秋田犬と柴犬はとても似てるけど違いは何?秋田犬と柴犬の違いをご紹介!
秋田県と柴犬の違いは、まず大きさが違う。耳の分厚さも秋田犬は分厚く柴犬は薄い。顔も秋田犬は目と目の間が狭く全体に中央に集まっている。柴犬は配置が整っている。秋田犬は大型犬で柴犬は小型犬であり、寿命が柴犬は平均15年で秋田犬は10年と5年も短い。
最終更新日2020.05.06
秋田犬と柴犬は似てる
この画像は秋田犬が柴犬かどちらだと思いますか?
上記の画像は換毛期に毛が抜ける前の柴犬です。
それにしても、秋田犬と柴犬って、本当によく似ていますよね。写真だけ見ていると、本当に見分けがつきません。
さらに、どちらも日本犬で、性格的にも共通点がたくさんあります。
そこで今回は秋田犬と柴犬のそれぞれの大きさや性格の違いを中心に詳しくご紹介します。
秋田犬の写真
こちらは秋田犬です。
秋田犬とかいて「あきたいぬ」が正式な読み方です。
目と目の間が狭く、全体に顔のパーツが中心により気味で、耳がふっくらしています。
秋田犬は、もとはマタギ犬でした。猟師と働く犬です。それが、江戸時代に闘犬として育てることとなり、ジャーマンシェパードなどの大型犬と交配されます。
そして、関係者の様々な努力により、1931年には「天然記念物・秋田犬」として登録されることになりました。
しかし、闘犬が禁止され、第二次世界大戦時には防寒衣料を作るため、軍用犬以外の犬は軍に差し出すよう命令が下されます。そこで関係者が秋田犬を絶やさないために密かに秋田犬を疎開させるなど尽力しますが、戦後に残っていた秋田犬は20頭もいなかったとのことです。
今の秋田犬は、この20頭から作出され、現在に至っているそうです。
秋田犬存続のために尽力した方々の苦労は計り知れないものがあったようですね。
人間の都合で、存続が左右されてきた悲しい歴史を持つ犬でもあるんですね。
柴犬の写真
こちらは柴犬です。目鼻の位置が三角形をしており、整った顔立ちをしています。
秋田犬より、耳もすっきりとしており、薄いです。
柴犬は、世界的に見てもとても古い歴史を持つ犬です。
狼との近さが世界で2位です。紀元前1万年前から日本人とともに暮らしてきた犬だそうです。
そんな柴犬も、やはり第二次世界大戦の頃には毛皮のために軍に差し出さなければならなかったようです。
柴犬も秋田犬同様、関係者の努力で今の柴犬の種が保存され、最近では、世界的な人気犬種となっています。
どちらも、人間の都合で悲しい犠牲となったところは同じですが、その後の関係者の努力で、それぞれの犬種の特徴が確立されていきます。
それでは、大きさや性格など秋田犬と柴犬の具体的な違いについて、ご紹介します。
秋田犬と柴犬の違い
それでは、秋田犬と柴犬の違いを、大きさ・性格を中心にご紹介してきましょう。
① 大きさ
まず、秋田犬と柴犬の大きさの違いについてご紹介します。