともあります。しばらくはそっとしておいて、「人は怖くない」と思ってもらえるようにしましょう。

色んな状況で色んな鳴き声を出すことがあります。

よく聞いてみるとハムスターも感情があるんだな～って感じますよ。ハムスターの鳴き声と表情、観察してみてください。キュッキュッと鳴いている時は可愛い顔、ジッジッって鳴いている時は怒ってる顔しています。怒ってる時は、触らないようにしましょう。