ハムスターが共食いするって本当?その理由と対策法をご紹介!
とってもかわいくてペットに大人気のハムスター!でも飼い方を間違えると共食いという惨事を招いてしまうことも・・・。多頭飼いしようと思っている、飼っているハムスターが妊娠したという飼い主さんは必見!ハムスターの共食いの理由と対策方法をご紹介します。
最終更新日2020.05.06
ハムスターが共食いするって本当?
自然界の中で生き残るために必要な習性ですが、ペットとしての環境下では必要のない習性のため、出来るだけ避けてあげることが大切です。
それでは今回はハムスターの共食い習性を回避するための正しい知識を学びましょう。
ハムスターが共食いする理由は?
縄張り争い
ハムスターは縄張り意識が非常に強い動物です。
ネズミに似ているので集団生活をする生き物と勘違いされやすいのですが、野生ではハムスターは基本的に1匹で生活しています。
狭いケージの中に他のハムスターがいることで殺し合いが始まってしまうことがあります。
親が子供を食べてしまう
親が赤ちゃんを食べる場合は母親の場合が多いです。
母親はたくさん産まれた赤ちゃんが出来るだけ多く大人に育てることを最優先させます。野生では赤ちゃんに十分な母乳を与えるために母親は栄養をたくさん摂取しなければいけません。
なのでエサからの栄養が足りないと感じると他の赤ちゃんを育てるために一番弱い赤ちゃんを食べることがあります。
そして母乳期間が終わっても赤ちゃんが食べるエサが足りないと感じると他の赤ちゃんを十分に大きくするために、一番弱い赤ちゃんを食べることがあります。
とても残酷ですが、野生で少しでも多く種を生き残らせるための習性なのです。
ハムスターの共食いの対策法
縄張り争いしないようにさせる為には
ケージを分ける
複数飼いの場合もケージを分けた方が安心です。
野生では縄張り争いをした場合、負けた方が逃げていきますが同じケージだとそうはいきません。
逃げ場所がなく、追い詰められて殺し合いになってしまいます。
それを避けるためにも出来るだけ1頭ずつケージを分けましょう。
親が子を食べないようにする為には
妊娠・出産した母親に余るほどの餌を与える
母親ハムスターは食糧難を一番恐れています。
自分が倒れてしまったら赤ちゃんも死んでしまい、全滅してしまうことがわかっているからです。
母親ハムスターが栄養不足、食料難になってしまわないように十分気をつけましょう。与える餌は余るほどで大丈夫です。
赤ちゃんには出来るだけ触らない
母親ハムスターは違うにおいがついているものに対して敵と見なす可能性が高いです。なので赤ちゃんを触ると人間のにおいがついてしまって攻撃されてしまうことがあります。
出来るだけ赤ちゃんに触ることはしない方が安心です。
どうしても触らなければいけない状況の場合は1匹だけでなく、全部の赤ちゃんと母親を触ってあげることで全部が同じにおいになり母親は安心します。
まとめ
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愛らしい丸い瞳と身体でペットショップでも大人気のハムスター。
しかし飼い方に注意しないと思わぬ惨劇を引き起こす可能性があるんです。それはハムスターが持っている共食いという習性。