山陰柴犬とはどんな犬?普通の柴犬とは特徴が違うのかご紹介!
古くから山陰地方で育まれてきた地柴の一種である。山陰柴犬は韓国の珍島犬や済州犬と近い関係である。つまり、山陰柴犬は朝鮮半島から渡ってきた犬を一祖先とするらしい。他の柴犬とは異なるのである。また、同じ日本の犬種では四国犬に近いと最近の研究で判明した。
最終更新日2020.05.06
記事の目次
山陰柴犬とはどんな犬?
山陰柴犬とは、柴犬の一種です。柴犬は、5種類に分けられ、縄文柴犬、信州柴犬(最もポピュラーな柴犬)、美濃柴犬、川上犬、そして、山陰柴犬です。
山陰柴犬は、もともとは石州犬と因幡犬の2種類の犬種でしたが、太平洋戦争時に伝染病の流行などで、この2種類の犬種が絶滅寸前に追い込まれました。
絶滅を避けるために、保存会が発足し、因幡犬を基礎に石州犬と交配し繁殖されました。
それぞれの特徴は失われてしまいましたが、どちらも残すことができないほどどちらの犬種も激減していたようです。
山陰柴犬保存には、育成会の方々の大変な努力があったんですね。
それでも、山陰柴犬は、全国でも250~400頭ほどしかいないようです。
また、山陰柴犬は、一度に出産する頭数が少ないこともあり、子犬の譲渡はとても難しいものだそうです。
画像・写真
みんな、おはよ~(。・ェ・。)
— トリピー@鳥取県マスコットキャラクター (@tottoripref) October 31, 2017
今日は「犬の日」!
鳥取県では「山陰柴犬」っていう柴犬が、大切に守り育てられてるんだよ☆
11月5日(日)には、湯梨浜町で山陰柴犬鑑賞会が催されるんだぁ☆https://t.co/FQe5NDGYfU
かわいい~♪#鳥取 #犬の日 #山陰柴犬 pic.twitter.com/WKSByJi24f
山陰柴犬鑑賞会というものが開催されるほど、貴重な犬種なんですね。
山陰柴犬は、しっぽが一般的な柴犬よりふさふさしてますね。
しっぽに黒い毛が混じっている山陰柴犬もいるそうで、そこに狼の名残りがあると言われているようですよ。
子犬
上の画像が、山陰柴犬の子犬です。とても貴重な子なんですね。
元気に育っていただきたいです!
お利口そうなお顔で、凛としたかわいい子犬です。
成犬
遅ればせながら「きみわた年賀状2018」の当選者を発表しました!
— きみわた@鳥取県中部 (@kimiwata) February 28, 2018
今年は戌年という事で、山陰柴犬育成会さんのご協力で、 ジョンのモデルとなった山陰柴犬くん達を年賀状に使用しました!https://t.co/YIoiPtDT3e#年賀状 #きみわた pic.twitter.com/5dnBNhjnEH
こちらが成犬です。この山陰柴犬は、少しポピュラーな信州柴犬に似ていますね。
やっぱり、凛々しいお顔でかっこいい犬種なんだなと思います。
特徴
山陰柴犬の特徴についてご紹介します。
体高は、雄が40cm、雌は37cmです。
耳は頭の上についていて、顔の幅から出ないくらいしっかり前を向いています。
顔つきはきつねに近い感じです。
体型は、引き締まった筋肉質です。毛色は赤のみです。
さらに、山陰柴犬は、犬には珍しく、野菜が好きだということです。
だから、スリムなのかもしれないですね。
老犬になっても、若々しいのも特徴の一つです。
やはり、数が少なく、絶滅の危機を犬自身もわかっているのかなと思います。
性質は、忠実で賢く、温和。人間の気持ちを察することができる犬種だそうです。
柴犬との違い
こちらが、ポピュラーな信州柴犬です。
耳が分厚くて、しっぽは巻き尾です。
顔も、個体差はありますが、マズルが長いので丸い顔とは言えませんが、山陰柴犬に比べるとふんわり丸いですね。
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