ハムスターの平均睡眠時間は?いつ寝るのか?

ハムスターの平均睡眠時間は?いつ寝るのか?

ハムスターを飼っていると、昼間にもかかわらず可愛らしく動き回る姿を見ることがありますよね。その姿を見るたびに「一体いつ寝ているの?」と思う飼い主さんも多いのでは?本記事ではハムスターの睡眠時間について、良質な睡眠時間をとるための注意点を交えながらお伝えします。

ハムスターの平均睡眠時間は?

ハムスターの一日の平均睡眠時間14時間ほど。昼間はハウスの中で眠り、辺りが暗くなる夕方以降から深夜にかけて活動する「夜行性」の生活スタイルであることは、ハムスターの飼い主さんであればご存知でしょう。

しかし、実際にペットとして飼われているハムスターの中には、昼間の明るいうちでも元気に動き回る子や、ハウスから出てきてエサを食べる子などがいます。本来は夜行性で、一日14時間もの睡眠をとるはずのハムスターが日中に活動していると「うちの子はいつ寝ているの?」と心配になりますが、実はこれは正常な行動なのです。

睡眠時間中のハムスターは「15分眠って起きる」を繰り返す

一日の大半を眠って過ごすハムスターですが、人間のように長い睡眠時間をまとめてとるわけではありません。

実は、ハムスターの一回の睡眠時間は、たったの15分。一日の中で短い睡眠を繰り返し、合計で14時間ほど眠ります。野生下では捕食される側の動物であったことから、自分の身を守るために「少しだけ眠っては起き、また眠っては起きる」という寝方が身についたのです。

高齢のハムスターほどよく眠る

ハムスターの年齢によっても睡眠時間は変わります。1歳未満の若いハムスターは日中も活動しますが、2~3歳ほどの老ハムの場合は活動時間よりも睡眠時間が長くなるため、昼間はほどんど寝て過ごします。

ハムスターの睡眠不足の影響

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夜行性のハムスターにとって、昼間のうちに十分な睡眠が取れないのは大きなストレス。何らかの原因で睡眠不足に陥ると、当然、その小さな体にさまざまな悪影響を及ぼします。

具体的にどんな影響があるのか見ていきましょう。

睡眠時間が不足すると体調を崩しやすくなる

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睡眠不足の日が続いたハムスターは、免疫力が低下し体調を崩しやすくなります。人間でも、十分に眠れない日が続くと風邪をひきやすくなりますよね?ハムスターも同じです。

「特別な理由がないのに、なぜかハムスターの体調が安定しない」という場合は、睡眠不足によるストレスが1つの原因になっているかもしれません。

睡眠時間が不足すると毛並み・毛ヅヤが悪くなる

病気などの原因がないのに毛並みが悪くなる場合も、睡眠不足によるストレスを疑って。ストレスを理由に何らかの体調の変化が現れはじめたハムスターは、毛並み・毛ヅヤが悪くなります。

食欲減退や下痢などのわかりやすいサインがなくても毛並みに変化があれば、ハムスターに何かしらの負担を与えている証拠だと考えましょう。

ハムスターの快適な睡眠のために出来ること

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ハムスターにストレスを与え、体調不良や病気を引き起こしかねない睡眠不足。健康の大敵である睡眠不足を予防するために飼い主にできる対策とは、どのようなものなのでしょうか?

ハムスターに快適な睡眠をとってもらうために守りたい3つの注意点をご紹介します。寝ないハムスターがいて困っている飼い主さんは、参考にしてみてください。

ケージ内の温度・湿度を適正に保つ

まず注意してあげてほしいのは、ハムスターのケージ内の温度・湿度です。ハムスターは環境の変化に弱い動物なので、温度差・湿度の差が大きいと強いストレスを感じます。

  • エアコン
  • 除湿器
  • ペット用のパネルヒーター
  • 加湿器
などを使い、ケージ内の温度・湿度を一定に保つ工夫をしましょう。ストーブやこたつなどは、ハムスターにとって高温になりすぎてしまうためNGです。

ストレスを感じるような飼育環境は睡眠不足の原因になるだけでなく、さまざまな病気や体調不良も引き起こします。夏や冬は熱中症や模擬冬眠で亡くなってしまうハムスターが多いので、とくに注意してあげましょう。

以下は、ハムスターの種類別の適正温度・湿度です。
 
ハムスターの種類 適正温度 適正湿度
ゴールデンハムスター 22~26℃ 40~60%
ジャンガリアンハムスター 20~24℃ 40~60%
ロボロフスキーハムスター 24~27℃ 40~60%
キャンベルハムスター 20~24℃ 50~70%

 

飼育部屋は、日中は明るく・夜は暗くしてあげる

飼育部屋の明かりにも注意が必要です。夜行性のハムスターの生活スタイルにあわせ、日中は明るく、夜は暗くしてあげましょう。

夜の活動時間帯にもかかわらずいつまでも部屋を明るくしていると、ハムスター自身が「まだ昼間だ!」と勘違いし、体内時計が狂ってしまいます。その結果、夜眠らず、昼間活動するハムスターになってしまうのです。

帰宅が遅くなり、晩ごはんを食べるために電気をつけたい時などは、ケージにタオルケットなどをかぶせて電気の光が入らないようにしてあげましょう。

ハムスターが昼間に起きていても触らない

昼間ハムスターが起きてくると嬉しくて、かまいたくなってしまう飼い主さんも多いでしょう。しかし、このタイミングでむやみにハムスターを触るのはおすすめしません。

なぜかというと、ハムスターが日中に起きてくるのは水分補給やエサを食べるためであり、本格的に活動を開始するためではないからです。睡眠不足になることはもちろん、「まだ寝るつもりだったのに寝れなくなった」とストレスを感じさせてしまう原因にも。

日中に遊んであげたくなる気持ちはとてもわかりますが、ハムスターの睡眠事情を考えるならば、程々にしましょう。ハムスターが眠っているのに無理矢理起こしたり、うるさく騒いだりするのもNGですよ。

まとめ

Photo byEtouale

ハムスターの睡眠時間についてお伝えしました。良質な睡眠は、ハムスターの健康を保つためにも重要です。

飼育環境のストレスの少ないほど慣れやすくもなるので、慣らし方に困っている飼い主さんは一度、飼育環境から見直してみてはいかがでしょうか。

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