愛犬のカーミングシグナルに気付いてますか?カーミングシグナルまとめ!
カーミングシグナルとは、犬が自分自身や相手を落ち着かせるために出すシグナルのことである。何気ない行動の中にそれは現れていることが多い。カーミングシグナルの知識を深めることで愛犬とのコミュニケーションをさらに深めることが出来る。
最終更新日2020.05.06
耳を立てているときは、何か音がして、それが何の音なのかを確かめようとして、耳に神経を集中しているときです。
また、好きな音(おやつの袋を開ける音など)がしたときも、耳をピンと立てて音を聞いています。
尻尾を振る
尻尾を振るのは、喜んでいるときだと思いがちですが、そういうわけでもないようです。嬉しいときは、しっぽを下に向けた状態でゆっくり左右に大きく振っているときだけです。
一方で尻尾を下に向けて小刻みに左右に振っているときは警戒しているときです。尻尾をお尻の間に入れ込んでしまっている状態は怯えているときです。
飼い主や犬に前足を乗せる
前足を相手の犬にのせているときは、自分の方が優位だと示すサインです。なんだか、可愛らしいポーズですが、そんな意味があったんですね。
また、飼い主さんの腕などに、前足をちょこんと乗せるのは、撫でてほしいときや、ご飯やおやつの催促、お散歩に行こう!と促しているときです。
座る・伏せする
お座りや伏せは、老犬などがお散歩の途中で疲れて座ったり伏せをする場合が多いです。
しかし、自分を落ち着かせるためにお座りしたり伏せをしたりすることもありますので、このサインを見落とさないようにしましょう。
身震いする
お風呂や水遊びのあと、水分を体から弾き飛ばすために、ブルブルとすることが多いです。それ以外でブルブルするのは、行きたくない場所に連れて行かれるときの拒否反応です。
また、さわられるのが嫌いな犬がさわられたあとなど解放感を感じているときにも身震いをします。
この動画の場合は、飼い主さんに撫でられて、それが終わったという一つの行動の終了を表すサインです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もちろんですが犬は、言葉を話すことができません。そのため、犬は「カーミングシグナル」を出してこちらに気持ちを伝えようとしてくれます。まず、愛犬がどんな行動をしているのか、日々観察することが大切です。
今回ご紹介したシグナル以外にも、「カーミングシグナル」は、たくさんあります。飼い主として、それをしっかりと読み取ってあげることが大切ですね。それは、愛犬を見ていてあげることで少しづつ理解出来るようになるそうです。
「カーミングシグナル」をもっとよく知り、飼い主として愛犬の気持ちに寄り添えば、今よりももっとお互いの絆が深く強いものとなっていくでしょう。
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