紀州犬とはどういう犬?しつけ方や性格・特徴についてご紹介!
柴犬と違い、猟犬の特徴が強い紀州犬。気が強い性格と危険な印象がある一方、しつけ次第で甘える性格になることも。そんな紀州犬の特徴や危険性、子犬の値段やしつけ方、寿命について画像とともに解説します。柴犬との違いも、値段や画像、寿命と比べてみればわかりやすいですよ。
最終更新日2020.05.06
紀州犬の性格
我慢強い
気が強くて危険と思われがちな紀州犬ですが、穏やかで我慢強い一面をもっています。無駄吠えが少ないことも、家庭で飼いやすい理由の1つです。
ただし、あくまで穏やかな面は信頼関係が築かれた飼い主に対して、紀州犬が見せる部分です。しつけがなっていない場合や、飼い主以外に対しては気が強い面が出てしまう可能性もあるので、紀州犬からは常に目を離さないようにすることが大切です。
忠誠心が強い
日本犬は忠誠心が強いといわれますが、紀州犬ももちろんその傾向が強い犬種です。心を通わせた飼い主には、忠誠だけでなく甘えん坊で愛らしい一面も見せてくれるところも紀州犬の魅力です。
一方で、知らない人に対して警戒心が強く、攻撃的になることも。この性質は日本犬によくみられるもので、日本犬が番犬に適した性質といわれる所以です。
好奇心が旺盛
とくに子犬のころは、好奇心旺盛のタイプが多く、遊ぶことが大好き。飼い主との信頼関係を築く時期でもあるので、思いっきり遊びにつきあってあげましょう。飼い主と触れ合う時間が多いほど、紀州犬が本来持つやさしい性格が強くなっていきます。
紀州犬の値段
紀州犬の子犬の値段は、平均5~15万円ですが、年齢やカラー、血統などで値段が大きく変わります。見た目のかわいさによっても値段が左右することもあるようです。柴犬も時期によって変わりますが、5~20万円が相場なので、値段は互いに似ているといって良いでしょう。
ただ、ペットショップではあまり見かけない犬種なので、信頼できるブリーダ―を探す必要があります。ブリーダーのほかにも、日本犬保存会や紀州犬保存会などに問い合わせてみるのも良いでしょう。
紀州犬のしつけ
運動時間をたっぷりとる
紀州犬は好奇心旺盛で運動量が多いことで有名です。そのため、運動量が不十分だと精神的にも過敏になり、ほかの人にとびかかる危険も。トラブルを回避するためにも、たっぷり運動させてエネルギーを発散させてあげましょう。
毎日の散歩はもちろん、1日1回以上思い切り運動できる時間を確保してあげてください。近くにドッグランがあると、なお良いですね。
信頼していない相手には従わないことがあるので、ロープを使った引っ張り合いや穴掘りなど、家族全員で犬と積極的に一緒に遊んで絆をどんどん深めましょう。
たくさんの人や犬と接する
飼い主には忠実ですが、そのほかの人にはなかなか警戒心が取れないのが紀州犬です。そのため、知らない人や犬に出会うと警戒心むき出しで攻撃的になってしまう危険があります。
トラブルを回避するためには、警戒心がそれほど高くない子犬のころから、なるべくたくさんの人や犬と接触する機会を与えること。はじめは抱っこしたままやキャリーケースにいれた状態で外の音や雰囲気などに慣れさせてあげましょう。
社会性を育てることは、しつけの中でもとくに重要なポイントです。
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紀州犬の性格といえば、4つの性格があります。