ハムスターの平均寿命について解説!長生きするために必要な事は?

小さくて愛らしい見た目からペットとして大人気のハムスター!しかし、どんなペットにも寿命がつきものです。最愛のハムスターと1日でも長く過ごすことが出来るように、ハムスターの寿命と老化現象について正しく理解していきましょう。
最終更新日2020.05.06
ハムスターの平均寿命は?
ハムスターの寿命は平均2~3年といわれています。
フェレットやうさぎは5~10年、モルモットは4~8年の平均寿命と言われる中、3年生きれば長生きと言われるハムスターは、小動物の中でもとりわけ短い寿命です。
大切なペットとして共に過ごす時間を出来るだけ長く過ごすために、ハムスターの寿命について正しい知識を学びましょう。
ハムスターの種類によって寿命が違う?
なかでも日本で飼育できる人気のハムスター6種の寿命についてまとめました。
大きな身体に白とオレンジ模様が特徴の
ゴールデンハムスター …2~3年
おっとり温和で人に慣れやすい
ジャンガリアンハムスター …1年半~2年半
アプリコットの毛色で温厚な性格の
キンクマハムスター …2~3年
毛色も目の色も種類が豊富な
キャンベルハムスター …2~3年
とってもミニサイズで臆病者の
ロボロフスキーハムスター …2~3年
長い尻尾とスリムな身体で高いところもなんのその
チャイニーズハムスター …2~3年
どうでしょう?唯一ジャンガリアンハムスターだけが少しだけ短い寿命のようですが、キンクマやロボロフスキー、ゴールデンハムスターなど他の種類については、身体の大小等それぞれ特徴があっても寿命自体はあまり変わりませんでした。
ペットとして迎えるときは寿命の差はそれほど考慮せず、それぞれの性格や特徴で選んで大丈夫なようですね。
ハムスターの寿命のギネス記録は?
ハムスターの平均寿命の短さに寂しくなってしまいますが、世界にはギネス記録として認定されている長命のハムスターがいました!
その名誉あるギネス記録保持者は、イギリスのカレン・スミートンさんが飼育していたハムスターで、
なんと4歳6ヶ月まで生きたそうです!
平均寿命のおよそ通常の倍の長さの一生ですね。残念ながら種類などの詳しいことはわからなかったのですが、
これはとても希望のある記録ですね!
ハムスターの寿命年齢は人間だと何歳?
ハムスターの年齢を人間の年齢に換算するとおよそ『×30歳』だといわれています。
となると・・・
- ハムスターの1歳は人間年齢で30歳
- ハムスターの2歳は人間年齢で60歳
- ハムスターの3歳は人間年齢で90歳
こう見ると、ハムスターにとって3年が寿命と言われるのも納得せざるおえない年齢なのですね。人間にとっての1日が、ハムスターにとっては30日ということです
わたし達にとっては何気ない1日も、ハムスターにとっては1ヶ月分の時間なのです。ハムスターと共に過ごせる1日1日を大切に過ごしていきたいですね。
ハムスターの老化現象と病気のサイン
1:寝る時間が増え、運動量が減る
いつも回し車をカラカラと回していた子も運動をする頻度が減り、巣箱で寝ている時間が増えてきます。
運動量が減ると必然的に筋肉も衰えるので、足がふらつくときもあります。
2:毛並みが悪くなる
毛づくろいの回数が減って毛並みや毛艶が悪くなってきます。
また、胸やお腹の毛量が薄くなる子もいます。
3:食事量が減り、体重が減る
若い頃に比べて食べる量自体も減ります。
そして歯が弱くなってくるので、硬い餌が食べられなくなります。
今まで与えていた餌の減りが少ないようでしたら食べる様子を観察してみてください。
ジャンガリアン、キンクマ、ゴールデンハムスターなどペットショップでも大人気なハムスター。
でも、その一方でハムスターの寿命はとても短命です。