シベリアンハスキーの性格丸わかり!オス・メスで異なる?飼い方のコツは?

白と黒の毛色と綺麗な色の目がかっこよく勇敢な姿をしているシベリアンハスキーですが、実は温厚で甘えん坊な性格の犬たちです。シベリアンハスキーはオスとメスで性格の違いはあるのか、シベリアンハスキーを飼育するために知っておきたいことなどを紹介します。
公開日2019.09.23
作成日2019.09.22
シベリアンハスキーの一般的な性格
シベリアンハスキーは見た目が勇敢な姿をしているので、番犬になりそうと思っている方もいると思いますが、実は番犬に向かずに優しく甘えん坊な性格をしています。
シベリアンハスキーの一般的な性格を詳しく紹介します。
温厚で優しい
温厚で優しいので子供とも一緒に生活することができます。
友好的なので犬友達を作るのも得意ですが、体の大きな犬なので他の犬が恐がってしまう場合もあります。
他の犬や犬の飼い主の様子をみて近づけるようすることが大切です。
飼い主大好き甘えん坊
シベリアンハスキーは飼い主が大好きで甘えん坊です。
常に飼い主の行動がみれる場所に落ち着く場所を作ってあげると落ち着いてのんびりできるでしょう。
成長して大きな体になっても、子犬のように甘えてくる姿がとても可愛いです。
好奇心旺盛
好奇心旺盛で恐がることよりも興味のほうが強く、まずは確かめに行くことが多いです。
犬に会ったときも自分からどんどん行ってしまいますので、喧嘩にならないように様子をみてあげてください。
遊ぶの大好き
シベリアンハスキーは運動量が多く、走り回って遊ぶのが大好きな犬たちです。
毎日たくさん遊んであげましょう。
シベリアンハスキーの性格の長所・短所
シベリアンハスキーは飼育しやすい面と飼育に気をつけたい面があります。
それぞれどのような面なのか紹介します。
長所
シベリアンハスキーの飼育しやすい面である長所は、温厚な性格で誰にでも優しくできる面です。
勇敢な見た目とは違い、とても穏やかで優しいので子供がいる家庭でも飼育できます。
甘えん坊な姿に夢中になる飼い主も多いです。
短所
短所というわけではないですが、気をつけたい面として力が強いということがあります。
性格的には子供と一緒に生活できますが、シベリアンハスキーは体が大きく力が強いので力加減を教えておかないと、力の弱い子供やお年よりは押し倒されて怪我をする可能性があります。
子供やお年寄りと暮らすのであれば、飛び掛らないことや力加減は念入りに教えなければなりません。
シベリアンハスキーを飼うのに向いている人・向いていない人
シベリアンハスキーの飼育に向いている人と向かない人、それぞれどのような人が該当するのか紹介します。
向いている人
シベリアンハスキーは運動量が多いので、毎日運動に付き合うことができる、または一緒に走ることができる方にはぴったりな犬種です。
また力が強い犬種なので、万が一の時に抑えることができる男性がいる家庭だと飼育するのに安心です。
向いていない人
向いていない人としては、毎日十分に運動させる時間がとれない家庭や、お年寄りや女性しかいない家庭には難しいです。
女性だけでも飼育したい場合は、念入りなしつけが必要ですので、子犬の頃からドッグトレーナーをつけてしつけをおこなっていくと安心です。
ドッグトレーナーは個々に合ったしつけを考えますので、心配な場合は頼ってみましょう。
シベリアンハスキーの性格Q&A
シベリアンハスキーの性格について疑問が多くあったことについて解説します。
オス・メスで性格は異なる?
シベリアンハスキーはオスとメスで性格の傾向があります。
オスは甘えん坊で温厚、いつまでも子犬のような性格でメスは気難しく警戒心が強いという性格の傾向があります。
もちろん傾向なので、必ずしもその性格になるわけではありませんが、性別に迷っている方は参考にしてみてください。
多頭飼いに向いている?
シベリアンハスキーは温厚で新しい犬にも優しくできる犬種なので、多頭飼いにも向いています。
子犬に対しては初めは興味から近づいていきますが、だんだんと受け入れて良い遊び相手になってくれるでしょう。
力の加減が難しく、遊びだすとつい強い力が出てしまうことがありますので、子犬などの体の小さな犬と遊ばせるときは十分に注意しましょう。
シベリアンハスキーの飼い方のポイント
シベリアンハスキーは他の愛玩犬とは違い、体の大きさと運動量の多さから気をつけて管理しなければならないポイントがあります。
どのような点に気をつけて飼育する必要があるのか、シベリアンハスキーを飼育するためのポイントについて紹介します。
食事管理
体が筋肉質で運動量の多いシベリアンハスキーなので、高タンパクで食事が向いています。
アレルギーにもよりますが、お肉にアレルギーがないのであれば穀物メインではなくチキンやターキーなどのお肉をメインに使ったドッグフードを選択しましょう。
トッピングにボイルした鶏ムネ肉を使ってあげるのもよいでしょう。
運動管理
シベリアンハスキーは運動量が多く、遊び好きな犬種です。
運動不足はストレスを溜める原因となりますので、毎日十分運動できる時間を作ってあげましょう。
散歩は1日2回、それで足りなければ自由に走り回れるドッグランの利用も検討しましょう。
運動不足は破壊行動にもつながります。
最近いたずからが増えた、性格がきつくなったと感じることがあれば、疲れるまで運動させてみるとすんなり解消するかもしれません。
室内環境
シベリアンハスキーはロシアの寒い地域で暮らしていた犬なので、日本の高温多湿の地域での生活は厳しいものとなります。
室温は24℃前後で保つことができるように空調管理しましょう。
気温の大きな変化は体調を崩す原因にもなりますので、エアコンは同じ温度で付け続けることが好ましいです。
しつけのポイント
シベリアンハスキーは、体重が重く力の強い犬種なので成犬になってから力でコントロールするのが困難です。
子犬の頃からしつけを念入りにおこない、力加減を教えてあげましょう。
また、様々な経験をさせて恐いものを減らしてあげると成犬になっても人間や犬やその他動物に慣れやすく、とても飼育しやすくなります。
子犬の頃のしつけが非常に大切な犬種なので、不安な場合はドッグトレーナーに相談しながら育てるのがよいでしょう。
まとめ
ここまでシベリアンハスキーいについて紹介してきましたがいかがでしょうか?
シベリアンハスキーはオスとメスで性格の傾向がありますが、基本的には温厚で優しく成犬になっても子犬のように甘えて遊ぶかわいい性格をした犬たちです。
見た目とのギャップから多くのファンのいるシベリアンハスキーです。
毎日、運動に十分な時間をとれる方であれば十分飼育できる犬種ですので、飼育のポイントを把握してシベリアンハスキーと楽しい生活をしましょう。